みみずく医者の備忘録

名古屋市名東区の内科開業医です。日々の出来事や診察室でのエピソードなどを織り交ぜて綴ります。個人的なメモ代わりです。

4種ワクチン接種後に死亡 男児、他ワクチンも同時

2013-03-13 07:12:10 | 小児科
厚生労働省は11日、昨年11月に定期接種が始まった不活化ポリオ(小児まひ)、ジフテリア、百日ぜき、破傷風の4種混合ワクチンと他のワクチンの同時接種を受けた男児の死亡例が報告されたと明らかにした。
4種混合ワクチン接種後の死亡例としては初めて。
同省が詳しい経過など情報収集を進める。

■厚労省によると、死亡したのは生後6カ月未満の男児。
今月上旬に4種混合ワクチンと小児用肺炎球菌ワクチン、インフルエンザ菌b型ワクチン、ロタワクチンの同時接種を受けた後、死亡した。
医療機関から6日に報告があったという。

■4種混合ワクチンは従来のジフテリア、百日ぜき、破傷風の3種混合に不活化ポリオを加えたもので、標準で生後3カ月から1歳までに3回と、3回目の接種後1年~1年半の間にさらに1回追加接種する。

共同通信社 2013.3.12


<私的コメント>
当院では4種混合ワクチンもロタワクチンも接種の経験がありません。
予防接種で死亡したのでは悔やんでも悔やみ切れません。
今後の詳しい報道が待たれます。
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肝臓がん病巣の放射線治療開始

2013-03-13 01:09:08 | インポート
肝臓がん病巣の放射線治療開始 京大病院、世界初

京都大医学部付属病院(京都市左京区)は2013年3月11日、肝臓がんの患者を対象に、病巣だけを狙って放射線をピンポイントで照射する世界初の治療を始めたと発表した。
 
■京大や三菱重工業が共同開発した装置(Vero4DRT)を用いて、肝臓がんの男性患者へ同日までに計4回の照射を行った。
 
■呼吸などによって動く体内の病巣の位置を追尾して正確に狙うため、肝臓の正常な部分への照射量を従来法より16%少なくすることができるという。
 
■京大病院は同様の治療を肺がんの患者に行っている。
今回、肝臓がんの部位を捉えやすいタイプの部材(体内留置マーカー)にシステムを対応して治療対象を広げた。

出典 京都新聞 2013.3.12
版権 京都新聞社

<私的コメント>
タイトルだけでは何が世界初なのかよくわかりません。
内容を読んでもよくわからなかったのですが、どうやらピンポイント照射が世界初のようです。
そもそも肝臓がんは放射線感受性が良い、つまり効果が高いものなのでしょうか。



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