たそがれオヤジのクタクタ山ある記

主に北関東の山を方向音痴で歩いています。山行計画の素材にされても責任は負いかねます。お気軽にコメントをお書きください。

林道終点から小法師岳に行ってみた。下りでテープに惑わされて大失態。

2016年04月11日 | 足尾の山
◎2016年4月9日(土)

餅ヶ瀬林道ゲート前駐車地(7:03)……地震観測所(7:20)……雨量観測所(7:52)……林道実線部終点(8:07)……林道破線部終点(9:01)……1690m標高点(10:45~11:00)……小法師岳(12:44)……南下開始(13:09)……地震観測所(15:09)……駐車地(15:45)

 以前から、餅ヶ瀬林道の終点から小法師尾根に取り付いてみたいと思っていた。小法師尾根に南側から登ったのは、過去に2回、唐風呂林道から今倉沢沿いの歩きがあるが、餅ヶ瀬林道から直接上がったことはない。
 諸氏のネット情報を確認すると、餅ヶ瀬林道の破線路部分はすさまじい崩壊地のようだ。果たしてどこまで歩けるか問題だが、地図上の終点に接する1690mに直登する南尾根を第一候補の歩きとし、林道途中での退却を想定して、7~8か所の候補ルートにマーカーを入れてみた。
 この林道にこだわる理由にさしたるものはなく、松木奥と同様に、餅ヶ瀬の奥もまた足尾の最深部といったイメージがあり、そこを歩いてみたいというだけのこと。中尾根から中袈裟丸山に登ったことはあるが、自分には餅ヶ瀬川(砥草沢)と小法師尾根に挟まれたエリアはブランクのままになってもいる。

 釣りはすでに解禁になっているのに、林道ゲート前の駐車地には車は一台もなかったし、ここに来るまでの空き地に車を見ることはなかった。今年のセシウム値、少しは安定したのだろうか。昨年の今時分、地元の方が嘆いていらしたが。
 さっさと出発する。気温は4℃と寒い。風がないだけまだいい。足をどうするか迷ったが、林道がガレていたらまずいだろうと、スパ足袋ではなく登山靴にした。

(唐風呂林道分岐)


(対岸の滝)


 唐風呂林道の分岐。帰路は安全を期すればここに出るようになるかもしれないが、できれば、帰路もまた餅ヶ瀬林道に直接下るルートをとってみたい。マーカールートはすべて餅ヶ瀬林道を起終点にしている。
 榮松橋を過ぎると、路肩に車が一台。だれもいない。釣りか作業関係者だろう。地元の宇都宮ナンバーだ。右手に滝が見える。沢の水量は多い。数日前の雨の影響かもしれない。袈裟丸橋通過。ふみふみぃさんは、昨年の10月にこの辺から登られたようだ。マーカールートには、これもまた含めている。沢沿いに踏み跡らしきものが続いているように見える。

(地震計)


(こちらは雨量計)


(押溜沢はここから)


 いつも何気なく見ている箱型の施設を通過。今日は気になって、説明書きを読むと地震計だった。知らなかった。てっきり雨量計とばかりに思っていた。結局、今日の帰路の終点はここになってしまった。裏手の林を覗くと間伐が放置されていて、歩くのには嫌らしく感じる。見落としたのか、ここにマーカーは引いていない。
 左手に餅ヶ瀬八号ダムを見る。やはり水量がある。袈裟丸連峰の一角が見え出す。続いて石を積んだカマド。これは釣り人のものだろう。
 餅ヶ瀬川がどんどん高くなる。まだ寒い。後で知ったことだが、この辺、クマがちょくちょく出没するらしい。そうとは知らずにスズも付けずに不用心に手持無沙汰に歩いている。
 右の高台にコンクリの施設が見える。初めて目にしたのか、あるいは気にも留めなかったのか、はてまた記憶から消えているだけなのか。上がってみると、これが雨量計だった。背後はなだらかに見え、帰りはこの辺に下り着きたいものだ。というよりも、下りの候補の第一は小法師から少し西に戻って、1260m標高点経由でここに出るルートがいいと思っているし、この先の林道の状況によっては、ここからの登りになる可能性もある。一応、周囲を見渡しておく。
 すぐに押溜沢に下る場所に着き一服する。林道のこの先は歩いたことがない。崩壊という言葉がちらつき、少しは緊張もしている。ここに来るまで50分かかっている。林道歩きとはいえ、今日は何となく身体が重い。

(しばらくはこれまでの延長の様相)


(こうなると車は通れない)


(だが、こう戻ったりする)


 林道はしばらくはそのままの状態が続いていた。車の轍も残っている。落石箇所もあるが、まだ小さな石程度のものだ。右の沢にはドラム缶が転がり、左下の本流は少し低くなり、河原の日陰には雪が残っている。今のところありきたりの廃れた林道の風景だ。
 道幅が次第に狭まり、右・山側からの土砂が流れ込むようになる。もう車の通行は無理だろう。すでに実線部は終わり、破線部に入っている。手前下に車の転回用か、ちょっとした広場が見えていたが、使われている気配はない。

(向こうからやって来た)


(袈裟丸が見えてくる)


 右斜面がとうとう崩れ、今度は大きな石がふさぐようになった。部分的に道が消えたりするが、すぐに復活もする。左下の切れ具合はまだ恐怖を感じるほどでもない。このないないも、次第にあるあるになっていく。
 左斜面に沿った石組のヘリだけが顔を出しているところもあって、そういうところは歩きやすいが、下を覗くと、再び高くなった沢までは斜面は崩壊していて、踏み外しでもしたらそのまま沢に転落だろう。石組すら残っていないところの通過はかなり危うく、ズルズルとならないよう慎重な歩きになる。ノドが渇き、現存の部分では一息入れ、水を飲むパターンになる。
 正面に袈裟丸が次第に近づき、その姿かたちが見えるようになる。眺めているような場合でもないが、中尾根を見ながら、かつて自分がフィニッシュで失敗したところを改めて検証したりしている気持ちの余裕はある。

(写真右下は急斜面になって沢に流れ込んでいる)


 とうとう崩壊地に入った。道型は完全に消え、目の前にあるのは、崩れた斜面の一部でしかない。手がかりもない。こんなところは、冷静でいれば、さっさと見切りを付けて戻るべきものだろうが、まだ行けるだろうと渡ってしまう。相変わらず左下は転落。この先に、まだ候補ルートが4本あるから見届けようなんて思ってしまうから始末が悪い。果たして、渡り切ると、戻るのはとんでもない話になり、4本ルートにかけるしかなくなってしまう。自分には、このパターンがどうも多いと後悔しても今さらながらのことだ。
 さて、その4本ルートすら、手前の1本からして地形図と現物は大違いで、崩れた末端から取り付くのは至難で、脇の険しい沢から登るしか手はなく、ここでエスケープのつもりでいたルートが1本消えた。

(トラロープが垂れている。上に行かないとつかめない)


(金山橋)


 こんな危ういというか、危険な崩壊地がさらに2つばかり続く。トラロープが渡されたところもあるが、このトラロープもやたらと弛み、古そうでもあって、命を預けるには無理があり、手を添えるだけにして、最後は身体ごと乗り越える始末だ。この期に及んでトラロープというのもおかしいが、その前の崩壊地は、最近の崩壊なのだろう。それにしても、トラロープ設置は大方釣り人かと思われるが、よくも命がけで釣りに出かけるものだと感心もする。
 突然、橋が現れた。この辺は餅ヶ瀬川も砥草沢となっているのだろうが、その砥草沢に流れ込む支流にかかる橋で、まったくの無傷。沢からの土砂崩れの影響はないようだ。この橋、あにねこさんの記事で読んだことがある。「金山橋」「昭和46年10月竣工」のプレートが付いている。少なくとも45年前は、この林道末端部も現役だったわけだろうが、この橋もどれくらいの期間使われたのだろうか。決して長くはあるまい。
 橋を渡ると、シカ骨が散乱していた。何十頭もここで死んでいるようだ。右を見上げると絶壁で、勢い余っての転落だろう。だとすれば、真下の河原にはもっと骨が散乱しているのかもしれない。
 次の候補ルートの末端にさしかかる。取り付きは難しくもなさそうだが、見上げると、半端でない急斜面がしばらく続きそうだ。これでまた一つ消えた。残り2本か。ここまで来ると、目的どおり、終点まで行ってみたくなる。

(標識だけは無事だが)


(終点近い。右手、どこからでも登れそうだ)


 現役を去ったカーブマークの道路標識が続いている。落石の脇で突っ立っている。標識は不思議に曲がったり倒れたりはしていない。それでいてカーブミラーを見ることはない。
 終点が近づき、ササが出てきた。右手は岩壁から解放されて静かになり、斜面には草木があってなだらかだ。ここからならどこからでも上に登れそうだ。左の砥草沢もまた低くなり、さっきまでの絶壁斜面歩きの感が大分薄れてきた。つまり、余計な嫌らしいものがようやく見えなくなった。
 次のエスケープルートの取り付きが見えた。それは、1446m標高点のある尾根に南西側から入るものだが、周囲の状況がこうおとなしくなったのでは、予定どおりに終点から取り付くことにしよう。

(沢を渡って)


(ここが終点。自然に帰っている)


 沢を渡る。かつてはここにも橋があったのだろう。石積みの基礎とコンクリートが横になり、下の土管から水が流れている。カーブした道の先には、取り付き予定の尾根が見えてきた。
 林道終点に到着。標高は1300mほど。ここまで出だしから2時間もかかった。400mほど登ったことになる。あたり一面がササ原のちょっとした広場だ。左下・砥草沢まではササと灌木の急斜面だが、この辺なら、転げても打撲程度で済みそうだ。しかし、この林道、歩ききったはいいが、かなりきつかった。戻れと言われたら、無傷のままには戻れないだろう。復路の方が気も緩むというものだ。
 ササで落ち着かないが、樹の根元に座って一服。その先、どうなっているのか観察すると、ササの間に踏み跡らしきものは見あたらない。大方、ここから先は各自適当に沢に下るのだろう。今後ともこの先に行くことはあるまい。

(1690m南尾根に取り付く)


(振り返る。結構な急斜面だ)


(明瞭な踏み跡)


 南尾根に乗る。多少急で、ササ付きの斜面だから登りづらいが、薄い踏み跡がある。こんなところ、踏み跡ができるくらいの物好きが押し寄せるとは思えない。シカ道だろう。ただ、ジグザグに付いているのが気になる。この辺、烏ケ森の住人さんが林道途中から笹の平に北上された記事を拝見したことはあるが、この1690m南尾根を歩いた記録を見たことはない。

(袈裟丸を眺めながら)


 間もなく緩やかになった。左右ともに急斜面になっているもののヤセ尾根でもなく、危うさはまったく感じない。むしろ、左に袈裟丸連峰が近づいていて、それを眺めながら歩けるから、気分的にはのんびりだ。
 暑くなってきた。ジャージを脱いでシャツだけになる。だが、一瞬とはいえ、風が吹き込むと寒い。この陽気で、あちこちでヤシオツツジの早い開花を見聞きするが、少なくとも、周囲にピンクや赤の色は見あたらない。冬枯れのままだ。
 地面にピンク色の物体が落ちているのが目に入った。ツツジの花びらかと思ったが、よく見ると、ピンクテープの破片。嫌~な予感がした。
 やはりそうだった。しばらく気分よく歩いていたら、樹にピンクテープが巻かれていた。古くはない。こんな尾根にまでピンクテープとは。この一本だけならいいがと思っていたが、間隔は離れながらも、この先、新旧都合4種類のテープを目にした。ピンクが2種。長いリボン型と短い巻きタイプ。いずれも新しい。古いのは赤と、原色が黄色だったらしいビニールテープ。清掃の対象はうるさくなりつつあるピンクだろう。山のピンク色はツツジだけで十分だ。しかし、こんな尾根にテープを付けるとはタダ者ではあるまい。この分では、中尾根あたりもピンクで賑やかになっているかもしれない。

(尾根の屈曲部。右手から上がって来た)


(ここで一服)


(前後の袈裟丸もはっきり見えるようになった)


 見上げると、右手から尾根が上がってくる。1500m付近だ。地図を見ると、南東から出どころ不明の小尾根が上がってきている。見た目は、その尾根が本尾根にも思える。尾根が合流し、真北向きから北西方向にずれていく。少し登り上げると小高い丘に出た。ここで休憩だが、風が冷たい。ヤッケを出して着込んだ。勢いのないシャクナゲがいくつかある。ヤブで悩まされるほどでもない。ふみふみぃさんにはお気に入りいただけない尾根かも。

(こちらは、中、奥、最高峰、法師だろう)


(右手に通称・笹の平ピーク)


 右手に台地状の山が見えている。あれは小法師岳西の笹の平1680mだろう。あの笹の平、2回通過したことがある。背丈を超える獰猛なササヤブで、通過に気が狂わんばかりの苦戦を強いられた思いがある。その後にみー猫さんが歩かれ、いとも簡単に通り過ぎた記事を拝見した。不思議に思っていたら、何ということはない、ヤブのヘリを歩かれたとのことだ。自分にそういった基本的な発想はなかった。
 袈裟丸に至る沢筋や尾根がよく見える。こうして見ていても、餅ヶ瀬川側からの直登ルートで確実なのは中尾根しかないようだ。中尾根とて自分はつまずいている。直下で、もう一本先にある尾根に乗り移るべきだったろうが、それには気づかずにそのまま崖マークを行ってしまい、引けない状態で立木に身体を預けて強引に登った。あの時は、稜線に出てから、自分の居場所がわからず、中袈裟のピークをしばらく探し回った。

(気分よく歩ける)


(小法師尾根の稜線が見え)


(1690mピーク)


 一旦下って、登り返す。ゆるやかな尾根歩きが続く。これまで存在の薄かった前袈裟、後袈裟が鮮明になり、振り返ると、小丸山と二子山も見えるようになる。その間、長ピンクテープの間隔が短くなったり長くなったりと、気まぐれの行動をとるようになり、やたらと気になってきた。
 ササが次第に密になる。膝くらいだから歩行に支障はない。ヤクルトの空容器があった。大方、上から飛ばされてきたのだろう。
 目の前の稜線が平らになり、1690m標高点に到着した。この南尾根、尾根歩きとしては危険もなく、テープを除けば快適な尾根でもあったし、袈裟丸を眺めながら気分よく歩けもしたが、あの林道歩きを考えれば、尾根起点に至るまでに消耗する。ともかく、ここまで来れば、林道歩きに戻ることもない。

(1690mの標識)


(写真を出したくもないが、これを追うことにいたしましょう)


 ピークの樹には赤のブリキが巻かれ、1690mと記されている。この尾根にはこういう質素でひっそりした標識が似合っている。この標識、最初に通過した際にもあった。
 林道終点からの南尾根、目的は達したが、この先、どうしようか。そのまま小法師岳に下ってもいいが、法師岳に行ってみてもいいかといった気分もある。ただ、この先はもう2回歩いていて、たいして面白味のあるルートではない。まして、ピストンではあまり意味のある歩きにもなるまい。行けない強い理由でもあればいいのだが、今日は特別なものがない。思案していると、小法師岳方面に、先ほど来のピンクが続いていた。どうも、先人は法師岳には行かず、小法師岳に向かったようだ。これを理由にするとしようか。ピンクの後追い。法師岳を往復した後でもいいのだが、早いとこ確認する方に興味が向く。
 この先のピンクテープ、よく見ると第三者、別口であった。これは先割れ状になっている。細かな細工を施していて、手間もかかったろう。ということは、南尾根のピンクは法師岳に向かって行ったのか。そちら方面を見た時には、色付きは目にしなかったが。

(歩く人も少なく、はっきりした道型はない。尾根を忠実に辿れば問題はない)


(この辺はかき分ける)


(たまにこんなスポットも)


 小法師岳からこちら方面は歩くハイカーもまれで、ササの中の踏み跡は薄いが、尾根通しでもあり、間違えることはない。下って登り、登って下る。起伏は結構ある。ここでもツツジを目にすることはなかった。

(間もなく笹の平だ。小丸山)


(この、左側を行った)


(笹の平。過去2回とも、ここを潜っていた)


(笹の平)


 ササが濃くなって笹の平。相変わらず密なササの平原になっている。ただ、ササはまだ十分に起き上っておらず、背丈を超えるほどはない。みー猫さんの教えどおりに、平原には突入せず、左側のヘリに沿って歩いてみた。確かにこれなら安心だ。ササに埋没せずに進める。ところどころでササも深いが見通しはいい。だが、ここも少しカーブしていて、地形をよく見ておかないと、誤って庚申川側に下ってしまう。
 テープ付けの方はやはり手練れの方のようで、このヘリをうまく巻いている。やはり、足尾の山に精通されている方だろう。ヤブの中にテープ付けするような愚かなことはしていない。

(笹の平が終わり、小法師岳に)


 今回は笹の平からうまく抜け出せた。小法師岳はもう見えている。ふと、テープが消えているのに気付いた。まったくなくなってしまった。踏み跡も薄いし、自分がおかしなところを歩いているのではと、コンパスを確認すると正しい。とうとうGPSで確認までしてしまった。問題なし。ということは掃除人か? 笹の平に上がって来た方だろうか。結局、小法師岳までテープを見ることはなかった。もしくは、小法師岳ではなく餅ヶ瀬林道に下って行ったとか?
 樹に結わえつけられたハーケンのようなものを目にした。落ちていたのを、だれかがここに結わえたのだろうが、ハーケンには「木村」シールが貼られている。先が曲がって、使い物にはならないが、当の木村さんは岩登りでこんなところに出て来たのだろうか。どんなコースを辿ったのか興味がある。

(こんな池があちこちにできていた)


 アップダウンが続き、小法師岳が近くなる。右手・南側の雑木林に、ピンクテープがひらりと目に入った。久しぶりにお仲間に出会った気分で行ってみる。その先にもピンクが見えた。先割れだった。笹の平からの続きだ。どうも、自分が下ろうとしているルートに向かっている。ということは、笹の平過ぎから小法師岳の区間は掃除されたということで解釈して差し支えあるまい。
 戻って改めて小法師岳に向かう。知らぬ間に三角点は通り過ぎてしまったようだ。仕方がない。先の主三角点に行く。

(主三角点の山頂。バックは庚申山)


(これは人為的では)


(戻って三角点)


 主三角点に到着。標石には「主三角点」と刻まれている。ここには山名板が2枚健在だが、一枚の方をよく見ると、2つに割れ、釘で打ち付けられた残り部に挟み込まれていた。このトタン板の山名板、人為的に曲げて切らないと2つに割れたりはするまい。クマがそんな細かいことをするはずもない。
 大休止。パンとおにぎりと味噌汁を食す。そして食後の一服。下りは当初の予定を変更し、少し戻って南に下ろう。1227m経由にするか。ピンクを見てしまったのでは仕方がない。
 庚申山、皇海山、鋸山、男体山が見え、塔の峰尾根越しに白い日光白根の頭(もしくは錫ヶ岳か)が見える。もう数か月もすれば、木々の葉が生い茂って、庚申山しか見えなくなるかもしれない。
 三角点に戻る。埋もれかかった三角点を見つけた。かつてここには山部氏の山名板があったが、今はなく、ここが本来の山頂だと気づかないハイカーも多いのではないか。山部氏の山名板といえば、この板のコレクターがいるのではないだろうか。赤倉山のも消えたし、最近、そんな気がしてきている。

(下りはこれが頼りだ)


(うまく出られた)


 南下開始。ピンクの先割れひらひらを追って林の中を歩く。コンパスに合わせて下ったが、ピンクもまたばっちりで、うまく防火線上に出られた。匠の技といった感じすらする。さすがに防火線に見ることはなかった。ここに付けたら神経を疑うが、あるいはふみふみぃさんが10月に街に帰してあげたのか。
 防火線のササはまだこれからで、むしろ歩きやすい。ただ、たまに隠れた倒木があったり、石が転がっていたりするので要注意だ。ここは2回目だが、いい気分で歩けるところだ。何度も振り返る。

(尾根分岐。ここは右に)


(こちらも防火線。正面に二子山)


(そして袈裟丸連峰)


 前回はこの先、進行方向左の尾根から登ってきたが、今日は右尾根に下るつもりでいる。右手の小丸山が大きくなり、分岐に到着。分岐の樹には黄色のテープが巻かれている。これは前回のまま。
 右手尾根とはいっても、地図上は直進なのだが、こちらはずっと防火線になっていた。防火線上にやせた立木が目立つようになり、ピンクテープが復活した。もうこうなったら、テープを追って下ることにしよう。決して、危険なところを歩かすことはないだろう。安易な発想だが、自分には未知なところだし、机上のルートで下って痛い目にあいたくもない。

(そろそろ終わって)


(普通の尾根になる)


 防火線が終わりかけ、普通の尾根になりつつある。途端にテープは集中的になり、遠くから見ると、ツツジが満開とまがうほどの状態のところもある。間引くしかあるまい。
 この先尾根分岐で、1227m方面の南西に下るのを期待したが、そのまま南東に直進していた。これもまた自分のマーカーしたルートでもあったので、まずはいいということにして、南東の尾根に入った。

(明瞭な道)


(急になって)


(尾根が分断されていた。左右に道の続きがあると思った)


 1300m付近から尾根伝いに明瞭な道になった。これは作業道だろう。これは安心だ。何せ尾根は次第に細くなり、左右を見ると、かなりの高度感になっている。
 急斜面の下りになった。作業道はばらけ出し、あちこちに踏み跡が分散し、作業道自体があやふやになってきた。テープはそのまま直進。下に、尾根を横断するような道が見えた。作業道の続きだろうか。そこに着地した。尾根はこれで分断されていた。1150m付近。
 後は、この道を行けばいいのだろうとほっとしたのも束の間。道と思ったのはその空間だけで、続きはない。分断先の尾根下を覗くと、下れるようなところではない。引き返して左右を確認。ともに急斜面で、自分の居場所が陸の孤島にすら思える。西側に細い踏み跡はあるが、このトラバースはきつそうだ。東側に目を転じると、ピンクがあった。こんなところを行かすのか。
 恐る恐るのトラバース。右下は奈落の底になっている。確かに踏み跡はあるが、ここ、先に行けるの? その先に尾根が見えるが、これもまた急斜面の尾根で、その間に谷間状の窪みが横たわっている。これは人間技では行けやしない。50mばかり行って、恐る恐る戻った。
 よく見ると、ピンクはその上にあり、2本続いていた。今のは自分の勘違いということで済ませられるが、上とて同じような状況だろう。確かに、踏み跡はさっきのよりは濃いが、上の岩に誘っていく。右下は奈落の底のまま。さらにそれを斜め上に登れってか。踏み跡は消えた。2本目のテープを過ぎ、30m進んだところで自分の限界を知り、再び恐る恐るの退却。ピンクがこんなところをトラバースして先に行ったとは到底思えない。大方、越えられるのはカモシカくらいで、はるか下にはシカ骨も散乱していることだろう。しかし、自分よりも手前でさっさと放棄して、テープはそのまんまかいな。気まぐれにも程があるというもの。行き止まりテープくらい片付けろよ。水をがぶ飲みした。一歩踏み外すかズルッといけば確実に転落していた。受け止める木の一本もない急斜面広場だ。
 「そもそも、ピンクがあったから行った。なかったら踏み入ることもなかった」ということだ。独りよがりのアホめが。道に迷い、テープを見つけて助かったというのもいれば、オレのように、ミステープをそのままに放置し、おかげで死ぬ思いをしたのもいる。

(残念ながら、急斜面広場の写真は気が動転して撮っていなかった。これは西側へのトラバース。目先の尾根はパスする)


(そして、またトラバースであの尾根に)


 さて、こんな結果を招いたのはそれに従った自分にあり、ピンクのこいつの後を追い続けた愚かな結果でもある。もうピンクは完全に無視。この先どうすればいいのか。この分断尾根を戻り返すのも策だが、反対側、つまり、最初覗いた西側に行ってみることにした。ここもまた危ういトラバースながらも、先ずは目先の尾根に出られた。ちゃっかりとピンクも続いていた。勝手なヤロウだ。この尾根の下りは急で無理そう。地図を見ると、その先にある尾根が真南に下って林道に出られそうだ。やや緩やかにも見える。
 またトラバース。風が出てきて、帽子が飛ばされた。頭を抑える余裕はなかった。帽子はかなり下まで流されていった。取りに行くのは無謀。無謀と無帽。そんなシャレはこの境遇で思いつきもしない。水平に行くトラバースは危ないので、尾根上を目指して斜めに登った。下でピンクがあざ笑うようにひらひら。もう何の感情もわかなくなっている。
 尾根に乗ってほっとした。急ではあるが、ここは作業道のようだ。樹の根元にペタリと座り込み、水を飲んでタバコを吸った。ほっとした。今日は、ほっとする場が多過ぎないか。

(ほっとしての下り)


(ロープがダブルのところもあった)


 下る。スパ足袋にすればよかったと後悔。樹につかまりながらの下りだが、途中で、トラロープに巡り会う。岩も踏み跡で巻ける。ここ、もしかしたらふみふみぃさんが途中から出会った尾根じゃないのか。
 尾根が細くなったりしたが、ヤバそうなところにはロープも垂れている。今さらではあるが、ピンクもちゃっかりと素知らぬ装いで付いている。ただ、この辺にくると、作業用らしいテープも混じってくるので、手出しもできない。ツバをひっかけるだけにとどめた。

(右下に林道)


(地震計広場に出た)


 やがて、右下、崖下に林道が見えた。左はほったらかしの植林のようで、そちらから下る。間伐を越えて、林道に出た。地震計のあるところだった。

(桜石をちょっくら拝見)


 またもや林道にペタリと座り込んでタバコを吸った。助かった。もう二度と酔狂なテープ追いはやるまい。テープを無視して、予定通りにマーカールートを下っていればすんなりここに出ていたろうし、余計な無茶苦茶トラバースをする必要はなかった。
 疲れがどっとあふれた。精神的なものだ。深いため息をついていたら、林道の奥の方から、何やらガラゴロとネコ押しの音が聞こえてきた。釣り人が胸まであるゴムのズボンを履いているが、そんな格好をしたオッサンが、ショッピングカートというか、キャリーカートというか、つまりは、年配女性が買い物とかによく引っ張って歩いている車輪付きのアレを引きずって来た。釣りにしては竿を持ってはいないが、一応、「今日は釣れました?」と聞いた。
 オッサンは釣りではなく、「桜石を採りに来たんですよ」とのことだった。頭にタオルを巻いてはいるが物腰は柔らかで、見るからに学者風情。桜石のうんちくを教わり、カートの中の、本日の採集石も見せていただいた。さすがに重いのは無理で、運べるものしか採集しないようだが、私的なレベルの会話になると、地球物理学やら地質学も専門にやっていらっしゃるようで、大学の教授もしくは名誉教授とみた。建設省からもお声がかかったようなことをおっしゃってもいた。
 おもしろい話をいろいろと教わった。その昔(とはいっても太古の時代かと思うが)、赤城山の標高は2800mもあって、噴火で山頂は削られ、伊勢崎に流れていた渡良瀬川は大間々で向きを変えることになり、さらには、噴火でできた阿左美沼が今の桐生競艇となる。岩宿付近の低い山並みは、噴火でできた山だそうな。
 見た目の学者肌とは違い、なかなかのアウトドア派のようで、日本の山は一通り登り、この辺の沢にも詳しく、奥袈裟直下まで行かれたことがあるらしい。韓国まで遠征しているとか。餅ヶ瀬にもクマが出るというのは、ここで聞いた話で、教授は親子グマを見つけて写真に撮ろうと、しばらく追いかけたが、親グマが気づいてくれず、振り向かないのでいい写真が撮れなかっと苦笑されていた。
 ぶらぶらしながら桜石をまた探すとおっしゃる教授と別れ、一路、帰途に着く。

(向こう側の河原に炭焼きカマドがあった)


(林道ゲート。かなりゲンナリしている)


 かなり暑くなった。ヤッケは着たままになっていて、身体は汗でベットリしている。いつでも脱げたのだが、そんな余裕がなかったというところだ。どうせ帰るだけだ。汗を流しながらそのまま着ている。
 駐車場に着く。教授の車が傍らにあるだけだ。足利にお住まいとおっしゃっていた。イノシシの被害がひどいともぼやいていらした。教授のことはともかく、着替えは持ってきてはいたが、面倒くさくもあり、トレパンの下をはたいて、ヤッケを脱いで、そのまま帰ることにした。

 長い一日の感。林道歩きの末は、テープで始まりテープで終わり、そしてテープに惑わされた歩きで終わってしまったような歩きだった。何だかすっきりしない。
 こんな危うい歩きが続いている。意識してやっているわけではなく、ついそうなってしまう。若い頃と違って、思考に沿った瞬時の身体の動きがとれなくなっている。しばらくはおとなしい歩きに徹した方がいいだろうか。

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18 コメント

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Unknown (ふみふみぃ)
2016-04-11 22:41:35
小法師岳へ行かれたということでどんなコースかと気になっておりましたが、色々思うところがありますね。
林道奥、私もいずれ利用しようかと思っていましたが下手すると沢を歩いた方が安全なような気さえします。
少なくとも下りで使うのはやめた方がよさそうですね。
しかし、1690南尾根のテープ、新しいということはまさか残雪期に危険な林道を歩かれたのでしょうか。
その先のテープの位置といい只者ではなさそうな方がテープをつけるのが良くわかりませんね。
シャクナゲさん、元気がありませんでしたか。まだ寒いんでしょうね。
まあ私の本命は奥袈裟丸西尾根の1790.7三角点ピークなので。五月末辺りに行けば秘密のシャクナゲの園が待っていると信じていますよ。
奥袈裟丸西尾根と後袈裟丸西尾根の間の谷間にも破線林道がありますよね。いずれあちらは調べてみたいところですが。
1690mから東はシャクナゲさんの姿が見受けられませんが、後袈裟丸西尾根も1680m以降でシャクナゲさんが現れましたし標高が微妙なラインなんでしょうね。
小法師岳の三角点、私は本来の山頂には行ったのですが山名板がある方は寄っていないのでいずれいかねばなりません。

ピンクテープなのですが私も持ち帰る習慣が根付く前だったのであからさま過ぎた小法師岳-巣神山間しか回収しなかったんですよ。
たそがれさんが下りに使った尾根、私が登りに使ったコースと最下部以外おそらく一致していますがそこは回収しておらず、それが悔やまれます。
問題の1150m付近ですがテープの通り進むのが困難だろうという箇所があったのを覚えています。
テープ無視して西側だったかを通ったのですがテープつけたやつ馬鹿なんじゃないかって笑ってましたから。
私が途中で出会った尾根で会っていると思いますよ。私は東の橋から北西に進み1050m辺りでその尾根に合流してあとはたそがれさんの下りもそのまま登っていきました。
ちなみにテープは私が登るのを開始した橋のすぐ西地点から始まっています。つくづくあの時街に返してあげていればなあと思いますよ。
たそがれさんがこの辺り熊出没情報を知らないのは以外でした。私はたまたま歩き出し直前に通りかかったおじさんに熊出るよと教えられびくびくしながら歩いてましたよ。
年による衰えよりもテープに意識を持っていかれたことによるものではないでしょうか。
私も先週アカヤシオ♪アカヤシオ♪といい気分で歩いていたら目の前に白っぽい塊が突如現れてすぐに反応できませんでした。
カモシカだから良かったのですが熊なら大惨事です。前方に集中して自分の判断で進むべきルートを注視していれば違うんじゃないかなあと思います。
Unknown (でん)
2016-04-12 00:03:45
私からしたら大冒険、こんなところをよく歩くなぁと思ってしまいます。
アカヤシオがないのは、まだ1000m以下のところでしか開花してないんじゃないでしょうかね。
ふみふみぃさん (たそがれオヤジ)
2016-04-12 11:15:53
ふみふみぃさん、こんにちは。長いコメントありがとうございます。
林道奥、やはり想定されていらっしゃいましたか。林道歩きを避けて砥草沢を遡行するのでしたら、むしろ、そのまま法師岳に出てしまった方がいいような気もします。ただ、上から見た限り、砥草沢もそんなに歩きやすそうな渓相ではないようでした。巻き巻きで行くにしても厳しいかも。
林道破線部も、問題は崩壊地の通過ですが、だらけ気味に歩くと厳しいことにはなります。上り、下りのいずれ利用にしても、慎重に歩けば問題ありません。現に私が終点まで行けたのですから。
ふみふみぃさんがおっしゃる袈裟丸西側の破線路というのは、倉見沢林道の先、倉見沢沿いにある破線路ですよね。私も興味があって、調べたことはあるのですが、情報はまったくありませんね。地質学的なレポはありましたけど。
1790m三角点経由もおもしろそうですが、西側の道路事情が悪いようで、破線路も含めて、スペアタイヤを数本持参してまで行く気にはなれませんよ。
シャクナゲに関しては、足尾でもかなり密なところはオロ山周辺、県境稜線付近ではないでしょうか。足尾の山を歩いていて、シャクナゲの突破に苛立ったという思いをしたことはありません。むしろ、南岸尾根の北側がメッカでしょう。鉱毒の影響ということはないでしょうが。

テープの件ですが、途中から歩きの目的が変わってしまったのですよ。つまりはテープの除去。この日だけでも収穫は50本以上ある始末でした。目障りなものを追い続けたために、路頭に迷ったりしたわけですが、あのテープがなかったら、危険を伴わない変化のある下りを楽しめたろうにと非常に残念です。
もう、これからはテープを無視してと思っても、どうもあの様子では、小法師尾根の南側はテープだらけになっているような気もするし、どこを歩いても、遭遇しては気になることになるでしょう。行かなきゃいいだけのことですが。

クマは、私、巣神山で2回目撃しています。一回は下りで目の前を横断して行ったものだから、まっとうに下るのは避け、迂回したつもりが、巣上沢から国道に出る徘徊になってしまいました。そのため、餅ヶ瀬というよりも、巣神山付近に生息しているイメージが強いのですよ。
でんさん (たそがれオヤジ)
2016-04-12 11:16:30
でんさん、こんにちは。
冒険といいましても、そもそもそのつもりで出かけたわけではなく、形の上では<林道破線部の詰め+未知尾根探訪>だったのですがね。
いろいろとトラブルはありますよ。ただ、今回は余計なことに気をとられたがために、余計な思いをしてしまったといったところでしょう。
アカヤシオの開花、やはり1000mまで達していないようですか。あの分では、小法師岳周辺も連休時分で、平年並みだろうと思っていたのですが。
ふみふみぃさん (たそがれオヤジ)
2016-04-12 14:50:49
先ほどの補足です。
袈裟丸西の破線路、気になってしまい、改めて調べましたよ。
灯台下暗しですね。ハイトスさんが平成24年6月10日に沢登りの帰路で破線路の一部を歩いていらっしゃいました。沢記事だったので、おそらく流し読みして忘れ去っていたのでしょう。
また、瀑泉さんの一昨年5月22日付け記事に、この破線路を通り(おそらくそうでしょう)、シャクナゲ尾根を経由して袈裟丸山に登って来た方といっしょになったと記されていますね。
Unknown (ふみふみぃ)
2016-04-12 19:24:31
袈裟丸西の破線路情報、ありがとうございます。
ハイトスさんの記事以外も調べてみましたが倉見川 遡行で検索すると倉見川をそのまま登って後袈裟丸まで登り、奥袈裟丸手前から谷を下りて崩れた悪い林道で帰ったとの記録がありました。4年前の記録です。
瀑泉さんが出会った方といい、稀に破線を歩かれている方がいるようですね。もっとも崩れた悪い林道との表現から、今回たそがれさんが歩かれた林道と大差無さそうです。
こんばんは (足尾のRR)
2016-04-12 20:13:38
今年の小法師岳はもう雪が無いんですね。
しばらく行ってないな~。ちなみに餅ヶ瀬川面はさっぱりわかりません。
またしても・・・ (瀑泉)
2016-04-12 21:26:11
廃作業道探索と言うか廃林道探索というか,お疲れ様でした。
古道や歩道,作業道は,すこぶる興味が湧くんですケドねェ。林道は,ど~も車で走るイメージが強くて,廃道であっても,其処までの興味が湧かないんですヨ。なので,今回は記事で楽しむだけで満足させていただきますワ(笑)。
それにしてもピンクテープ,案の定というか,防火線の尾根にまで付けられたようで,ガッカリです。
さすがに,防火線そのものに付けるほどおバカではなかったようですが,それにしたってミスリードしておいて放置とは呆れてモノがいえませんヨ。
アソコの防火線は,また,歩いてみたいですしネ。1227m経由の尾根はほぼ掃除していただいたようだから,そのうち,東の尾根の様子も見てくることにいたしますヨ。
ところで,倉見からの袈裟丸山。
山頂で会ったオッチャンの話では,一応,辿れたみたいですヨ。西尾根で後袈裟と言っていたから,おそらくは1687m経由だと思います。
何にしても,シャクナゲ藪がきつかったようで,往きに付けたテープを回収しながら戻ると言ってましたヨ。
小法師 (ハイトス)
2016-04-12 21:58:09
小法師への考えられる最後の冒険ルート?でしょうかね。
机上では何度か巡らせたことはありましたが。
最近気力が、、、、。
倉見川遡行の件ですが、Mさんから奥袈裟丸への最短ルートではないかと伺っております。
沢を遡行して崩落林道を下る方もいるんですね。
ちなみにこのコメントは高知のホテルからです。
山より観光ばかりですが。
Unknown (きりんこ)
2016-04-12 22:15:02
こんばんは。
餅ヶ瀬林道、一昨年自分が歩いたときより更に崩壊が進んだように感じます。釣り人がいないのは、そのせいもあるかもしれませんね。鹿骨が散乱しているところ、自分はまだ毛が残っているときにその上を歩いたので、餅ヶ瀬林道というとそのイヤ~なイメージが残っています。おそらく、あの年は3月の記録的な大雪で鹿も身動きが取れなくなり、あちこちで大量に死んだのだと思います。今回のたそがれさんの記事には最近の屍については書かれていないようですので、やはり今年は雪が少なく、鹿にとっても安泰に春を迎えたのでしょうね。
実はまだ小法師尾根を歩いたことがなく、古地図にある原向駅対岸からのルートでと考えておりますが、最初からテープはあるものと思っていた方がよさそうですね。それと中尾根も近いうちにと思っているので、その折には状況をご報告いたします。

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