昨日の早朝には、見事な朝焼が見られたが、
今日は、日没時にドラマチックな展開があった。
18時過ぎに陽が差してきて、
周辺の建物が明るく浮かび上がったので、
写真的に面白かろうと、ベランダに出て写真を撮っていた。
下の写真は18時17分撮影だが普通の夕刻の光景である。
が・・・・
18時30分過ぎに、東南に浮かぶ雲の塊の端が金色に輝いた。
しかも、2筋が平行線のように並ぶ珍しい輝きである。
(18時31分撮影)
長く伸びる金色の輝きはやがて3筋になったが、
同時に上空を流れる筋状の雲が焼け始め、
広角レンズにも入らないような規模で劇的な夕焼が始まった。
(18時41分撮影)
上の写真の右下部分には、幾筋もの雲が平行に並んでいたので、
望遠端で撮ってみたが、このような雲も珍しいのではないかと思われる。
(18時44分撮影)
今日の日没は18時46分(東京・東京天文台)で、
日没直後には、東の空が赤みを帯びた紫色に染まった。
(18時50分撮影)
上空の昇り竜のような雲も茜色となり、やがてその色を失っていった。
(18時53分撮影)
黄昏の残照の中、東京スカイツリーが輝き始めた。
(19時00分撮影)
巻頭の写真は、茜色に染まる2条の飛行機雲。
やや明るめに加工したところ、パステル絵画のようになった。
時間があったら、この写真を題材にパステル画を描いてみようかと・・・思った。