デフレ経済と言われていた頃、価格破壊という言葉が飛び交って、
色んなものが安くなっていきました。
でも、今はその逆ですね。
石油だけではないから、むかつく。
コメだって投機の対象だから、米を輸入に頼っているフィリピンなどは大変みたいですね。
市場には売っていても、価格高騰で貧困層は買えないので安い政府米を買う人がいる・・
輸出国は自国民の分が足りなくなるから輸出を抑えたり・・・
それがまた価格を高騰させるきっかけになり、金持ちはウハウハ。だそうで・・・
小麦やとうもろこしなどなど、たまりませんねえ。
いろんな国で、貧しい人が困る。
何かおかしい。
おかしいけど、日本にいるととりあえず食うに困らないから、感じるところが少ない・・・
あ、現実は困っている人も結構出ているけど、他国に比べたらまだましなのか。
こういう負担分は、顔も名前も知らない奴らに吸い取られている訳だけど・・・
ロシアの石油成金は、ダイヤモンドでデコレートされた携帯とか超高級車なんかを乗り回すらしいが・・・
うーむ・・・多分、その車のドアミラー一個分くらいは私が・・・
基本的に、世界の富は一定量しかないわけで・・・それを争って誰が一番多く持つかを争うゲームをやっているわけでして。
核戦争が話題になったときは、地球を何回も破壊できるほどの兵器を持ってどうするつもりだ・・・といわれてた。
でも、いまじゃあ、一回の人生で使い切れない程のお金を持てあまして、どうするつもりだ・・・という感じかな。
そういえば、先月だったと思うけど、何でもマルクスの資本論とか、小林多喜二の蟹工船なんかが売れているのだそうで・・・
資本論は10年くらい前?に買いましたが・・・最初のところしか読んでなかった。
搾取する資本家側と、搾取される労働者。
蟹工船は、学生の頃に読んだ。
ある国立大学の近くの本屋を除いたら、目立つところに山積みになっている。
時代は大きく動いていますね。
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いまや世界規模のインフレ。
マネーゲームによってどんどん物価上昇。
たばこ1000円は別な話ですが、近い将来そんな感じに物価上昇が起こるのではないかと危惧しますね。
でも世の中インフレとデフレを繰り返してきたわけですから物価が上昇して富める者だけが食べていける、というのはその通りでもそんな人は一握りですから今度は消費が滞ってデフレに向かうのではないでしょうか。
『私達は生産業ですから顧客第一…』と言った日本の中小企業の社長に外資系の経営コンサルタント会社の社長が『顧客第一なんて言っていると世界から取り残される。今の時代、株主第一主義です』と言っていたNHK特番を思い出します。
その会社の成長に期待して長期に投資する…こんな株主はいまどき居るんでしょうか。大半はマネーゲームのはず。
真面目に働くものが馬鹿を見る時代にならないように願いたいものです。
色々本を読みましたが、貯金してても無駄なだけなので、リスクをある程度負っても余剰資金は投資に・・・というのが多いこと。
それがいいのか悪いのか分かりませんが。
でも、間違いなく、企業が儲けた富の分配が上手くいかなくなったのは、
企業が顧客より株主を第一に考えるようになったからという・・・
かといって、そうしないと企業がファンドの餌食になりやすい・・・
うーむ・・・
でも、何かが変わるときっていうのは、何かしら痛みも伴うものかな・・・
とでも思わないと、やってられませんね。