池やん!まいど!おおきに!ごきげんどぅ!

仕事・今までの人生
このごろ悩みが多くて困ります。
周りの多くの人に救われているのを
実感する今日この頃。

左京区静原界隈を林道探訪する。

2008年02月02日 | バイクの有る生活
【12月2日の記録を元に記す。】
近隣の地域で、あまり探訪できていない地域である左京区静市・静原の地域を
山間を徘徊してみようと思い出かけることにした。
マックK氏「岩倉村松から抜け道があるみたいだが、未だ未確認。」とのことで、
早速、仕事を片付けて出かけることにした。

で、例によって、山地図《京都北山》を広げみて見当をつける。
薬王坂から鞍馬に抜けられるか?
あの、コスモス畑と芋ほり会場のところから岩倉方面は?
東のはずれに西俣・東俣という北向きの谷筋の終点は?
とりあえず、締めくくりは江文峠の旧道を走ってみよう。
以上目的をもって出発する。



(静原のキャンプ場に至る途中、近隣では珍しい川の中の幅広い堰堤を
そのまま渡渉する道があり珍しく思い記念撮影をする。)

先ずは鞍馬へ抜けるであろう谷間を入ってみる。
すなわち、集落の開けるお宮さんの直ぐ先の分岐道を左方向集落方面へ入り、
直ぐの道を左へ北上することとする。
左に谷筋に沿いしばらくで薬王坂方面への東海自然歩道と交わるが、
そのまままっすぐ谷筋を入っていくと湿ったコケ道の林道が500mほどで
行き止まりとなる。変化少なく不法投棄の多い汚い山筋だ。

反対方向の老人養護施設横から畑の間を縫うように地道を行き
岩倉方面へ抜けられるか、以前他のブログで読んだ峠を見てみようと、
谷を南へ上る。
すると、コンクリートの簡易舗装道路が谷の東側に添って作られていて
その上りきったところが大きく西向きに開かれた墓地になる。
墓地のゴミ捨て場に対面する尾根道であろう入り口に
箕ノ裏ヶ岳・繁見峠方面への尾根筋への案内木片が有る。
それを左に見てかなりの急勾配で直線的にガレ場を下るように
岩倉への道はつけられているのではあるが、
私には下りられても上り帰る自信が無いので徒歩にて偵察する。
100m程の先、一つ目の屈曲に大きく倒木があり通行不能である。
もし下りていれば急坂の下りで折り返して方向を変えて上ること事は
難渋したに違いないと思い、選択が正しかったことに《ホッ》と安堵した。

次に・・・・

静原小学校手前の自動販売機の交差点を左に折れて、
養護施設の先から東股へ入る。
珍しい川の渡り方を経験する。

上記写真のとおり。

奥深い谷筋であるが何気なくすんなりと行き止まりまで到達できる道である。
次に西俣を入っていくのであるが、これも変化無く展望も開けるわけでもなく
滑りやすい溝を横切る鉄板の溝蓋が何箇所かあり、
変化無く何が楽しいのか分からない道である。
途中、軽トラックと対向したが、冒険というには物足りない道である。
しかし両方の谷とも、手入れがされておらず不法投棄が多いことに驚く。

とくに、野菜くずの腐敗臭が漂う場所がある。
多分であるが、
すぐき漬の加工時の屑を地権者である生産者が投棄しているようだが・・・・?

どちらにしても、もうこの谷には来る気は無くなってしまった。

ー後日談を記すー
京都産業大学職員のH氏によると前記の東俣の谷筋道を獣道に変わっても
上り詰めると大原寂光院からの道と合流し大原へ向かうことができるそうである。
しかしながら、不法投棄は谷奥まで見受けられて、
数箇所、オフロードバイクが道からはづれて転落して回収できず、
廃棄されている場所があると聞いた。