MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

小三條蝶、黄蝶、紋黄蝶の産卵、紋白蝶など

2014年07月29日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

今日の気温は32度以上を記録したものの、
都心の最小湿度が40日ぶりの40%以下ということで、
これまでの湿度の高かった日々よりは過ごしやすかった。

と言うことで午後から「二十一世紀の森と広場」へ。

で・・・暑い日はエアコンを効かせた部屋で過ごしているため、
やはり午後の直射日光科下の暑さには辟易で、
木陰を中心に逍遥していた。

そんな逍遥中に出合った蝶の全ての写真を紹介します。

まず公園の入り口付近の遊歩道で吸水していたのは「小三條蝶(コミスジ)」で、
近寄ると逃げたが、歩を止めて待っていると戻ってきた。


コミスジは意外と警戒心が強く、以前にも同じ場所で出会っているが、
周辺を飛び回っているだけで、撮る事はできなかった。
今回は何とか撮れたものの、
吸水中のコミスジは1枚しか撮れず、
6m位離れた葉の上に止まったを3枚撮れただけである(巻頭の写真)。

今日最も多く出会った蝶は「キチョウ」で、
その殆どは吸水中であり、
ある場所では珍しく3頭が並んで吸水していた。


体長はベニシジミよりやや大きい程度で、
他の蝶同様に、季節によって大小の変化がある。


次に遭遇したのは「モンキチョウの産卵」シーン。
シロツメクサの葉に産み付けていたが、産卵行動は意外と迅速だった。


お尻を曲げているのは卵を産み付けている最中であり、
他の種類の蝶も同じような体勢で、幼虫の食草に生みつけているのである。

モンキチョウが、繁茂した雑草のなかからマメ科の「シロツメクサの葉」だけを選び、
その葉だけに産卵する能力がすごい。
ちなみに、マメ科の植物がモンキチョウの食草となっている。


「アカボシゴマダラ」
今年の夏は何時行っても見られるようになった。


「ナガサキアゲハ」
普通は樹上を飛んでいることが多いが、吸水のため地上に舞い降りてくる。
ナガサキアゲハも今年は個体数が多いようである。


「ウラギンシジミ」
翅が大きく欠損していたが、この程度の翅の傷では元気に飛び回っている。


「ムラサキシジミ」
翅の表の華やかな色に比べ、裏翅の色も模様も地味すぎる蝶である。


「キタテハ」
7月27日に大町公園で出合った「コムラサキ」と模様や色が似ているが、
表翅の紫色の斑点模様や裏翅の「く」や「L」の白い模様があるので判別は出来る。


「モンシロチョウ」
数が多いので余り撮らないが、白い花で吸蜜中は清楚感があり写真になる。


そのほかに「ヤマトシジミ」「ゴマダラ」「クロアゲハ」「スジグロシロチョウ」「コジャノメ」などに出会っているが、
飛翔中であったり、暗い場所だったりで撮ることができなかった。

普段は5、7、8枚の写真を掲載しているが・・・・
恐らく今日中には「700,000ip(このブログの訪問者数)」を記録するはずで、
それを記念する目的もあり、12枚の写真をアップしました。
コメント    この記事についてブログを書く
« 真夏の薄明光線 | トップ | 「夏水仙、夏萩、鵯花」と「... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。