カンヌで最高賞を獲った、ブラピとショーン・ペンが主演の親子の物語とはいえ、
超寡作の人、テレンス・マリック作品ゆえに、
まあ、いわゆる「普通」の感動作ではないことは予想できたのですが、
そう思って見ていても、その展開と映像に、ぶっ飛んでしまいました。(^^;)
宗教観が、極めて曖昧な自分のような人間でも、
なんとなく、投げかけてくる問いかけはわかるところもあるのですが、
役者さんたちが、全然登場しなくなって、延々、イメージ映像みたいなシーンが続くのには、
ちょっと、自分は、ついていけなくなってしまったのが、正直なところでした。
万人が理解できるとまではいかなくても、何か、別の表現方法があったのではないかなぁ?と。
これは、ほめているのでも、けなしているのでもないですが、
まだ20代だったころ、よく理解できてもいないのに、
タルコフスキーやテオ・アンゲロプロスの作品を観て、
半分くらい寝てたくせに、あーだこーだ言ってたころのことを思い出した作品でした。(笑)
たまには、こんな映画もいいかな。
http://www.movies.co.jp/tree-life/
『ツリー・オブ・ライフ』日本公式サイト
http://www.foxsearchlight.com/thetreeoflife/
"The Tree Of Life" USオフィシャルサイト