爺のつぶやき

石狩川のほとりに住む田舎の爺が、見たり聞いたりその日の出来事をつぶやいています。

農政に不信感

2010-12-02 21:52:00 | あれこれ
「これから日本は変わる」。
昨年、多くの国民は民主党政権に期待した。
「国民の生活が第一」「コンクリートから人へ」「税金を国民の手に取り戻す」
あれから15か月、臨時国会も明日3日閉会となる。
ねじれ国会でどんな法案が可決されたのか・・・?。
テレビを見ていると失言、撤回、謝罪、大臣の辞任、問責可決、呆れたり、腹が立つたり、これでは民主政権になっても、世の中さっぱりよくならない。
公約も次々と撤回して外交でも失敗を重ねている。


国民の期待を裏切り支持率が低下、それでも菅首相は11月末に「内閣支持率が1%でも辞めない」と云っている。


きのう来年度のコメの全国目標数量が都道府県別に配分された。
今まで生産調整に協力してきたところが減らされて、減反を守らないところが増えている。
まったく信じられないオカシナ配分である。
全国を上回る3.4%減の北海道の農家はカンカンに怒っている。



農水省は2011年産米は戸別所得補償制度導入で減反実績より需要実績が基本となり過剰作付けが多い県が手厚くなったという。
猫の目農政で批判された自民党時代でもこんな筋の通らない配分はなかった。


菅首相が突然表明した「TPP」参加、農業団体は国会議員も消費者も巻き込んで反対運動をした。
その反発を恐れてか菅政権は来年6月に先送りした。
農家も農業団体も民主党農政への不信感は根深い。

顧みると、07年夏の参院選で自民党は農政に失敗して大敗した。










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