MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「キャベツと豚の味噌煮」と、しじみ90個分相当の「しじみの赤だし」

2014年06月24日 | たべもの・料理

今日は朝から雷の来襲で、
外出もPCによるネットサーフィンも出来なかった。

私は基本的には外食はしないので、自作しているのだが、
最近は暑いこともあって、素麺や冷麦や蕎麦などの麺食が多くなってきている。
乾麺の冷麦を茹で、キンキンに冷やしたものを、
めんつゆに薬味のおろし生姜を入れて食べる。

となるとどうしても、
野菜不足と動物性たんぱく質が不足するので、
ときには今日のような自己流の料理を作る。

豚肉はとんかつ用のものに砂糖を降り(保湿のため)、
味噌を味醂で溶いたトロミのある漬け液に漬け、
2日ほど冷蔵庫で寝かしたものを冷凍保存したものである。

キャベツは1人前4分の1個を刻み、フライパンに乗せ、
その上に豚肉と適量の味噌と少量の水を入れ、
フライパンに蓋をして弱火で蒸すようにして煮る。


肉に火が通ったら完成だが、私の場合は煮えだしてから8分ほど火を通した。
やや長かったのか肉はやや固目となったが、キャベツは柔らかに煮えた。


巻頭の写真が今日の昼飯。
海苔の佃煮を沿え、最近お気に入りのイチビキの、
「しじみの赤だし(1杯でしじみ90個分のオルニチン)」のインスタント味噌汁。
これまで、様々なインスタント味噌汁を飲んできたが、
ワカメの具の多さや赤だしの味が「これまでのなかで一番おいしい」と感じられた。

酒の量販店で見つけたが、スーパーではまだ売られていないようである。

冬場は味噌汁も自分で作ったほうが美味しいので自作するが、
夏場の味噌汁は、土用しじみで味噌汁を作るよりも、
「しじみの赤だし(1杯でしじみ90個分のオルニチン)」
にする予定である。
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里黄斑日陰蝶、樹液場のバトル(組写真)

2014年06月22日 | あらかると

とある公園の遊歩道近くで、
1頭のサトキマダラヒカゲが地表に舞い降り、
口吻を伸ばして吸水を始めた。
が・・・
良く見るとそこには木の根が出ており、樹液が出ていた。
根が地表に出、その根が散歩中の人に踏まれることにより傷が付き、
樹液が出ていたのだった。


と、そこに現れたのが新参者のもう一頭のサトキマダラヒカゲ。
「美味しそうだなぁ、俺も食べたいなぁ」と言ったかどうかは判らないが、
「・・・・」と、相手はそれを無視したかのように、樹液を楽しんでいた。

新参者は樹液場にゆっくりと近付いて、長い口吻を伸ばし始めた。


と、先客のキマダラヒカゲは突然新参者に馬乗りになり、
「ここは俺の発見した俺の場所だ、何をする気だぁ」と言わんかのごとく、
キマダラヒカゲ同士のバトルが始まった。


自然界にたまたまあった「ご馳走」を独り占めにされ、
さらに、馬乗りになっての喧嘩腰になられては、
新参者も黙って引き返すわけには行かなかったようで、
「なっ何をする!!そんなにつっけんどんにしなくたって良いじゃないか!!」
と、翅を全開にして2頭の諍いが始まった。


お互いに一歩も引かぬ剣幕で、上を下へのバトルだったが・・・・
恐らく下の写真の一瞬で「勝敗」は決したようである。
やや体の大きい先客の勝利であった。


「良く見ると同じ仲間の日陰君じゃないか、いいよ、一緒に楽しもうか」と、
言ったかいわなかったかは不明だが、
お互いの触覚を触りながら意思の疎通を図ったようで、
二頭仲良く樹液を貪り始めた。


キマダラヒカゲにとって「樹液」は生命の糧で、
巻頭の写真のように口吻が接触した状況での吸液は、
少し前まで争っていた2頭とは思えない光景であった。
その為もあってか、
私がカメラを近づけても、吸液をやめて逃げ惑うことは無かった。

巻頭の写真には、蝶のほかに、2種の蟻、2匹の小蝿が仲良く樹液を楽しんでいた。
他の樹液場には殺人蜂ともいわれるスズメバチなども来ていたが、
人が脅しをかけない限り樹液に夢中になっていることが多い。

もう少し脚色してショートストリー風に仕上げたかったが・・・・なかなか章立ての時間が無く・・・。
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「生きるために食う昆虫達」の写真

2014年06月21日 | あらかると

とある公園の池のほとりで、
雄のコシアキトンボ2頭が蜘蛛の糸に捕らわれていた(巻頭の写真)。
四六時中縄張り争いをしているので、
2頭同時に蜘蛛の糸に掛ったのであろうと思われる。

上記の写真を撮ってから1時間後、
同じ場所を通ったので確認してみると、蜘蛛は居らず、
2頭の蜻蛉は翅をばたつかせていて、まだ生きていることが確認された。
おそらく、巣を作ったのは夜行性の蜘蛛だったのだろう。


更にその場を離れて30分後にその場所を通ると、
蜘蛛の巣も蜻蛉も取り払われていた。
誰かが助けたのであろうと思うが・・・・(昆虫採集された可能性も)、
いずれにしても、
人の手によって蜘蛛は今夜のご馳走を失ってしまった事になる。

と言うことで、
昆虫達の食事風景を・・・・・。

ケバエと思われる昆虫が大型のガガンボを捕まえている。
ためしに背中をそっと押してみたが、
食い意地が勝っていたようで、飛び出すことは無かった。


昆虫の名は不明だが、捕らわれているのは「クマバチ」のようである。


樹液に群がっているのは、スズメバチ、サトキマダラヒカゲ、キセイバエで、
特に争うこともなく、樹液を楽しんでいた。


ゴミ虫やキンバエなどが何かに群がっているが、
やはり静かに獲物を楽しんでいた。
キンバエが群がるなんていう光景は余り目にしたく無い光景だが、
このようなゴミ掃除の昆虫たちが居るからこそ自然は美しく保たれているのである。


花壇では「黄揚羽」が、花の蜜を楽しんでいた。
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二十一世紀の森と広場の「合歓の花」「赤詰草」「紫陽花」

2014年06月20日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

紫陽花の花があちこちで見頃となっている。

二十一世紀の森と広場には紫陽花の花が多く、
毎年この時期には「紫陽花の花狙い」で、撮りに行くのだが、
「集いの広場」付近の紫陽花は花の数が年々減ってきている。

晴れた日には木漏れ日が紫陽花の花や葉に射し込み、
光と影のコントラストによる面白い写真を撮ることができたのだが・・・・・


たまたま散歩の途中で出会った、
用件が無ければ毎日ウオーキングに来ておられるという、
元高校教師の老師によれば、数年前よりは確かに少なくなっていますと・・・・

下の写真のように、千駄堀池近くの遊歩道に植栽されている、
額紫陽花などはいつもどおりに咲いているのだが・・。


「みどりの里」の数本のねむの木が咲いていた。
昨日行った大町公園の合歓の花はまだだったから、
余り期待はしなかったのだが、ピンクの花が遠目でも確認できた。
やや風があったので、繊細な蘂は煽られていて、なかなかシャッターチャンスが無かったが、
チャンスが来るまでもう少し時間をかけるべきだったと思う。


合歓の花の蜜を求めて何種類かの蝶が飛んでいたが、
大型のクロアゲハ(ナガサキアゲハだったかも)は、
風などの影響もあって近くには来なかった。
ということで、シルエットの「クロアゲハ」となりました。


赤詰草では「クマバチ」や、


ツバメシジミが吸蜜にきていた。


千駄堀池周囲では「ウチワヤンマ」「コシアキトンボ」「コフキトンボ」「ショウジョウトンボ」などが飛翔していた。
巻頭の写真は、漣の途切れることの無かった「千駄堀池」
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のびのび翡翠君と消えた野甘草

2014年06月19日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

訪問するたびに新たな発見のある面白さに、
今日も大町公園へ。

まずは自然観察園を経由してバラ園へ、
バラ園の自販機で水分補給と・・・いつもの行動パターン。

まずは薔薇を撮影。
薔薇の花の上に居た小さな蜘蛛を何気に撮影。主題が蜘蛛なので薔薇の構図はいい加減かも・・・


で・・・
蜘蛛の種類は何かを特定するためにピクセル等倍で蜘蛛を見ると、
なんと小さな蜘蛛は更に小さなハナアブのようなものを捕らえていた。


紫陽花や野の花などを撮りつつ約30分ほど逍遥し、
「ホタルの里」の看板のある東屋で小休止。
湿地の草原を過ぎてくるそよ風が、吹き出た汗を沈めてくれた。

ちなみに、今年のホタル鑑賞会は7月20日から8月3日(雨の日は中止)で、
詳細な案内についてはこちらから


と・・・、
東屋の広場を囲む木柵に小鳥が止まった。
私の座っていた場所からは4mほど先で、直ぐに翡翠(カワセミ)と判った。
良いモデルが居るのに、近くには人がおらず、
「まあ出会いがあったから撮った」の体(テイ)でシャッターを切ったのが巻頭の写真。

更に別の場所でも翡翠が見られた。
今朝は来園客も少なく、三脚と望遠レンズを持ち歩いている所謂「鳥専」も少なかったようで、
この場所でも私一人だけだった。
いつもは賑わう池の周りが閑散としていたためか、
翡翠君からは「警戒心」が見られず、むしろ「のびのびとている」ように見えた。


バックがアンダーな為、翡翠の白の部分がトビ気味だったので露出設定を換えていたところ、
「ポチャッ」と音がし、次にファインダーを覗いた時は小魚を咥えていた。


16日の朝に撮影し昨日紹介した「ノカンゾウ」が更に開花しているだろうと、
その状況を見に行ったところ・・・・・


下の場所にあったはずの花は、株ごとなくなっていて、
周辺の草が不自然に横倒しになっていた。
盗られたのか、谷津への進入植物として処分されたのかは不明だが、
後者だった場合は、咲き終わるまで見せて欲しかったと思う。


そういえば、先週か先々週の月曜日には、
1mほどの根のついた薔薇を(ヒコバエのようなもの)を持って、
鑑賞植物園を早足で歩く人を見かけている。
どうやらいちかわ動植物園の休園日に当たる「月曜日」を狙って、
「動植物採取禁止」のマナー違反が発生しているようである。
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