mairiの旅行記

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シュツットガルト・バレエ団「オネーギン」(11/3)~観劇メモ

2018年11月21日 | 鑑賞記
この舞台だけは絶対観たい!と産前から熱望していた、ヴィシ様客演の『オネーギン』感想です^^

主要キャスト:
オネーギン … ジェイソン・レイリー
レンスキー(オネーギンの友人) … マルティ・フェルナンデス・パイシャ
ラーリナ夫人(未亡人) … メリンダ・ウィサム
タチヤーナ(ラーリナ夫人の娘) … ディアナ・ヴィシニョーワ
オリガ(ラーリナ夫人の娘) … アンナ・オサチェンコ
彼女たちの乳母 … ソニア・サンティアゴ
グレーミン公爵(ラーリナ家の友人) … ロマン・ノヴィツキー

指揮 … ジェームズ・タグル
演奏 … 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団


もう日本でクラシック全幕を踊ることはないかも、と思っていたヴィシ様の全幕客演。タチヤーナ役はABTのフェアウェルでも選んだくらいなので、思い入れがあるのでしょうね。期待通りの、ドラマティックで素晴らしいタチヤーナでした。

1幕は、しくしく泣いちゃう田舎娘。ちゃんと野暮ったさも出せるのがさすがです。
鏡のパドドゥでは、本当に初々しくて幸せそうで、こちらまで幸福な気持ちになりました。なんとなくですが、産後初の全幕と言うことで、ヴィシ様自身の「踊れる喜び」もあふれていたように感じました。(それにしても、まだ産後半年も経っていないのに、この回復力ってすごすぎる…!)
それが、3幕ではさすがの華やかさ。やっぱりこの人の「華」は無敵だなあと再認識させられました。ラスト、泣き崩れるのではなく、毅然とした様が神々しくて、でもそれがいっそう悲しくて泣けました。1幕の少女とは別人の、成熟した強い女性でした。

対するレイリーのオネーギンは、前回に続いて2度目の鑑賞。安定感はあるものの、強い強いヴィシ様タチヤーナと並ぶと、ちょっと情けなさが前面に出てしまったかなあ。。。まあでも、ヴィシ様相手じゃ誰でもそうなるか(^ ^;
1幕は結構嫌なヤツ。舞踏会で調子に乗って、レンスキーとこじれるあたりの演技が上手かったです。
鏡のパドドゥでは、ほぼヴィシ様を持ち上げる黒子のような存在になっていましたが、却って夢の中感が出ていて良かったように思いました。
3幕で後悔の念に駆られる場面は、ちょっと女々しいくらいで、その流れのまま(?)に情けなさMAXのクライマックスへ。…うーん、やっぱりそこはもう少し存在感が欲しい!

主役以外では、オリガのオサチェンコと、レンスキーのパイシャのカップルがとても良かったです^^オサチェンコは、シュツットガルト来日では何度か観ているのですが、どんな役もしっかりこなす印象。パイシャは若手枠なのかな?彼のレンスキーはまっすぐで生真面目で、だからこそオネーギンの事が許せなかったんでしょうね。このカップルの1幕のラブラブっぷりがあったからこそ、2幕の悲劇が際立っていたと思います。
あと印象に残ったのは、グレーミンのノヴィツキー。渋い存在感があって、彼のオネーギンも観てみたいと思いました。(確か、前回の来日では配役されていた筈。)

群舞は、1幕の名物・村人の連続グランジュテが壮観で、本当に鳥肌が立ちました。3幕の舞踏会場面もですが、結構体力要りますよね、この振り付け。。。

衣装や舞台装置も、何度観ても素敵だし、曲もチャイコの小品寄せ集めと思えない位一貫性があって素敵だし(オケも頑張ってました!)、やっぱりオネーギンはいいですねえ(*^_^*)

 
 

↑レディース用が売り切れだったので、無理やり子供用を買ったTシャツ(まあ、ドイツ人の12-14歳用なので、、、)
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