突然,不治の病になりましたとさっ。

病気が大っキライです。
何年経っても受容できず、コントロールの愚痴、毎日の出来事を愚痴る後ろ向きブログです。

受容とカミングアウト

2010年10月29日 | 私=my
私は、自分の「病気」をカミングアウトしていません。




発症した時、1ヶ月以上、入院しましたが、私の里にも、ダーリンの実家にも知らせませんでした。

仕事をしていたので、会社には連絡しましたが、病院名は、絶対、伝えないようにしました。

見舞いに来られたり、病気の事を聞かれるのがイヤだったからデス。

私自身、よく判っていなかったし、すぐ治ると思っていたし。






ですが。

なかなか退院できず、病名も告げられず、(主治医先生から『特発性劇症1型糖尿病』と告げられたのは、入院してから20日以上経ってからデス。)

だんだん、不治の病であることの理不尽さに泣けてきました。








私が、周りにカミングアウトしないのは、ソレが「糖尿病」だからでも、自己注射が必要だからでもありません。


治らないからデス。


たとえ、私の病気が、IDDMでなくても、白血病でも、癌でも。

ソレが不治の病なら、カミングアウトしません。





こんな私は、ご理解いただけないでしょうか?




「不治の病」でも、自己注射をすれば、普通と変わらなく生きていけるんだから共存することを考えましょう。

そーゆー先生方やお仲間さんのお考えは理解できますが、私自身には置き換えられません。

また、「病気」という表現もお嫌なお仲間さんもおいでかもしれません。

「持病はありますか?」の問いかけに、戸惑う事はありませんか?





「元気な病人」の私は、努力して努力して、頑張って頑張って、無理をして、一生、カミングアウトしないと思います。

そして、墓場まで持っていくでしょう。

  (でも、お棺には、インスリンは入れませんっ、たぶん・・・)













毎度、根暗な愚痴グチぐちブログですまんです。


こーんな事を思ったのは、先日、難病指定の病気をカミングアウトしたママ友に対して、

ほかの仲良しママさんが、

「やっぱり、不治の病を持っているって大変だもの。私たちにはわからないけど、辛い事も多いんじゃない? 」と、発言されたからです。


別に、彼女に大意はない。


私も、その言葉に、ショックを受けたわけでも、傷ついたわけでもありません。





ただ、なーんとなく、

一生、インスリンを持ち歩く私。

死ぬまで使い続けるだろう、(たぶん)


なら、お棺には・・・? と、思っただけです。



病気を受け入れ、前向きな方達は、メガネをお棺に入れるように、インスリンも入れるのでしょうか?