MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「ドラマチックな残照」と「残照の彩雲(虹色の雲)」

2018年01月12日 | 写真


本日の日没時には、年に一度有るか無いかというほどの、
ドラマチックな残照と彩雲が見られた。

日没直前の夕焼け(本日の東京地方の日没時刻は16時47分。下の写真)で、
当地ではこの一年間でもっともドラマチックな夕焼けだった。


めったにない光景なので写真を撮り続けていたが、
今度は日没後の残照の中に彩雲が煌き始めた。


距離的には遠い場所だったので、
カメラの限界によりその美しさを十分には捉えられなかったが、
雲の流れや、日没後の太陽の移動により次々と変化し、
見ているだけでも感動的なものであった。


彩雲は、上空の雲が氷の粒子となることによって発生することが多く、
昨日今日の寒波の影響により、私にとっては初見の、
残照時間帯における彩雲だった。


彩雲はやがて消えていったが(下の写真右上部付近で見られた)、
全天を茜色に染めた残照は恐ろしさを覚えるほどのものだった。


やがて茜雲もコントラストを下げながら、都心を茜色に染めていった。


巻頭の写真は広角レンズで写したほぼ上空までの茜雲。
雲間に見られた青空が、なんとも安らぎのある薄青緑色だったので、
その色を写し取るべくさまざまな設定を試みて撮影したが、
やはりカメラの光学的な限界のようで、再現は出来なかった。
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満開の蝋梅、冬薔薇など、真冬の花たち

2018年01月11日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


大町公園に出かけるのは先月の26日以来となり、
2週間ぶりだったが、園内は各種手入れが行われ、
それまでの光景とは一新していた。

昨年はカミキリ虫などがよく見られた電線池近くの「山桑」は、
跡形もなく伐採されており、
今年も同じような昆虫に出会えるのかが心配になった。
このような伐採はここ数年見られなかったのだが、
公園管理について何らかの変更があったのだろうか?。

昨日と今日、園内で見つけた花などを紹介します。

「満開を迎えている蝋梅」
松戸市の「21世紀の森と広場」では12月に開花していたが、
もしかするとこの蝋梅も咲いていたのかもしれない。


「山茶花」
花の最盛期は終わろうとしているが、
冬ざれ中の公園では貴重な花となっている。


「オオイヌノフグリ」
園内というよりも、公園に面した広場に咲いていた。
花も小さく真冬なので「タチイヌノフグリ」のようでもあるが・・


「ホトケノザ」
春夏よりは花も背丈も小さいが、この時期にしては珍しい。


昨日の暖かさと今日の日差しのためか、
コンクリートの壁を天道虫(ナナホシテントウ)が闊歩していた。
この時期の昆虫は「見られるだけでラッキー」というべきかも知れない。


巻頭の写真は「冬薔薇(フユソウビとも)」
寒さの中でけなげに咲く様や、
咲き終わっても花弁が散らずに干からびている様は侘しくもあり、
俳句の季語としても人気がある。
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今季一番の寒気襲来か?

2018年01月09日 | あらかると


年が明け、2日に帰省したものの、
その後は寒かったり風が強かったりと、
なかなかのんびりと公園散歩が出来ていない。

昨年もそうだったが、やはりこの時期はインフルが怖いので、
体をなるべく寒さに曝したくないし、
スーパーにもなるべくいかない(行くときはマスク着用)。

で結局は、Net三昧や観天望気三昧で写真撮影と云う事なる。

ということで、今日は「初スーパー」へ。
ちなみに、野菜類は田舎への帰省時に、
キャベツ、葱、自然薯、餅などを頂いてきたので、
牛乳と卵の補充である。

スーパーに向かう途中、なぜか東(成田?)から西へと低空を飛んでいた旅客機。
英国航空機(British Airways)だった。
英国国旗の色でデザインされた白と青と赤がすばらしい。


意外とよく撮れていたBritish Airways機だったので、
今年に入ってから撮った写真のいくつかを紹介。

下の写真は2日の帰省時に車の中から写した、
常総市付近からの「筑波山」


下の写真は3日の日没。
富士山や丹沢山塊には雲がなく、翌日もよく晴れた。


下の写真は7日の日没時の飛行機雲で、
この雲が見られると天気は下り坂となる。


巻頭の写真は、今日の日没で、
観天望気的には明日の天気はよさそうである。
今年一番の寒波襲来というが・・・関東地方はどうだろうか?
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初日、初富士、初筑波、初夕焼

2018年01月01日 | 写真


年の初めの一日を写真で追ってみました。

まずは巻頭の「初日の出」

初日の出に染まる「初富士」


いにしの「歌垣の里・裳波服津(もはきつ)」の「初筑波」
下の写真、左が男体山、右が女体山で万葉集には「双並ぶ」と詠まれている。


日没時には、雲間から扇形(末広がり)の薄明光線に飾られた「初夕焼」が出現した。


夜景はほぼいつものとおりだったが、当地からは上部しか見えない
「NTT代々木ビル(通称ドコモタワー)」が特別のライトアップをしていた。
調べてみると「ドコモレッド」のライトアップだった。


新年の皆様のご多幸を祈ります。
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