maruの下手の横好き写真とつぶやき
写真を撮ったり、音楽(クラシック・ロック)をよく聴き、読書は古典(主に哲学中心)がメインです。全体主義社会の動きに警戒。
 



夏休みの自由研究の感覚で・・・

garbagenews.com とうサイトで、
[更新]消費税と税収の関係をグラフ化してみる
http://www.garbagenews.net/archives/1778034.html

なかなか面白い。
要は、既に言われているように、増税しても逆効果。税収が少なくなったから消費税を上げれば良いというのは、効果なし・・・

考えてみれば、所得税を払っているのだから、そこから引かれた収入で物を買う時に、
さらに税金取られるのはおかしいんだけどね。
まあ、そこは譲っても、税率上げても意味はない感じというのは掴める。

財務省のHPをみてみると、
http://www.mof.go.jp/tax_policy/publication/brochure/zeisei/04.htm

消費税の部分 10兆1,990億円(歳入比11.0%) とある・・・
歳入と比べて11%・・・って、約10倍も歳入あるのか?
あ、そうか、国債発行も含めたのが歳入という事か。借金も歳入とするのね。
実際の税収と比べると、税収は40数兆円・・・ってことは、25%くらい???

ちょっと考えてみると・・・
前回、序のとこで紹介したグラフへのリンク・・・をみてみると、
http://www.tokyo-kakukairen.jp/data/p04-1.jpg

ここでは、各国の税収にみる消費税の割合を比較したグラフがある。
そして、税率は日本は低いが、税収に占める割合は、消費税の高い国々と同レベル。

それどれ、財務省のデータで考えると、
大雑把に、最近は約43兆の税収で、うち消費税が10兆くらいなわけだ・・・、
本当に約23%となる。他所の国と税収に占める割合が同じレベルだ。消費税ってものすごい財源という訳です。


消費税増税1%で2兆円の増収・・・は嘘!
http://rh-guide.com/tokusyu/syohizei_uso4.html

ここにあるように、人口も減る訳だし、高齢化は進むし、どう考えても内需は落ちる。
順調に税収は増えないな。

さらに10%以上いくなら、完全に食料品など、物によって税率を変えずにいられない。
つまり、税収は単純に比例しない。また、年収別で後で払い戻すとかいう案もあるし、
伸び悩みになる。ちなみに、どの部分まで課税か、非課税かで利権が発生する。

という事になるのが、自然な流かな。

さらに、この記事の下の方に、なぜ経団連は消費税増税に賛成なのか?
http://rh-guide.com/tokusyu/syohizei_usotuki2.html

という部分では、法人税減税を訴えている経団連としては、代わりの財源として、消費税を捉えている。
というのですが、これは確かに経団連はそう主張しているので、その通り・・・
と考えると、うーん、結局は、企業を助けるけど、埋め合わせは国民の皆様でお願い・・・という事。
ちなみに、目標は消費税19%、法人税25%(現行38%)

でも、消費税って、みんながみんな反対している訳ではない。
上げることに理解は得られている。

ひたすら反対の人は、ただ反対のままだけど、落ち着いた意見では、いまのデフレ下では逆効果、だから今は反対。
自分もこれですけど、多分正しいと思う。給料増えていかない人が増える中、税金だけ上がる・・・
評論家や知識人の中には5%でぐたぐた言うな、国家破産よりまし、くらいに言う人もいる。

でも、ちゃっかり経団連は法人税を下げて、減税という果実を取る。
トレードオフですな。
法人税の減税分を消費税増税で賄おうという事か。国家破産が怖いなら、法人税も下げられない。
下げた分、給料が上がるのか??

随分都合のいいアイディアですね。

でも、それで終わりではなく、今や自民などは、増税して公共事業バンバンやろうと言う・・・
あれ、福祉とか、そういう部分を目的にするってのは何処にいったのか。
完全に、財源ばらまきモードなので、国民感情云々は気にならないらしい。
増税の意味はどこ??
やはり、海外から財政破綻を回避するんだという意気込みを評価してもらう為だけですか。

政治家は、財界と、官僚と、米国のご機嫌とれてれば安泰だからね。
メディアも援護してくれる。

日本人は大人しいから、文句言っても一時だけ。
ほっときゃいいのさ。おりこんさんに限って、増税は必要ですよねって、
言ってくれるから。待っていればいいのさ。
そのうち、冷めて、普段の日本に戻るから。という事かな。

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