まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都紅葉ウオッチング(泉涌寺)11/19

2007年11月20日 | 京都市東山区

昨日、東福寺の紅葉の様子を調べに行きました携帯ブログでもお伝えしましたが、紅葉の盛りまでは、もう少しかかりそうですなお、通天橋を望むこの場所は、拝観料がかかりません。通天橋を渡ろうと思うと(大人:400円 小・中300円)です。橋を渡って、開山堂へ行くことができます。写真を見ると、雲がたくさんで、一瞬雨が落ちたんですが、やがて日の光が射して天気になりました。神秘的!(@@;)東福寺の昨年の紅葉の様子は【前ブログ】にて

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その後、歩いて15分ぐらいの、泉涌寺(せんにゅうじ)へ行きました。泉涌寺は、天平年間に弘法大師がこの地に庵を結んだ事に由来します。時を経て、宋の法式をとりいれた月輪大師がこの地に大伽藍を営み、寺地の一角より清水が湧き出たことにより、寺号を泉涌寺(せんにゅうじ)と改めました。この泉は今も湧き続けているそうです。仁治3年(1242)に四条天皇がこのお寺に葬られて以来、皇室とのゆかりが深く「御寺(みてら)」と呼ばれ親しまれています。(拝観料:大人500円 小・中300円 駐車場は少しあります)

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大門をくぐると、なだらかな下り坂が広がり、仏殿が見えます。徳川家綱により再建されたもので、重要文化財に指定されています。内部には、三尊仏(阿弥陀・釈迦・弥勒)が安置されています。広い堂内に、すっきり安置されているのが印象的でした。

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その後、特別拝観の御座所へ行きました。(大人:300円)現在の御座所は、明治天皇によって御所内にあった御里御殿を移築したものです。玉座の間はもちろん、女官の 間など、御所内の様子がよくわかります。(京都御所の拝観は内部に入れないので、こちらで見るといいですね。)

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この御座所の庭園の緑と赤のコントラストがなんとも素敵!こじんまりとして、静かに眺めていると平安時代のお姫様になった気分です。女官の気分じゃないですよー。(^m^;)

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ここの拝観は、法要がある日以外は公開しています。紅葉の季節は必見ですね。

P1060802_2また、大門をくぐって左には「楊貴妃観音像」が祀られています。唐の玄宗皇帝が楊貴妃を偲んで彫らせたものを、建長7年(1255)に僧の湛海(たんかい)が持ち帰ったものと言われています。

楊貴妃観音像は、重要文化財に指定されていて、美しく穏やかなお顔をしておられます。

美人祈願のお札がなんと200円で売られてました!200円で美人になれるのなら、苦労はしないのですが・・・。まぁ、努力もしてないですけど・・・。(^^;)

泉涌寺 http://www.mitera.org/

P1060781 泉涌寺へは、東福寺駅から徒歩で10分ぐらい歩きますが、坂道が続きけっこう大変です。また、東福寺からは15分ぐらいかかります。11月25日まで窯元陶器市が行われています。

東福寺を何度も訪ねたことのある方は、足を延ばして泉涌寺をの覗いてみるのもいいかもしれません。こちらも11月25日まで「月輪未生流」の生け花の花めぐりが、山内で行われています。御座所の他に、雲龍院のもみじ(拝観料:1000円)も素晴らしいと、帰りに乗ったタクシーの運転手さんが教えてくれました。(泉涌寺の帰り、あまりの疲れに・・・タクシーに乗りました。東福寺駅まで650円)


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