MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

浅茅原(ちがやの原・写真短歌)

2009年05月01日 | 写真短歌
万葉集巻三国歌大観番号333は、大伴旅人が茅の原(浅茅原)を読んだ歌であるが、茅を見ながら故郷をしのんでいる。

浅茅原 曲曲二 物念者 故郷之 所念可聞

(浅茅原(あさぢはら) つばらつばらに 物念(ものも)へば 故(ふ)りにし郷(さと)し 念ほゆるかも)

この歌を本歌として作ってみた。「いにし」はいにしえのことであり青春時代の様々なことが思われた。
     
浅茅原麗(うらら)の風の過ぎゆかば転寝(まろびね)しつついにしおもほゆ

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