世界バレエフェス全幕プロ『ドン・キホーテ』（7/27）～観劇メモ

夏だ！バレエフェスだ！…と言いつつ、今年は8月の予定が全く立たないので、全幕1公演のみの鑑賞になる可能性も高いんですけど…(T_T)

主要キャスト：
キトリ／ドゥルシネア姫　…　ミリアム・ウルド＝ブラーム
バジル　…　マチアス・エイマン
ドン・キホーテ　…　木村和夫
サンチョ・パンサ　…　岡崎隼也
ガマーシュ　…　樋口祐輝
メルセデス　…　奈良春夏
エスパーダ　…　柄本　弾
ロレンツォ　…　永田雄大

2人のキトリの友人　…　吉川留衣、二瓶加奈子
闘牛士　…　宮川新大、森川茉央、杉山優一、ブラウリオ・アルバレス、和田康佑、金指承太郎、宮崎大樹、岡﨑　司
若いジプシーの娘　…　伝田陽美
ドリアードの女王　…　三雲友里加
3人のドリアード　…　政本絵美、榊優美枝、柿崎佑奈
4人のドリアード　…　岸本夏未、金子仁美、中川美雪、安西くるみ
キューピッド　…　足立真里亜

ヴァリエーション1　…　吉川留衣
ヴァリエーション2　…　二瓶加奈子

指揮　…　ワレリー・オブジャニコフ
演奏　…　東京フィルハーモニー交響楽団

観終わった感想。「やっぱりドンキはいつ観ても楽しい♪」

お目当てのマチアスは、先月のケガの影響か、絶好調と言う感じではなかった（前半はジャンプ系抑え目、かつ小柄なミリアムを持ち上げるのがちょっと大変そう）のですが、それでもきっちり見せてくれました。キレの良い回転と、どんな時もぴっちり伸びたつま先が美しい。

ミリアムは、お転婆と言うよりはいたずらっ子な感じの可愛らしいキトリ。ドルシネア姫はキラキラオーラ満載で幸せな気持ちになりました。回転の際にティアラを頭から吹っ飛ばしてしまったのだけど、ドンキホーテが上手く回収していました（笑）

全体的に、主役2人は、ドヤ感よりも周囲との調和を大切にしていたように感じました。

脇を固める東バ陣もノリノリで盛り上げていました。
メルセデスの奈良さん、キレキレでカッコいい^^柄本さんは、もともと膝下のラインで損している（おかげでつま先もきれいに見えない；）と思うのですが、白タイツのエスパーダ衣装で、更にマチアスと並んでしまうと、ちょっと辛いです。

キトリの友人の2人は、特に吉川さんが素敵でした。
木村さんのドンキホーテの、上品で夢見がちな感じも物語によく合っていました。サンチョパンサのトランポリンは、もう少し思いっきり高くやってほしかったかな。

演奏は、さすが東フィルだなあと言う感じのまとまりでしたが、もう少し派手でも良かった気がします。

　　　
あー、やっぱりABプロも観たいなあ。Aプロだけならいけないかな。。。