アウェイ千葉戦は0-0のドロー

緊急事態の千葉が、がっちりとブロックを作って守り、
持ち前の堅い守備がさらに強固になり、
そこから点を挙げられず0-0のドローゲームになりました。

前半開始直後、山形はうしろでボールを回すことから始め、
今日の前半はこんな感じで行くのかと感じさせました。
これはたぶん前半は千葉の選手の体力を奪い、
カウンターも怖いし、後半勝負かと思わせてくれました。

千葉はサウダーニャ、櫻川選手の前線が強力。
守備を固めて、奪ったボールは両選手に送り、
あとは個人技で得点を狙うと言った戦い方。
今の千葉の状況からの策なんでしょうね。

千葉はやはりいい守備で、
特に福満、チャン選手あたりは、うまさが目立ちました。


後半も同じような展開。
ボールが保持できるサウダーニャ、櫻川選手にボールを送ります。

山形は徐々にPA近くでボールが回るようになりますが、
とにかく千葉の守備が堅くなかなか得点に至りません。

65分、前節と同じような交代カード。
吉田選手に替え山田選手。
横山選手に替え國分選手。
加藤選手に替え河合選手。


ここでリズムの変化を期待しましたが、
それまでのリズムを急に変えるのが、なかなか難しいのか、
前線にボールを素早く送ることや、素早いボール回しが
前節程はうまく出来ませんでした。

解説の方も言われてましたが、相手守備の整わないうちに
すばやく攻撃したかったですね。

藤本選手に代え木戸選手。
藤田選手に代え岡崎選手。

河合選手にもう少し選手が絡めれば、
チャンスもできた感じがしました。
連携の部分がもっと良く成れば、得点も可能な感じがしました。


千葉は緊急事態ということもあって、
この戦い方がベストだったんだと思います。
このがっちり固められた相手にどう得点するか、
これは難しい課題なんでしょうね。

よかったのは、木村選手。
前半、後半ともいいプレーが随所に出てました。
後半見せたスピードでボールを外にクリアしたプレーは
加賀選手を彷彿させてくれました。

吉田選手も試合を重ねるごとに良くなっている印象です。
藤本選手はこの状況で前回のようなプレーがなかなか出せず、
連携の部分もこれからか。

千葉の強力な前線をよく抑え、
守備陣の良さは出た気がしますが、
攻撃の面で、チーム状態もまだフルスロットルとは
行ってない状態なんでしょうね。

これから少しづつエンジンがかかることを期待し、
ホーム開幕戦までは、そこに近い状態までになり、
仙台戦ではぜひ勝ちたいものです。