mairiの旅行記

欧州旅行記、フィギュアスケート観戦記、オーケストラ&バレエ鑑賞記など

Olympics Forever!

2014年02月24日 | 2014年2月:ソチ五輪~聖火と太陽の光の下で
EXも終わり、先ほど五輪の開会式が始まりました(さすがにLIVEで全部は見ないと思いますが)。ずっと自分の中で、目標と言うか、焦点にしてきたソチ五輪が、もうすぐ終わります。バンクーバーからの4年間は、やっぱり、過ぎてみればあっという間でした。

と、しみじみしたことを書いていますが、実は、録画をまだ全然見終わっていないのです(+_+)ペアのSP(ダンスSDもですが、抜粋放送だなんてヒドイ…)は見終わりましたが、FSは未見。男子SP・FSも現地で見て以来映像は見られていないし、フリーで神演技続出だったダンスと女子(ダンスはテッサ組FD、女子はカロFSで涙腺決壊)も、残業した関係で前半グループは仮眠に充てざるを得ず、後半しか見られていない始末。楽しみにしていた「ほぼ日」の「観たぞ!」も全然チェックできていない。
バンクーバーの時もそうでしたが、やっぱり現地に行ってしまうと、移動日は何もできないし、休暇前後はどうしても仕事のしわ寄せが来るしで、リアルタイムでの観戦は難しいんですよね。と言うことで、私の中で、このブログの中で、オリンピックはまだまだ続きます^^

今年は演奏会も2月にさっさと終わってしまったし、年度末までは仕事が忙しそうなので(寂しくなったフトコロのためにはありがたい、かな?)、夜中や週末に細々と録画を観ながら、ぽつぽつと感想を更新していければと思います。
(今年はその後にワールド生観戦@さいたまも控えているので、しばらくフィギュアネタでかかりそう(苦笑)昨年の夏休みの旅行の記録も書きたいのだけど…。)

バンクーバーは、自分にとって最初で最後の五輪観戦の筈でした。それが、お気に入り選手たちが案外現役を続行してくれたことで、ソチも行くことにしてしまい。準備をしている間は、これが最後になるだろう、と思っていたのですが、五輪観戦の楽しみを覚えてしまった今、次のピョンチャンも行こうかな、なんて思ってしまっています:P
だって、この4年間、公私共に環境の変化はいろいろあったけれど、なんだかんだでソチに来れましたから。韓国は何と言っても距離が近いし、きっと行けると信じたいと思います(笑)

さ、明日からは、ちゃんと日本時間で生活して、お仕事頑張らなくては!
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ソチ五輪~女子シングル

2014年02月20日 | 2014年2月:ソチ五輪~聖火と太陽の光の下で
FSの神演技祭りが素晴らしかった女子シングル。これを会場で観られた人は、本当に幸せだったでしょうね^^

1 SOTNIKOVA Adelina RUS 224.59 SP2/FS1
2 KIM Yuna KOR 219.11 1/2
3 KOSTNER Carolina ITA 216.73 3/4
4 GOLD Gracie USA 205.53 4/5
5 LIPNITSKAYA Yulia RUS 200.57 5/6
6 ASADA Mao JPN 198.22 16/3
7 WAGNER Ashley USA 193.2 6/7
8 SUZUKI Akiko JPN 186.32 8/8
9 EDMUNDS Polina USA 183.25 7/9
10 MEITE Mae Berenice FRA 174.53 9/11
11 MARCHEI Valentina ITA 173.33 12/10
12 MURAKAMI Kanako JPN 170.98 15/12
13 OSMOND Kaetlyn CAN 168.98 13/13
14 LI Zijun CHN 168.3 11/14
15 ZHANG Kexin CHN 154.21 14/15
16 KIM Haejin KOR 149.48 18/17
17 DALEMAN Gabrielle CAN 148.44 19/16
18 WEINZIERL Nathalie GER 147.36 10/21
19 GEDEVANISHVILI Elene GEO 147.15 17/20
20 HAN Brooklee AUS 143.84 22/18
21 PARK So Youn KOR 142.97 23/19
22 UKOLOVA Elizaveta CZE 136.42 20/23
23 GJERSEM Anne Line NOR 134.54 24/22
24 RAJICOVA Nicole SVK 125 21/24
25 McCORKELL Jenna GBR
26 FRANK Kerstin AUT
27 HELGESSON Viktoria SWE
28 POPOVA Natalia UKR
29 GLEBOVA Elena EST
30 WILLIAMS Isadora BRA

優勝は、なんとアデリーナ!SPもFSも、ジャンプがキレッキレでスピード感があって、素晴らしい迫力でした。正直、彼女のFSは衣装も曲も振付も(苦笑)あまり好きではなくて、シーズン中ずっと「もっと素敵なプロ滑らせてよ~」と文句を言っていたのですが、この日の彼女は、全てをねじ伏せるだけのパワーとオーラを放っていたと思います。リピンスキーやサラ・ヒューズのように、「金メダルをかっさらった」感のある演技でした。
それこそ、開催地決定のころから「ソチの星」と呼ばれてきたアデリーナ。でも、シニアに上がってからはイマイチ爆発しきれず、先に実績を出したのは、同期のリーザや後輩のユリアでした。「自分には本当に才能があるのかと、疑ったこともあった」と言うインタビューから、彼女が背負ってきたプレッシャーの大きさを改めて感じました。念願の、そしてロシア女子悲願の金メダル、おめでとう。今後も現役は続行してくれるみたいで嬉しいです^^

2位は連続表彰台のユナ。SPの6分練習の時は、ものすごくこわばった表情をしていたので、こちらまで心配になってしまいましたが、さすがの精神力と本番強さを発揮しました。ジャンプのキレは昔ほどではないですし、つま先や膝などの所作が気になることもあるのですが、でもやっぱりジャンプの流れが美しいな、と改めて思いました。特にSPは、衣装@たくわん(私はきれいな色だと思うけどなあ…)のひらひらした袖と、柔らかくて優雅な腕の動きが本当に合っていますね。終わった後のインタビュー、頂点を極めた後の4年間は、本当に長かったんだろうなあと思って泣けました。FSはまとめましたが、さすがに体力的にちょっとキツそうに見えたかな。
バンクーバーの頃のユナは、隙のない演技で全身を固めていて、闘争心にあふれていました。それはそれでカッコよかったけれど、今の、穏やかで自然なユナの雰囲気も、とてもいいなと思います。ものすごい重荷を背負ってきた選手生活、お疲れ様でした。

3位はユーロの女神カロ(^o^)SP(3F+3Tにびっくり!)もFSもノーミスですよー。なんだか勝負や試合というレベルを超えた、別次元の演技でした。何度見返しても、「美しい」以外の言葉が思いつかない。本人も振り付けのローリーも、感極まっていましたね。もちろん、見ているこちらも感激&感涙。
誰もが認める才能がありながら、地元のトリノも、バンクーバーも、メダル争いには絡めませんでした。表彰台に一番乗って欲しかった選手。本当に、本当におめでとう。そして、素敵な演技を見せてくれてありがとう。

堂々の4位はグレイシー。SPはさすがに緊張していたのか、ジャンプでちょっとヒヤっとする場面もありましたが、きっちりまとめたのはさすが。衣装は、意外と凝った作りだったんですね。プリンセスオーラ満開のFSも、あの流れの中でよく頑張ったと思います。彼女の3Lz+3Tはカッコいい!まだコーチを変えたばかりですし、来シーズン以降はメダリストに育っていくでしょうね。

5位のユリアは、ユーロ→団体戦とハイテンションできた疲れが出てしまったのでしょうか。特に団体戦の後は、マスコミの過熱ぶりもすさまじかったので(本当かはわかりませんが、練習していたモスクワのリンクの更衣室には、盗聴器まで仕掛けられていたとか…)、精神的にも大変だったのではないかと思います。SPもFSも、転倒もあってメダルはならず。いつもは世界観の感じられるFSも、全体的にせかせかしているような印象を受けてしまいました。キスクラのがっかりした顔が切なかったです。(ところで、ユリアのママは私と同い年くらいなのだとか。…へえ~。。。)

6位は予想外のジェットコースターとなったまおちゃん。結局、ソチでは団体・個人ともSPはうまくいかなかったんですね。SP後の進藤さんのインタビューは賛否両論だったようですが、私は良かったと思います。あの状況で、中途半端なフォローをしたら、却って白々しいと思いますし。通り一遍の「お疲れ様でした。FSも頑張ってください。」ではなく、「皆変わらず応援しています。」と言う一言は、とても暖かいと感じました。
一夜明けたFSは、予定構成を全て入れた素晴らしい演技。終わった後は、こちらもつられてうるうるしてしまいました。気力が先に立つ演技だっただけに、3Aも含めて「判定次第」と言う感じのジャンプも多く、全て認定とはいきませんでしたが、何せ元がお化け構成ですから(笑)、点数もがっつり出ましたね。目指していた結果ではなかったかも知れませんが、集大成と呼べるFSだったと思います。

アシュリーは7位。SPもFSも、まとめたよい演技だったと思います。セカンド3Tは最初から中間点狙いのようなところがあるので仕方ないにしても、他の要素もあまり点数が伸びなかったので、本人もちょっとがっかりしていましたね。アウェイな上に、グレイシーが一番手扱いだったので、若干不利だったのかも知れません。「サムソンとデリラ」は好きですが、「ロミジュリ」の完成形を見たかったので、プロを戻しちゃったのは残念。

この勢いで書いていると終わらないので(汗)、後は簡単に。
あっこちゃんとかなこちゃんは、ちょっと悔しい結果になってしまったでしょうか。ミスの有無と言うより、SPもFSもプログラムの雰囲気があまり出せなかったのが残念でした。
逆に、ミスはあったけれど、ちゃんと「らしい」演技だったのがゲデちゃんとマルケイ。特にマルケイは念願の大舞台だったと思うので、SPもFSも良い演技ができて嬉しかったです^^ゲデちゃんはFSをドンキに戻して正解でしたね。アメリカの新星ポリーナも、爽やかな演技で好印象でした。
初舞台に物怖じすることなく、FSに進んだ若手(結果は悲喜こもごもでしたが;)が多かった一方で、ユーロのベテラン勢のSP落ちが多かったのは残念。

それにしても、選手たちのプレッシャー、そしてそれを乗り越える精神力ってすごいですね。改めて、彼女たちの強さに感服です。そしてだからこそ、「銀盤の女王」の称号は価値のあるものなのだと思います。
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ソチ五輪~アイスダンス

2014年02月17日 | 2014年2月:ソチ五輪~聖火と太陽の光の下で
1位・2位争いも、3位争いも見応えたっぷりだったダンス。シングル以上にルールはわからないけど、やっぱりダンス大好き♪
(ペアSPに続き、SDの放送形態には怒り心頭でしたが…。あと、解説は誰かいい人いないの?若松さんはペアの解説ではもちろんキライではないですが、ダンスはやっぱりキツいでしょ;)

1 DAVIS Meryl / WHITE Charlie USA 195.52 SD1/ FDS1
2 VIRTUE Tessa / MOIR Scott CAN 190.99 2/2
3 ILINYKH Elena / KATSALAPOV Nikita RUS 183.48 3/3
4 PECHALAT Nathalie / BOURZAT Fabian FRA 177.22 4/4
5 BOBROVA Ekaterina / SOLOVIEV Dmitri RUS 172.92 5/6
6 CAPPELLINI Anna / LANOTTE Luca ITA 169.50 6/7
7 WEAVER Kaitlyn / POJE Andrew CAN 169.11 7/5
8 CHOCK Madison / BATES Evan USA 164.64 8/8
9 SHIBUTANI Maia / SHIBUTANI Alex USA 155.17 9/10
10 COOMES Penny / BUCKLAND Nicholas GBR 151.11 11/9
11 ZHIGANSHINA Nelli / GAZSI Alexander GER 150.77 10/12
12 ZLOBINA Julia / SITNIKOV Alexei AZE 148.63 14/11
13 HURTADO Sara / DIAZ Adria ESP 146.97 12/13
14 GUIGNARD Charlene / FABBRI Marco ITA 144.78 15/14
15 CARRON Pernelle / JONES Lloyd FRA 142.87 13/15
16 SINITSINA V / ZHIGANSHIN R RUS 140.66 16/17
17 TOBIAS I / STAGNIUNAS D LTU 139.00 17/18
18 PAUL Alexandra / ISLAM Mitchell CAN 138.70 18/16
19 KOLBE Tanja / CARUSO Stefano GER 130.56 19/19
20 OBRIEN Danielle / MERRIMAN Gregory AUS 128.53 20/20
21 REED Cathy / REED Chris JPN
22 AGAFONOVA Alisa / UCAR Alper TUR
23 HUANG Xintong / ZHENG Xun CHN
24 HEEKIN-CANEDY Siobhan / DUN Dmitri UKR

優勝は、貫禄の演技だったメリル組。ホーム/アウェイ(FDはロシア2組の後)とか、滑走順(なんと2日とも最終滑走;)とか、連勝のプレッシャー(ここ2シーズンは負けなし!)とか、もうそういったものは真の王者には関係ないんだなあと言う試合運びでした。私は今シーズンのプロは、特にSDが大好きで何度も見返してしまうのですが、本当にあっという間に終わってしまいます(メリルの衣装はGPSで着てたノースリーブの方が好きだけど…)。FDは、最初こそ緊張しているかなあと言う雰囲気がありましたが(最初の、メリルをふわっと担ぎ上げるところが、いつも程は余裕がなかったのが残念)、プログラムが進むにつれてどんどん引き込まれていきました。チャーリー、順位が出た時に泣いてましたね。念願の金メダルおめでとう^^

2位はテッサ組。いつものことながら、甲乙つけがたい1位2位でした。実は私は、FDでより感動したのはこちらの組でした。あまりにも美しくて、そして2人の思いが伝わってきて、ライブ観戦の時は涙涙でした。バンクーバー五輪で頂点を極めた後の、ソチまで4年間は、怪我などもあり、精神的にも肉体的にも本当に大変だったと思いますが、それでも進化し続けてきた2人を、本当に尊敬します。集大成の演技、素晴らしかったです。銀メダルおめでとう。

上位2組は、これで引退なのでしょうか。とても寂しいですが、新しいアイスダンスのパイオニアとして、充分過ぎるほど戦い抜き、貢献してきた4人ですものね。今までお疲れ様でした。そして、素敵な演技をたくさん見せてくれてありがとう。(でも、続けたくなったら、ぜひ続けてね!)

混戦の3位争いを制したのはイリニフ組(@_@)団体戦の最終日最終滑走を務めた時に、今までにない勢いを感じて「さすが地元五輪に合わせてきたなあ」と思ったのですが、そのままテンションを落とすことなく、個人戦のSD・FDも駆け抜けましたね。実際、FDなんかはちょっと雑かなあと思う個所もなかった訳ではないのですが、盛り上がるプログラムですし、何よりも本人たちがものすごくノッているのが伝わってきました。銅メダルおめでとう。

4位のペシャラ組もよかったです。SDのお洒落な雰囲気も素敵だったし、FDはスピードに乗った演技で引き込まれました。メダルに届かなかったのは残念ですが、彼らは彼らの集大成を見せてくれたと思います。
5位のボブロワ組は、SDもFDも少し固かったかな。FDが終わった後のカーチャの表情を見て、ものすごいプレッシャーの中滑っていたんだなあと切なくなりました。(その分、イリニフ達の方がのびのび滑れて、結果にも繋がった、と言うことなのかな。。。)まだまだ若い2人です。次の五輪だってその次の五輪だって出られる年齢なのだから、これからも頑張ってほしいです。
6位のカッペリーニ組、SDもFDもアンナちゃんのキュートさ(含・衣装)が前面に出ていました^^7位のケイトリン達は、これからのカナダを引っ張っていくエースとしての貫禄が備わりつつありますね。アルゼンチンタンゴ、カッコいい!

最近お気に入りカップルになりつつあるチョック組、クームズ組、そしてウルタド組がよい演技だったのも嬉しいです。今後ももちろん続行だと思うので、これからどう登っていくかが楽しみです。
一方で、シブタニ組は、最近の自分の中ではちょっと印象が薄いです。決して悪くはないのだけど、インパクトも出来も順位もまあまあ、と言う試合が多いような…。来シーズンからはコーチのペース配分も変わるだろうから、少し変わってくるかな。(イリニフ達も、少し前まではそんな印象だったのに、今回いきなり爆発しましたしね。)

リード組は、残念ながらFDには進めませんでした。彼らがSD落ちと言うのは予想外でしたので、本人たちもとてもショックだったと思います。(キャシーのブログエントリ(こちら)を読んで泣いてしまいました。。。)地元ワールドでは、ぜひ力を爆発させてほしいです。
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聖火と太陽の光の下で

2014年02月17日 | 2014年2月:ソチ五輪~聖火と太陽の光の下で
11日の深夜(日付的には12日)に羽田を出発し、2回の乗り継ぎの後、12日の夜にソチに到着。13日・14日の男子シングルを観戦し、15日に現地購入チケットでショートトラック(女子1500m&男子1000m)も観戦して、15日夜の便でソチを後にし、16日深夜(日付的には17日)に羽田に戻ってきました。
ソチの街はなーんにもなくて(まだあちこちで工事してたけど、完成したら何に使うんだろう?(笑))、太陽はぽかぽかと暖かく(Tシャツ1枚で歩いている人多数!)、聖火の燃え盛るオリンピックパークはひたすらのどかで、なんだか4年に一度の激戦の舞台とは思えない程でした。

男子シングルは、よい試合だったと思います。
SPが終わった時点で、1位2位が4点差、そして3位~11位が3点差(13位までも5点差)と言う状態だったので、FSは精神的にも技術的にもギリギリの戦いになるだろうな、と思いました。結果、ミスも多い内容となりましたが、それぞれが攻めた上でのことなので、むしろ清々しさを感じました。

羽生君、金メダルおめでとう。緊張はしていたみたいですが、めげずに攻めて攻めて攻めまくって、最後は勝負運までも引き寄せましたね。本当にすごいです。次は4Sも決めて連覇しちゃえ(^o^)
パトチャンは銀メダル。mairiはもともと羽生君びいきで、彼の金メダルはものすごく嬉しいのですが、心情的には、パトチャンに取らせてあげたかったです。バンクーバーからの4年間、男子フィギュアを引っ張ってきたのは、紛れもなく彼でしたから。
トリノ~バンクーバーまでの4年間で、消えかけていたクワドの火。ジュベールが必死で守って、プルシェンコがバンクーバー後に燃料も投下してくれたけれど、やっぱりそれが大きな炎となったのは、パトチャンのおかげだったと思うんです。ともすれば「スケーティング&トランジッション派」と「ジャンプ派」の対決になりがちだったクワド論争が、「両方あってこそ素晴らしい」という流れに変わったのは、彼が「オペラ座の怪人」でクワドを跳び始めてからです。
最後、五輪の女神は微笑んではくれませんでしたが、世界選手権3連覇と五輪の銀メダルは素晴らしい実績です。心から、おめでとう。

そして、銅メダルがテン君(^o^)そりゃ、候補の1人でしたけど、なにせ候補が2ケタもいる状態で、しかも早めの滑走でしたから、さすがに可能性は低いと思っていたんです。素敵な演技だった(この日数少ないスタオベをしました)ので、EXに残れる順位になれるといいなーと思った程度で。なのに、まさかまさかのごぼう抜きで表彰台。やっぱり、予定構成をきちんとこなすこと、そしてミスを最小限に抑えることって大事なんですね。
金銀については、順位はともかく羽生君とパトチャンがとることがほぼ決まっていたので、驚きはありませんでしたが、テン君の銅メダルは、まさに青天のハッピーサプライズ!おかげでテンションが振り切れてしまい、フラワーセレモニーでカザフスタンコール(会場はやっぱり旧ソ連系応援団が多かった)をしながらカザフ国旗を振り回していたら、そばのカザフ人に面白がられて写真を撮られてしまいました(^ ^;
それにしても、GPSも四大陸も、ギリギリの年齢まで出続けた世界ジュニアもメダルなしなのに、いきなりワールド&五輪のメダリストだなんて、ランビに負けない3月男ですね(笑)次の五輪までももちろん続けるでしょうから(彼のルーツの韓国での開催ですし)、羽生君と一緒に、もっともっと強くなっちゃいましょう^^

他にも、ジュベールやトマシュの最後の演技のこと、素晴らしかったアボットのこと、悔しかったであろうケヴィンのこと、そして日本の選手たちのこと。いろいろ書きたいことはあるのですが、現在進行形でダンスもやっていますし、女子にEXもありますので、そちらは録画を復習しながら改めて書きたいと思います。まあ、自分にとっても集大成の五輪ですし、何ヶ月かかけて書いてもいいかな、と:P

観客の私たちにとっては、4年間と言うのは本当に短くて、だからこそ「次もまた見たい」「次も頑張って」などと、ついつい思ってしまうのですが、アスリート達にとっては、やはり4年間はものすごく長いものなのでしょう。今後の去就は様々だと思いますが、ゆっくり考えて、納得のいく選択をしてほしいと思います。


最後に、棄権したプルシェンコについて。
SPの日は会場に早く着きすぎてしまい(セキュリティチェックなどでもっと時間がかかると思っていたら、そうでもなかったので)、ガラガラの客席の中で、開始を待っていました。そうしたら、ウォームアップ中のプルシェンコが出てきて、少しの間リンクを見て、また戻っていったんです。他にそういうことをした選手はいなかったので、どうしたんだろう?と思っていたのですが、恐らく、いろいろな思いがあったんでしょうね。

会場は第1グループが終わるころからものすごいジェーニャコール&ロシアコールで、こんな中でこの人は滑らなくてはいけないのか、と涙があふれてきました。
6分練習の開始時はものすごい勢いでリンクに出てきましたが、残り2分のところで跳んだ3A(回転は普通にしていたと思います)をステップアウトした後、明らかに様子がおかしくなり、その後ずっとコーチと話をしていました。そして、第1滑走にも拘らず、残り1分を切った中でもう一度試みたアクセルでは、回転すらできませんでした。もはや、わずかな可能性もなくなったのだ、と覚悟を決めました。

最初から個人戦に出るつもりなどなかったのだ、計画的な棄権だったのだ、と邪推する声もあるようですが、会場での彼の様子を見ていたら、そうではなかったことは明白だと思います。彼は、最後まで戦うつもりだった。最後まで抗ってあがいて、でも、やっぱり身体が持たなかった。
夢だった4度目の五輪の個人戦出場は叶いませんでしたが、それでも、ボロボロの身体で団体戦でSP・FSともクワドを決めたこと、そして金メダルの獲得に貢献したことは、驚異的なことだと思います。
ジェーニャ、今までありがとう。そしてお疲れ様でした。今後のセカンドキャリアが、充実したものであることを、心から祈ります。でも、まずはゆっくり休んでください。
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ソチ五輪~男子シングル(FS)

2014年02月14日 | 2014年2月:ソチ五輪~聖火と太陽の光の下で
なんとか、年度内に五輪録画を観終えることができました(^ ^;

<最終結果>
1 HANYU Yuzuru JPN 280.09 SP1 / FS1
2 CHAN Patrick CAN 275.62 2 / 2
3 TEN Denis KAZ 255.1 9 / 3
4 FERNANDEZ Javier ESP 253.92 3 / 5
5 MACHIDA Tatsuki JPN 253.42 11 / 4
6 TAKAHASHI Daisuke JPN 250.67 4 / 6
7 YAN Han CHN 246.2 8 / 7
8 LIEBERS Peter GER 239.87 5 / 9
9 BROWN Jason USA 238.37 6 / 11
10 BREZINA Michal CZE 233.62 12 / 13
11 VERNER Tomas CZE 232.99 13 / 12
12 ABBOTT Jeremy USA 232.7 15 / 8
13 JOUBERT Brian FRA 231.77 7 / 14
14 MAJOROV Alexander SWE 224.86 10 / 16
15 REYNOLDS Kevin CAN 222.23 17 / 10
16 HENDRICKX Jorik BEL 214.04 16 / 15
17 GE Misha UZB 203.26 18 / 17
18 AMODIO Florent FRA 198.64 14 / 18
19 MARTINEZ Michael Christian PHI 184.25 19 / 20
20 GODOROZHA Yakov UKR 182.19 21 / 19
21 BYCHENKO Alexei ISR 177.06 22 / 21
22 RAKIMGALIEV Abzal KAZ 174.4 20 / 22
23 KELEMEN Zoltan ROU 158.76 24 / 23
24 ROMANENKOV Viktor EST 139.99 23 / 24

全体的にミスが多い内容で、最終Gはノーカン祭りまで繰り広げられるという、若干微妙な大会でした(^ ^;攻めた選手が多かった結果だというのが、救いでしょうか。
TESとPCSのTOP6は
TES 1羽生君89.66、2テン君88.9、3町田君88.22、4パトチャン85.4、5ハンヤン80.6、6ケヴィン79.83
PCS 1パトチャン92.7、2高橋君91、3羽生君90.98、4ハビ89.14、5ジェイソン84.28、6町田君82.72(因みにテン君とアボットも82点台)
羽生君にノーカンがあったので、TESベースバリュー構成が一番高いのがまっちーだったり、ジェイソンのPCSがなかなかにすごかったりと、こういう風に改めて数字で見てみると、また面白いですね。

表彰台の3人については、思うところはもう結構書いてしまった(こちら)ので、簡単に。

羽生君、改めて見返すと、後半のスピードのなさが凄まじいです(苦笑)2階席からもわかるくらい緊張していたし(おかげで見ている私も大緊張;)、前半に転倒もあったので、相当体力を消耗したんでしょうね。それでも、後半すぐの3A+3T(加点2.43!)のクオリティはさすがで、何度見てもほれぼれしてしまいます。3連続の最後の3Sは、本田君の指摘の通り、ノーカンでした。フィギュアのルールって難しいわ。。。内容的には悔しかったかもしれませんが、金メダルは金メダル、素晴らしい結果です。五輪のFS神演技は、ぜひ次回で^^

パトチャン、最初の4T+3Tがものすごくきれいだった(GOEはなんと3点満点!)ので、そのまま行けるかと思ったのですが、本人が話した通り、その後のミスが多すぎました。後半はめずらしく疲れていて、スピードもなかったような気がします。終わった後の「あーあ」と言う顔が、切なかったです。

テン君は、いい演技でした。彼も最後ちょっと疲れてしまったのが、PCSに影響してしまったでしょうか。でも、あの大混戦でここまでできたのはさすがだと思います。去年のワールドと言い、本当にメンタル強いんだなあ。
テン君には絶対に世界チャンピオンになって欲しいし(北米大会と相性がいいので、2015年のボストンあたりかな)、次の五輪でもメダルを獲って欲しいし、2022年の五輪がアルマトイになったら(最終決定は2015年の夏なので、世界チャンピオンとしてテン君がスピーチするとちょうどいいね♪)そこまで続けて欲しいし、と勝手な夢はどこまでも広がるのだけど、それには、やっぱりもう一段強い選手にならなくてはいけません。でも、まだ21歳(五輪時はまだ20歳)、きっとやってくれるでしょう!

ハビは、悔しい悔しいザヤックになりました。せめて2Lzが3Lzになっていれば、結果は違ったかも知れませんが、スポーツにたらればを言っても仕方ありません。緊張もあったのか、プログラムの雰囲気もあまり感じられなかったような気がします。(もともと、世界観が特別にあるタイプのプログラムではありませんが、ワールドの演技の方がずっと雰囲気が感じられました。)

5位は大健闘のまっちー。実は、会場では第3Gの前の製氷時間に、スクリーンで開会式(だったと思う)の再放送をしていて、「火の鳥」のクライマックスの音楽が大音量で流れていたんですよ。ウォームアップを待つまっちーがその下でパワーをもらっていたので、「これはやってくれるに違いない」と期待して観ていました(笑)最初のクワドの失敗こそ残念でしたが、最後までスピードに乗ってよく滑っていたように思います。ただ、そのクワドの失敗がなければメダルに届いていた可能性もある訳で、本人は悔しそうでしたが…。でも、充分に素敵な逆バレンタインだったと思います。

6位の大ちゃんは、終始いい表情でした。PCS番長なだけに、もしかしたらハビ&テン君をギリギリ超えるかも?とも思ったのですが、さすがにTESが足りなさ過ぎました。意地でつけた3Aコンボのセカンドジャンプは、これまたノーカンだったようです。本人や本田君のインタビューから、本当に難しい五輪だったんだなあと感じましたが、その中でできる精一杯のものを見せてくれたと思います。お疲れ様でした。

7位~9位は、これからが楽しみな選手(若手じゃない人も約1名いますが(笑))が並びました。
ハンヤン、ものすごく緊張していたようですが、頑張りました!点数も出て、キスクラでは不安そうな顔から一気に笑顔になりましたね^^彼のスケーティングとジャンプの流れは本当に素晴らしいです。それだけに、他のところをもっと頑張って、とも思うし、逆に他のところが磨かれたら、どんなすごい選手になっちゃうんだろう、とも思います。
リーベルスも転倒こそありましたが、堂々とした演技で見事入賞。ノーカン祭りに参加してしまったジェイソンですが、最終滑走かつノリのいいプログラムと言うことで、観客の心をつかんでいました。男子シングルの爽やかな〆になったと思います。

ミハルは決まったジャンプは豪快だったのですが、やっぱりミスがいくつか出てしまいました。PCSが出るタイプではないので、ジャンプにミスが出ると辛いです。そろそろこのミス癖を卒業してトップに食い込んで欲しいのだけれど。

11~13位は、トマシュ、アボット、ジュベールと言う泣ける3人が並びました。それぞれ完璧ではなかったけれど、個性が存分に光る演技でした。
トマシュは、転倒はあったけれど、雄大な滑りが素晴らしかった。
アボットは、クワドは回避したけれど、プログラムの世界観を大切にしたノーミスの演技。(プロトコルの最終GOEでマイナスがついていないのは、24人中彼だけです。)
そしてジュベは、こだわりのクワドを2本。これだけは譲れない、と言う強い気持ちが感じられました。演技後の静かな表情も印象的でした。
必ずしも順位や点数に結び付いた訳ではなかったけれど、それぞれのスケートに対する思いが伝わってきた演技。生で観ることができて、本当によかったです。皆、キスクラでいい顔をしていたのも嬉しかったです。

ケヴィンは、URながら4+3+2も入れた、"Great fight!(byジョアンコーチ)"な演技でした。素人目にもギリギリのジャンプが多かったし、ジャンプの流れもなかったのは事実なので、点数が伸びなかったのは仕方ないかな。。
第1Gで印象に残ったのは、やっぱりSPに続きマルティネス君!スケーティングのスピードが本当に速くなりましたよね。3Aも2本入ったし、力はほぼ発揮できたのではないでしょうか。これからも、どんどん上手くなっていってね^^

さて、まだまだ語りたいことはたくさんあるのだけれど、これで私の中のソチ五輪は、ひとまずおしまい(^-^)4年後にどんな戦いが観られるかはわかりませんが、また会場で観ることができればいいな、と思います。
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ソチ五輪~男子シングル(SP)

2014年02月13日 | 2014年2月:ソチ五輪~聖火と太陽の光の下で
書き始めたら、きっと超長文になってしまうであろう男子シングル。それでも、やっぱりこれを書かずにシーズンは終われません。

<SP結果>
1 HANYU Yuzuru JPN 101.45 ( TES54.84 + PCS46.61 )
2 CHAN Patrick CAN 97.52 ( 50.34 + 47.18 )
3 FERNANDEZ Javier ESP 86.98 ( 43.87 + 43.11 )
4 TAKAHASHI Daisuke JPN 86.4 ( 41.75 + 44.65 )
5 LIEBERS Peter GER 86.04 ( 47.26 + 38.78 )
6 BROWN Jason USA 86 ( 45.39 + 40.61 )
7 JOUBERT Brian FRA 85.84 ( 45.11 + 40.73 )
8 YAN Han CHN 85.66 ( 44.94 + 40.72 )
9 TEN Denis KAZ 84.06 ( 43.49 + 41.57 )
10 MAJOROV Alexander SWE 83.81 ( 45.52 + 38.29 )
11 MACHIDA Tatsuki JPN 83.48 ( 40.98 + 42.5 )
12 BREZINA Michal CZE 81.95 ( 42.2 + 39.75 )
13 VERNER Tomas CZE 81.09 ( 42.11 + 39.98 )
14 AMODIO Florent FRA 75.58 ( 35.79 + 39.79 )
15 ABBOTT Jeremy USA 72.58 ( 37.21 + 37.37 )
16 HENDRICKX Jorik BEL 72.52 ( 39.88 + 32.64 )
17 REYNOLDS Kevin CAN 68.76 ( 33.98 + 36.78 )
18 GE Misha UZB 68.07 ( 35.64 + 32.43 )
19 MARTINEZ Michael Christian PHI 64.81 ( 33.31 + 31.5 )
20 RAKIMGALIEV Abzal KAZ 64.18 ( 34.5 + 29.68 )
21 GODOROZHA Yakov UKR 62.65 ( 34.08 + 28.57 )
22 BYCHENKO Alexei ISR 62.44 ( 32.05 + 31.39 )
23 ROMANENKOV Viktor EST 61.55 ( 34.16 + 27.39 )
24 KELEMEN Zoltan ROU 60.41 ( 30.4 + 30.01 )
25 RAYA Javier ESP 59.76 ( 28.91 + 30.85 )
26 PFEIFER Viktor AUT 56.6 ( 25.23 + 31.37 )
27 PARKINSON Paul Bonifacio ITA 56.3 ( 28.91 + 28.39 )
28 FIRUS Liam CAN 55.04 ( 27.47 + 29.57 )
29 KERRY Brendan AUS 47.12 ( 21.87 + 26.25 )
WD PLYUSHCHENKO Evgeny RUS

因みに、TESとPCSのTOP6は
TES 1.羽生君54.84(!)、2.パトチャン50.34、3.リーベルス47.26、4.マヨロフ45.52、5.ジェイソン45.39、6.ジュベール45.11
PCS 1.パトチャン47.18、2.羽生君46.61、3.高橋君44.65、4.ハビ43.11、5.町田君42.50、6.テン君41.57
でした。TESの3位・4位を事前に予想していた人がいたら、尊敬します(笑)そして日本男子のPCS平均がすごい。実績的には3番手扱いだったであろうまっちーも、ちゃんと評価されています^^ワールド高得点の布石は既にあったと言うことかしら?

1位はTESが1人ぶっちぎりの羽生君。出てきた時にはかなり緊張していたので、心配しましたが、始まってみれば動きはキレキレだし、クワドも含めてジャンプは超余裕だし、本当に「すごい!」としか言いようのない演技でした。
で、2位はもちろんパトチャン。ゆづ→ハビ→パトと、表彰台の超有力候補が連続している滑走順の最後だったこともあり、会場中が異様な緊迫感に包まれた中での演技でした。苦手の3Aでステップアウト(本田君によれば「回り過ぎ」らしい(汗))こそありましたし、テレビで見返すとステップでもミスがあったようですが、最初の美しい4-3も含め、素晴らしい演技だったと思います。ラフマニノフの静かな音楽に共鳴するパトチャンのスケート靴の音まで、作品の一部だと感じられたくらい、世界観が圧倒的でした。
3位は小ミスがありながらもまとめたハビエル。やっぱり緊張があったのかな。でも、このSP好き^ ^

4位の大ちゃん、調子の悪い中頑張りました。第2Gでプルが棄権し、第4Gに↑の3人が固まっていたので、第5G前の製氷時間でかなりのロシア人が帰ってしまい(汗)、会場は一種ホームのような雰囲気がありました。
5位にリーベルス、6位にジェイソン。2人とも、ほれぼれするほど素晴らしい演技でした。って言うか、リーベルスどうしちゃったの(笑)ジェイソンは完全にお客さんをつかんでいましたね。この人のリズムの取り方は天性のものなんだろうな。

皆大好き稲妻ジュベールは7位!改めて見返すと、コンボのセカンド3Tはかなりナナメで怖かったんですね。それでも、全てのジャンプをきちんと入れて、本人も納得の演技がここでできて、本当に感無量でした。最終Gに入れてあげたかったな。

ハンヤンの幅跳び3A(加点2.86!)は、生で見ると驚愕です。氷上の五輪マーク跳び越えてましたもん。それだけに、他のジャンプの小ミスがもったいない。でも、この大舞台でこれだけできたのは立派です。
テン君も、なんとかまとめましたな演技。PCSが結構出たのにほっとしました。テレビで見返したら、やっぱりちょっと痩せたような。。。本田君の解説を聞いても、結構キツイ状態だったんでしょうね。プログラム自体は好きなので、機会があればまた滑ってほしいです。
9位のマヨロフは、この日1番の愛を観客から受けていたと思います。ちょうどTOP3が終わって客席がちょっとリラックスしたタイミングだったし、何よりもロシアルーツの彼がロシア民謡でノーミスと言う状況だったので、第2Gで発散できなかったロシア人のエネルギーが全て彼に注がれた感じでした^^それを抜きにしても、ここ1~2年、本当に上手くなったなあと思うので、来シーズンあたりブレイクできるといいな、と思います。
まっちー、ミハル、トマシュはそれぞれミスがありましたが、演技としてはまとまっていたと思います。81点のトマシュまでが表彰台射程圏内な感じかな。チェコのジャージ、渋い国旗色ながらハートがいっぱいで可愛い♪

ここから先は、ちょっと悲しい感想が続きます。。。
アモは、出て来た時からオーラが全然なかったです。何か問題を抱えているのでしょうか、心配です。
アボットの転倒は、テレビで見返しても心臓が止まりそうになります。第2Gで、プル棄権のショックからまだ自分自身も立ち直れていない中での出来事だったので、もうパニックで大泣きしてしまいました。大きな怪我でなくてよかった。無事に滑り終えられてよかった。終わった後は、もちろんスタオベでしたが、彼だってメダル候補の1人。本音は、やっぱり神演技でスタオベしたかったです。
ケヴィンは転倒に回転不足で17位スタート。テレビで見ると、結構演技中に背中が見えてたんですね:P認定された4Tも正直ギリギリだったし、全体的に、良い時のケヴィンの勢いと言うか小気味よさがなかったと思います。念願の夢舞台のキスクラに、笑顔はありませんでした。点数を見た後、一心不乱にブレードを磨く姿が悲しかった。

プルの棄権については、帰国した時に書いたので(こちら)割愛。棄権を告げたプルの手を、レフェリーが握ったところをテレビで見て、再び号泣でした。

下位グループで印象に残ったのはヨリック、ミーシャ、そしてマルティネス。ヨリックは順調に階段を昇っていますね。最後の最後で出場権を得たミーシャは、素晴らしい出来でFS進出も決めちゃいました^^フィリピンの新星マルティネス、去年の四大陸で見た時も目を引くものがあったけれど、更に上手くなりました。技の引出も豊富で、観客の心をがっちり掴んでいたと思います。あと、ゾルタンのSPが好きなので、良い演技が見られて嬉しかったです。

終わってみれば、金銀メダル争いはTES番長とPCS番長の一騎打ち、銅メダル争いは3.5点差に9人、6点弱の差のチェココンビまで入れると11人がひしめく大混戦と、FSが最高にエキサイティングな試合展開になりました。さあ、明日の逆バレンタインは誰からいただけるでしょうか(^o^)
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ソチ五輪~ペア

2014年02月12日 | 2014年2月:ソチ五輪~聖火と太陽の光の下で
録画をチェックして、某ブログで「NHKを絶対許さない」と言われていた訳がわかりました。SPの抜粋放送かつFS第1グループ放送カットだけでも腹立たしいのに、FSの第3グループの75%を放送カットって、なんなんですか(怒)(怒)(怒)

1 VOLOSOZHAR Tatiana / TRANKOV Maxim RUS 236.86 SP1/FS1
2 STOLBOVA Ksenia / KLIMOV Fedor RUS 218.68 3/2
3 SAVCHENKO Aliona / SZOLKOWY Robin GER 215.78 2/4
4 PANG Qing / TONG Jian CHN 209.88 4/3
5 MOORE-TOWERS Kristen / MOSCOVITCH Dylan CAN 202.10 6/5
6 BAZAROVA Vera / LARIONOV Yuri RUS 199.60 8/6
7 DUHAMEL Meagan / RADFORD Eric CAN 199.53 5/7
8 PENG Cheng / ZHANG Hao CHN 195.72 7/8
9 CASTELLI Marissa / SHNAPIR Simon USA 187.82 9/9
10 JAMES Vanessa / CIPRES Morgan FRA 179.43 10/11
11 BERTON Stefania / HOTAREK Ondrej ITA 179.08 11/10
12 ZHANG Felicia / BARTHOLOMAY Nathan USA 167.21 14/12
13 WENDE Maylin / WENDE Daniel GER 166.25 12/13
14 LAWRENCE Paige / SWIEGERS Rudi CAN 161.98 13/14
15 DAVIDOVICH Andrea / KRASNOPOLSKI Evgeni ISR 147.73 15/15
16 DELLA MONICA Nicole / GUARISE Matteo ITA 137.86 16/16
17 ZIEGLER Miriam / KIEFER Severin AUT
18 TAKAHASHI Narumi / KIHARA Ryuichi JPN
19 KEMP Stacey / KING David GBR
20 LAVRENTIEVA Julia / RUDYK Yuri UKR

優勝は、トランコフの髪がちょっと伸び過ぎなヴォロソジャール組。ロシアのフィギュアチームの中でも、金メダル大本命と言うことで、ものすごいプレッシャーだったと思います。SPもFSもかなり緊張しているのがわかりましたし、いつもより動きが固いと感じました。それでも、SPは貫禄の出来、FS(タチアナさんがイエロー・ドレスになってたけど、白の方がよかったな~)もちょこちょこミスはありましたが、金メダルにふさわしい演技だったと思います。パートナーを組んでから4年弱、ここまで本当に突っ走ってきた感がありますが、今後も現役は続行(さいたまワールドは欠場だそうですが(涙))とのことですので、進化する2人の新たなプログラムを見られるのを楽しみにしています。金メダルおめでとう(^o^)

で、2位がストルボワ組。正直、技術ならヴォロソジャール組だし、美しさならバザロワ嬢だし(笑)、と言うことで、今まであまり強い印象がなかったペアですが、SPもFSも素晴らしかった!特に、FSのアダムス・ファミリーは間違いなくこの日の印象順位No.1ですね。SPから順位を上げたのも納得です。それにしても、ロシアンの精神力の強さってすごい。

悔しい3位がサフチェンコ組。SPはよかったのですが、FSはソロジャンプで男性が転倒。それでも、最後のスロージャンプを3Aにしてきました。結果は失敗で、3Sでまとめていたら手に入ったかも知れない銀メダルをも逃す形となりましたが、「欲しいのは金メダル」、と言う2人の強い気持ちを感じたチャレンジでした。さいたまワールドは来てくれる可能性が高いようなので、ぜひ素敵な『くるみ割り人形』(このプログラム大好き♪)を見せてほしいです^^

パントンは、メダルはならず4位でした。でも、SPもFSも、本当に彼ららしさが存分に詰まった演技だったと思います。FSは(衣装はあまり好きではないのだけど)彼らのこれまでのスケート人生を語っているようで、思わずうるうるしてしまいました。キスクラも、気心知れたメンバーで和やかでしたね。これで引退だそうです。お疲れ様でした。そして、長い婚約期間を経ての結婚おめでとう!

5位のムーアタワーズ組、SPもFSもスピードに乗った素晴らしい演技でした。プログラムの雰囲気を出すのが本当に上手い2人ですよね。あと、カースティンのヘアアレンジがいつも可愛い^^
デュハメル組は、悪くはなかったけど、ちょっと元気がなくて7位。団体のSPで神演技券を使っちゃった感が(汗)
で、カナダの間に飛び込んだのがバザロワ組。ちょっと雑なところなんかもあって、バザロワ嬢の美貌を生かし切れていない気がするのですが、プレッシャーに強いロシアンスピリットはさすがです。

ペンジャンは、本当に見る度に上手くなりますね。FSはさすがにシャンペンが緊張していたようでミスも出てしまいましたが、次の中国のエース候補として順調に育っているんだなあと感じました。
【閑話】「彼氏にしたいフィギュアスケーター投票」とかいう遊び投票があったようですが、私なら絶対にシングルの男性ではなく、「中国ペアの男性」に投票します:Pツァオ兄さん、ジャントン、ハオジャンにコンハンと、皆「気は優しくて力持ち」タイプですもん。
(まあ、実況によると、シャンペンは最初の頃、ハオジャンに叱られながら半泣きで公式練習をしていたとのことですが…。それだけキャリアの差があるということでもあるし、それだけシャンペンのポテンシャルが信頼されていたということでもあると思います。)

麗しのペルトン嬢とシュナピア嬢は、残念ながら上位には食い込めず。さすがに団体戦の疲れもあったのかな。
なるみちゃん組は、FSへは進出できませんでしたが、まだまだこれからの2人です。次の平昌まで、一歩ずつ頑張って(^-^)
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オリンピックネイル

2014年02月12日 | 2014年2月:ソチ五輪~聖火と太陽の光の下で
荒川静香さんがテレビでオリンピックネイルをやっているのを見て、自己流でやってみました。
本当はグラデーションにしたかったのですが、マニキュアの質(今後使わなさそうな色ばかりなので、プチプライス品なのです^^;)的に向かなさそうだったので、ラメのせで。
銀ラメの方が合うのでしょうが、オリンピックということで、ここはやはり金ラメにしました。

直前まで本当にバタバタでしたが、なんとかかんとか、ソチにむけて出発できそうです。
自分にとっても集大成の五輪、気合いを入れて行ってきます!
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ソチ五輪~団体

2014年02月09日 | 2014年2月:ソチ五輪~聖火と太陽の光の下で
初の試み、団体戦。色々と気の揉める試合でしたが(苦笑)、終わってみれば、なかなか良いイベントだったのではないかと思います。

1 Russian Federation 75 (L SP10/FS10 + M SP9/FS10 + P SP10/FS10 + D SD8/FD8)
2 Canada 65 (L6/6 + M8/9 + P9/9 + D9/9)
3 United States of America 60 (L7/9 + M4/7 + P6+7 + D10/10)
4 Italy 52 (L9/8 + M1/6 + P7/8 + D6/7)
5 Japan 51 (L8/7 + M10/8 + P3/6 + D3/6)
6 France (L5 + M6 + P4 + D7)
7 People's Republic of China (L4 + M7 + P8 + D1)
8 Germany (L2 + M5 + P5 + D5)
9 Ukraine (L3 + M3 + P2 + D2)
10 Great Britain (L1 + M2 + P1 + D4)

表彰台の顔ぶれは、大方の予想通り。意外だった点があるとすれば、地の利もあってロシアとカナダの点差が結構開いたことと、アメリカが序盤で苦戦したことくらい?
mairiのFS進出予想は4位通過フランス、5位通過中国or日本だったのですが、実際は女子が頑張ったイタリアが健闘。日本は、ペアとダンスで踏ん張れたのが大きかったですね。結果的に、なるみちゃん組もリーズも個人戦ではフリーに進出できなかったので、ここでフリーを披露できたことは本当によかったと思います。
中国とドイツは、一番手温存でやる気なし(笑)ウクライナとイギリスは、個人戦前の経験と割り切って楽しんでいる感じがしました。

ルールについて思うところは別記事に書くとして、特に印象に残った選手(=個人戦よりも印象に残った選手)の演技について。

1. エフゲニー・プルシェンコ(ロシア)
と言うか、私の団体戦の印象の90%はプルです:P(あとはユリアが5%、ケヴィンが3%で他選手が2%と言う感じ。)
SPは見ているこちらも緊張しすぎて、最初のジャンプ3本固め打ちが終わるまでは、(比喩ではなく本当に)息ができませんでした。そして、冒頭の4T-3Tの鮮やかさに、鳥肌が立ちました。一瞬たりとも目が離せない2分50秒。終わった後の会場の歓声と、選手仲間のスタンディングオベーション、そして本田君の友人ならではの解説に、涙が止まりませんでした。あの演技をソチでできて、本当によかった。
FSは、エフゲニー・プルシェンコ史上最高の迷作「ベスト・オブ・プルシェンコ」。…とりあえず、プログラムに対するコメントは止めておきます(+_+)さすがに終盤はスタミナ的にキツそうでジャンプの抜けなども出てしまいましたが、冒頭の4Tも含め、彼らしい演技ができたと思います。3Aも2本入って、ナショナルのリベンジも果たせましたね。
ここ数年の身体の状態を考えたら、この団体戦のSP・FSの演技は、本当に奇跡のようなものだったと思います。団体戦の前も後も(涙)いろいろあったけど、この試合に出場できてよかった。2個目の五輪の金メダル、おめでとう。素敵な演技を見られて、ファンとして幸せでした。

2. ユリア・リプニツカヤ(ロシア)
ロシア金メダルの立役者。SPもFSも、全く隙のない演技でした。FSなんて、「本当に4分も滑ってた?」と訊きたくなるくらい、あっと言う間に感じました。後半のジャンプ詰め込みも、振り付けの中に溶け込んでいる感じで、ものすごく自然なんですよね。もう素晴らしいの一言。
(因みに、ユリアFSの後に、日本応援席で拍手をするまおちゃん&大ちゃんをカメラが抜いてるんですが、2人の口の形が「すごいね」「うん、すごい」って言ってます(笑))
ただ、ここで圧倒的な演技をしてしまったことで、却って個人戦への集中が難しくなってしまった様子だったのは気の毒でした。まあ、まだ若いのだし、個人戦のメダルは次回まで取っておきましょう^^

3. ケヴィン・レイノルズ(カナダ)
パトチャンから引き継いでFSのみの出場。クワド3つは全て認定で、苦手な3A以外は大きなミスはありませんでした。昨シーズンの大躍進から一転、シーズン前半は試合に出ることができず、カナダナショナルも正直不安が残る内容だったので、ここで彼らしい演技を見ることができて、嬉しいと言うよりもほっとしました。この流れを個人戦に上手く繋げられたらいいなあと思っていたのですが、やっぱり難しいんですね。。。でも、念願の五輪に出場して、3クワドを決めて銀メダル獲得なんだから、十分すごいです。次の五輪も出てくれるといいなあ。

4. メーガン・デュハメル&エリック・ラドフォード(カナダ)
SPのみの出場でしたが、本当に素晴らしかった!このSP好きなので、完璧な演技を観られて嬉しかったです。いつもは良い演技をすると漢らしいガッツポーズを見せてくれる(笑)メーガンが、むしろ演技の余韻に浸ったまま、と言う感じで感極まっていたのが印象的でした。

5. マシュー・パー(イギリス)
個人戦の出場権がなかったパー。正直、知らなかった選手です(もしかしてユーロSPとかで見たことあるのかな?)。イギリスはFSに進めなかったので、SPのみの出場でしたが、この大舞台で自分のできることをきっちり見せて、SBを出しました。五輪競技のオープニングを飾るのにふさわしい、心のこもった爽やかな演技だったと思います。こういう選手にチャンスがあるなら、団体戦も悪くないかも^^

団体戦をやるからには、団体戦メダリストもEXに出られるのかと思っていたら、EXは従来通り、個人戦のメダリストだけでした。せっかく表彰台に乗ったメンバーなんだから、出してあげればいいのにね。
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心に響くプルシェンコ -Impressive Quotes of Evgeni Plushenko-

2014年02月05日 | 2014年2月:ソチ五輪~聖火と太陽の光の下で
心に響くプルシェンコ -Impressive Quotes of Evgeni Plushenko-


神が僕に才能を与えたことを 僕は知っている
才能には 大きな責任も伴うことも
与えられたものは すべて開けないといけない
この目的のために 僕は努力しなければならない
―エフゲニー・プルシェンコ


仕事やら演奏会の準備やらに追われつつ、HDDの容量確保の為に全米&全加の演技をつまみ視聴(全米アイスダンスの熱闘が素晴らしかった!)している内に、明日は早くも団体戦の開幕日。 既に初日エントリー(男子&ペア)も発表され、プルシェンコの名前が記載されているのを見て、にわかに緊張してきました。

98年の長野五輪で「フィギュアって素敵♪」とすっかり感化されたmairi&友人達が、1か月後のワールドで目を奪われた金髪つけ鼻(?)の少年は、その後ワールドチャンピオンになり、オリンピックチャンピオンになり、16年間にわたって、美を追求した「ニジンスキー」から、笑いを追求した「Sex Bomb」まで、数々の名演を残してきました。
背中、膝、腰。多くの怪我を抱え、身体にボルトを入れながらも、ここまで競技を続けてきたのは、やはり自国開催の五輪に特別な思い入れがあったからだと思います。

どうか、プルシェンコの身体が、最後までもちますように。順位や点数ではなく、彼自身が納得できる演技ができますように。
出場選手全員に頑張ってほしいし、メダルを獲ってほしい特定の選手もいるけれど、でも、ソチ五輪での私の一番の願いは、「ジェーニャがジェーニャらしく滑れること」です。

さあ、ソチ五輪、いよいよ開幕です!
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