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芦屋市市議会議員 いとう まい のブログ

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福島第一原発事故と災害廃棄物の処理受け入れ

2011-11-25 19:05:13 | Weblog
今日は「自治体議員勉強会」出席の為に堺市まで
出かけて参りました。

<講師>
・伊藤 宏氏(プール学院大学短期大学部准教授)
・海老澤 徹氏(元・京都大学原子炉実験所助教授)

<報告>
・災害廃棄物に関する堺市の取り組み
 小坂 弘泰氏(堺市環境局環境事業部廃棄物政策課長)

東日本大震災による福島第一原発事故は、被災地の人々だけでなく
西日本住む私達の生活も大きく変える事態であります。
新聞で時より報道されていますので、ご存知の方も多いとおもいますが
各自治体が放射能汚染された災害廃棄物(がれき)の受け入れを迫られたいたり、
これを拒否した場合の処理にどう対応すべきなのか。
をテーマに勉強会が開催されました。

●芦屋市の対応
地震後はじめての国からの「がれき処理」の受け入れに対して
10トン/日、2500トン/年の受け入れが可能であると手を挙げておりましたが、
その後、放射能汚染の危険性などの実態が明らかになりました。
改めて先月に国から受け入れについてのアンケートが会った際は
現在の情報では検討する為の情報が少なすぎ、
「受け入れるいか否かの検討が出来ない。」という回答を行っています。

放射能物質汚染は目に見えない分、分かりづらく怖さを感じます。
これまで、ほとんど生活の場で耳にしなかったベクレル・シーベルト等の
単位をはじめ、私達はほとんど放射能についての知識がなかった中で
起った今回の事故ですが、冷静に対応を見極める必要があると思います。

●被災地支援と地域の安全は別
会の中では「大規模な震災に対して出来る限りの支援を想う気持ちは
とても重要であるが、地域の安全とは離して考えるべき」との
声が多かったように感じます。
2005年に行われた「原子炉等規制法の改正(クリアランス制度)では、
廃棄物の量を減らすための改正であり、原子炉の廃棄物の対応については
後手後手の施策が行われていると思います。

●がれき受け入れ自治体
新聞では東京が今月か11月に1000トン、平成23年度中に11.000トンの受け入れを
開始しているほか、大阪市でも受け入れられているようです。
また、山形県でも受け入れの体制を整えているとの報告がありました。
兵庫県知事は、受け入れ体制の可能性があるという趣旨の発言をされたようですが・・・
また、大阪府では放射線が少ないとされている岩手県の災害がれきを広域処理するか
検討する委員会が9月下旬から開催されていますが、予定の回数を大幅に
超えて今後も検討がなされるようです。

●受け入れにおいての課題
・がれきを受け入れ焼却した後の最終処分方法が、陸上処理になっていますが
 兵庫県でこれが可能であるのか、埋立地を利用した処理も陸上処理にあたるのか
・放射性物質を含んだがれきは焼却すれば濃度がありますが、この測定が
 確実に行われるのか
・国が示している基準値が妥当であのるか
・不法投棄が発生しないのか
・国が示す汚染値を信頼できるのか、どのように値を測定するのか


私自身、放射能については知らない事が多く、正確にお伝えできているのか
不安を感じるところですが、今回の決定は私達の子供や孫の世代にまで
大きく影響する問題でありますので、選択を誤ることは避けなければならないと
思います。
がれきの為に、復興が進まないという報道がよくなされていますが、
復興が進まない理由としては、がれき以上に他の大きな壁がいくつもあると
いう見解もあります。
災害がれきの受け入れが進んでいない中、被災地で焼却炉の建設・運営を
行う事は、被災地への支援になるとの声もありました。

この問題に対しては、感情論に走るのではなく
しっかりと情報収集を行いながら、見極めていきたいと思います。
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2 コメント

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災害がれきの受け入れについて (amiko)
2011-11-29 11:30:22
初めて投稿させて頂きます。芦屋市在住の者です。
今回の瓦礫の件に不安を感じております。
芦屋市のみならず、日本全国で処理することは、全国が薄く広く汚染されることにつながると思うからです。
汚染のない食料も限られ、子ども達の逃げ場をなくすだけだと思います。
マスコミなどは拒否することが被災者イジメのように写しますが、本当にこの支援の仕方が、次世代に責任のある処理の方法とは思えません。
現に、関東の処理場では、行き場のない高濃度焼却灰や、汚染された排水がストップしていたり、実害が起こっています。何でもかんでもイヤというのではなく、現在の日本の廃棄物処理施設では、放射性物質に対処しきれないのが明白です。そのことを認識し、何の対策もしない国に対しても不信感を覚えます。
放射能の事を自分なりに勉強しました。放射能は戦える相手ではないと思っています。
おっしゃるように絶対に選択を誤ってはいけないと思います。
どうか慎重にご検討いただけるよう願います。
受け入れについて (いとうまい)
2011-11-29 17:22:38
amiko様、コメント有難うございました。
勉強会の中でも、「放射能は封じ込めるしかない」という趣旨の発言ありました。
芦屋市としても、被災地支援と地域の安全とを区別しながら慎重に検討に行っており、近いうちに最終的な結論を決定するように聞いております。
よい結論をご報告出来るよう、しっかりと働きがけも致して参ります。

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