MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「生きるために食う昆虫達」の写真

2014年06月21日 | あらかると

とある公園の池のほとりで、
雄のコシアキトンボ2頭が蜘蛛の糸に捕らわれていた(巻頭の写真)。
四六時中縄張り争いをしているので、
2頭同時に蜘蛛の糸に掛ったのであろうと思われる。

上記の写真を撮ってから1時間後、
同じ場所を通ったので確認してみると、蜘蛛は居らず、
2頭の蜻蛉は翅をばたつかせていて、まだ生きていることが確認された。
おそらく、巣を作ったのは夜行性の蜘蛛だったのだろう。


更にその場を離れて30分後にその場所を通ると、
蜘蛛の巣も蜻蛉も取り払われていた。
誰かが助けたのであろうと思うが・・・・(昆虫採集された可能性も)、
いずれにしても、
人の手によって蜘蛛は今夜のご馳走を失ってしまった事になる。

と言うことで、
昆虫達の食事風景を・・・・・。

ケバエと思われる昆虫が大型のガガンボを捕まえている。
ためしに背中をそっと押してみたが、
食い意地が勝っていたようで、飛び出すことは無かった。


昆虫の名は不明だが、捕らわれているのは「クマバチ」のようである。


樹液に群がっているのは、スズメバチ、サトキマダラヒカゲ、キセイバエで、
特に争うこともなく、樹液を楽しんでいた。


ゴミ虫やキンバエなどが何かに群がっているが、
やはり静かに獲物を楽しんでいた。
キンバエが群がるなんていう光景は余り目にしたく無い光景だが、
このようなゴミ掃除の昆虫たちが居るからこそ自然は美しく保たれているのである。


花壇では「黄揚羽」が、花の蜜を楽しんでいた。
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