まかなーのブログ

今はブログより「フェイスブック」とか、「ツイッター」とかが主流になって「ブログ」は時代遅れかも知れませんね。

テレビドラマ 猫侍

2013-11-05 21:33:45 | 日記

「動物癒やし時代劇」というキャッチフレーズが付いている異色作である。
鋭い眼光、その剣の腕の凄さから「まだら鬼」の異名を持つ剣客「斑目久太郎」。
元加賀藩剣術指南役だが、今はしがない浪人暮らし。
金に困っていたので、化け猫退治を引き受ける。
呉服問屋の番頭から、主人をたぶらかしている猫を処分して欲しいと頼まれたのだ。
化け猫屋敷に潜入、目標の化け猫に接近遭遇するが、それは普通の可愛い猫だった。
人は切れてもつぶらな瞳の白い猫を切ることはできず、そっと連れ帰る。
依頼元には悪霊退散と書かれた壷を渡し、謝礼金を受け取ってしまう。
ここから、猫と侍の奇妙な物語が始まる。
猫耳を付けた娘が売る、猫の顔をしたドーナツもどきの「どにゃつぼう」。
猫のノミに悩まされ、探しまわる謎の「しゃもん」はシャボンのこと。
テーマミュージックは、どこか官軍の行進曲に似ているから、時代は江戸末期に違いない。
郷里に残してきた妻と娘の回想シーン。
娘が初めて作った味噌汁が、どうしても飲めない。
娘は傷つき、妻からは非難されるが、原因は猫舌のせいだった。
ただ、熱くて飲めなかっただけなのだ。
徹底的に猫にこだわっているところがなかなかおもしろい。
猫好きで、ちょっと洒落たドラマが見たい方は是非ご覧あれ。
チバテレビや、TOKYO MXなどローカル局で好評放映中だ。