maruの下手の横好き写真とつぶやき
写真を撮ったり、音楽(クラシック・ロック)をよく聴き、読書は古典(主に哲学中心)がメインです。全体主義社会の動きに警戒。
 

読書  


電車で通っているので、何か暇を潰すものが欲しい・・・
で、音楽を聴いたり寝たり、本を読んで時間を潰すのですが、
最近の本で非常に考えさせられるものが一冊。

アメリカの日本改造計画-マスコミが書けない日米論

というもので、1994年から米から出される年次改革要望書を元にその怖い実体を色々な専門家が教えてくれます。
関岡英之著の「拒否できない日本」が明らかにした要望書が、マスコミでは伝えられる事も無い状態。

具体的に上げると大変なのでやめるけど、郵政民営化を始め、建築法、医療、金融、人材、などなどいろんな規制を撤廃するよう改革をせまるもの・・・
これって、ライオン総理が推し進めてきた「改革だ~!」そのもの。
昔から要求はあったけど彼が加速させたわけです。忠犬ぽちですな。
これは国民の為の改革じゃなく海の向こうの国(企業)の為の改革なわけです。
日本でもっと稼がせろよ!って事です。
大型ショッピングセンターなんて分かり易いでしょうか。

もちろん、もっと昔からそういった要求はあったんでしょうが、どうも冷戦が終わってから日本に向けて具体的な動きが出たという感じです。

ほんと、このままじゃ52番目の州にでもなるつもりかと思うよ。
そう考えると、憲法9条を変えるという話は怖いですなあ。
今までは、お金だけ出すだけの日本でいいのか?とも思っていたのだけど・・・

なんだか、じわじわ占領されていくみたいで嫌ですねえ。
メディアは真実を伝えなくなってしまい、情報操作状態だし・・・
国民投票という制度ができそうなんですが、こんなの本当に機能するのかなと思います。
だって、民営化だ~って言われて、詳しい事を考えずにダ~って流れちゃうわけでしょ。
メディアに簡単に操作されちゃうのに、正しい投票なんて無理ですよね。


基本は、こういう事にみんなが無関心でいる事が、上のほうの人達にとっては好都合なのだという事に尽きそうです。

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