今日は裏の伝統芸能館祭ですねん。
カミさんは12時から17時前まで喫茶コーナーの受け持ちやそうです。
となると、昼飯をどうするかやねぇ、そうや、安藤百福さんを偲んで百福亭(モモフクテイ)へラーメンを食べに行こう♪
自宅から池田まで片道ざっと8Km、往復で16Km、歩いて往き帰りしたら800Kcalは即始末できる。
それやったら少々高カロリーのラーメンでも「勝負したろやないか、掛かって来いや!」てなもんですやんか。
ついでというたら本末転倒かいな?安藤百福さんの弔問にも行かんとなぁ。
どのみち、夜明け前からラーメン博物館も百福亭も開いて無いやろうし、昼に照準を合わせて家を出ました。
まぁ何十年ぶりに石橋商店街を通りましたわ。
昔から通称「赤い橋」と呼ばれている箕面川橋も健在でした。
懐かしのタローパンは店を改装してえらいハイカラになってましたねぇ。
池田に野外活動の助っ人に来ている頃、よく此処のパンを差し入れしてもらってたんですよ。
焼け立てのパンのエエ匂いがしてたけれど、今買って半日もって歩くのも何やしパス。
駅の手前の石橋公園のトイレに寄り忘れたので、天神の市民文化会館横の公園へ寄り道。
171号西国街道を天神の歩道橋で横切って、後は適当に足任せ。
途中、池田の呉服(クレハ)と因縁深い、宇保(ウホ)町の猪名津彦神社にご挨拶によりました。
ラーメン博物館、玄関脇の社旗が半旗になってましたわ。
先ずは台灣の生んだ世紀の偉人を偲んで、記帳受付で謹んで記帳いたしました。
まぁしかし何です、儲け方といい散じ方といい、商売人の鑑ですなぁ。
以前写した写真が手ぶれしまくってたので、今日は再挑戦。
ストロボを使えば手ぶれは無いんですが、それではねぇ・・・。
チキンラーメン開発に使った器具などを写して来ましたが、さて結果はどうかいな?
よ~し、これでお参りはすんだ、百福亭へ一目散「もと味醤油、麺硬め」。
ニンニクを一片ムギュと潰して入れまして、芥子高菜もドサッ、く~たまらんねぇ・・・。
食い気に走ってしもて、写真の写し方が非常に疎かですが、お目こぼしください。
お天気はエエし、お腹は膨れたし、少々の不都合は笑って許せるくらいの、実に穏やかな気分。
これで気は済んだ、そうそう池田といえば日本酒は「呉春」ですなぁ。
一本買うて帰るかな?と酒屋を覗いたら在ったねぇ、何8,000円?
一番安いランクの2,000円一寸のにするかなぁ、とも思ったんですが、今日のところはパスですわ。
一升瓶を買い込んでたら、トットと帰るんですが、荷物が軽いままなのでもう少し徘徊を続けることにしました。
そうや、此処まで来たからには呉服神社にも寄っておこう、とお参りして、境内で地図を広げてどうするか?。
「腹が減っては戦ができん。」とはよう言うたもんで、逆に「腹がいっぱいやと何でもできる気になる。」
地図を眺めて、酒粕のストックが無いのを思い出したんですわ。
酒粕と言えば伊丹の白雪、酒気がたっぷり残ってておからみたいに丸めてあるのが、300gr入り290円。
阪急伊丹駅からバスなり電車なりで帰る気ならば、距離的には折り返して自宅に帰るのとドッコイ、ドッコイ。
同じ道を帰るのは面白う無い、よし決めた!と呉服橋で猪名川を渡って川西市へ侵入ですわ。
橋を渡り終わった所にカラフルなマンホールがありましてね。
源氏発祥の多田が市域内にあるせいか、模様は竜胆(リンドウ)。
早速パチリ、ん?池田市のは写してなかったぞ・・・。
橋を戻って見回したら在るには在ったんですが、真中に市章が入った味も素っ気も無いのんしか見当たらんのです。
多分これは旧タイプで、探せばもう少しましなのが在るんでしょうが、まぁエエか。
再度橋を川西側に渡って国道176号を阪急川西能勢口駅近くの兵庫県道13号尼崎池田線の分岐までテクテク。
県道13号を南に折れて直ぐの栄根(サカネ)で、JR福知山線の下を潜る時丁度電車が走って来ました。
例の尼崎で脱線した電車と同じ形ですわ、あの電車も此処を通って行ったんやねぇ。
中山連山から流れてくる最明寺川を下加茂で渡って少し行くと、お~っ!イチヂク畑が有りました。
この間伊丹をウロウロしている時、昔は一面にイチヂク畑やった筈やのに、見当たらんかったんです。
イチヂク畑はこの辺りでは、もう無くなってしもたんやろか、と少々寂しゅうてね。
少し南の中国自動車道を潜った先。久代(クシロ)の付近にも広いイチヂク畑が幾つか残ってましたねぇ。
先日は久代(クシロ)の南の鋳物師(イモジ)辺りから西の鴻池の方へ行ったんで、目に付かんかったんですなぁ。
それにしても、古くから人が住んでいた所の地名は、読み方が難しいのが多いですなぁ。
今日は北村で国道171号(西国街道)を横切って北伊丹・北本町・宮ノ前を経て中央へ。
小西酒造でお目当ての酒粕を買って売店のおばちゃんに「酒粕てどのくらい保(モ)つのん?」と訊いたんです。
そら包装のポリ袋を一応は見た積もりやけど、賞味期限が書いてないように思えたんですわ。
「冷蔵庫に入れといたら何ヶ月でも大丈夫。冷凍したら何年でもいけますよ。」
へ~、そないに保つもんなんや!と改めて老眼鏡をかけて見ると「賞味期限07.5.15」と書いてあるがな・・・。
「御免、よう見たらココに書いて有ったわ。あんたを試したんちゃうよって、気ぃ悪せんといてや。」
「あぁ、それは冷蔵しての話しでしょ、この間一年以上の前のんを解凍してカス汁したけど美味しかったよ♪」
実にあっけらかんとアバウト、最近の賞味期限騒ぎは何処の世界のことかと思うねぇ。
さりとて、何時でも歩いて来られるんやし、結構嵩張るんで、広くも無い冷凍庫の場所を取るしなぁ。
「一年中値は一緒でも、寒の酒粕が美味しいねんで。」と一押しされて、呆気なく土俵を割りましてね。
ほぉ、そうかいな、ほんなら、とおばちゃんの雰囲気につられて、三袋も買ってしまいました。
酒蔵脇の小屋のおばちゃん、節度のある気さくさで味わいのある実に優秀な販売員でっせ。
しかしオカラとか酒粕てな絞り滓の食べ物が好き、というのは根っから貧乏性なんでしょうなぁ。
酒粕でディパックはズッシリ、一時間に一本しかないバスは出てしまって次は40分後、そこで帰りは電車ですわ。
阪急岡町に着いて、自宅裏でやってる伝統芸能館祭りへよったんです。
おやつ時で小腹も減ったし、カミさんが手伝っている喫茶コーナーでケーキセットでもと思いましてね。
丁度カミさんがいてたのはエエンですが、自治会、老人会等々のえらいさんが勢ぞろいでトグロを巻いてはりました。
ウッヘ~、これは長居は無用と、300円のケーキとコーヒーをそそくさと食べて、さっさと退散。
隣接の大石塚古墳と小石塚古墳の間にロウバイがあるんで、咲き加減を見に行ったら満開でした。
今年は早いのかいな?と思ったら、去年も1月29日にご近所のロウバイ巡りをしてましたわ。