MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

洋種山牛蒡(インクベリー)の実り

2013年10月05日 | あらかると

台風23号、24号の影響なのか朝から雨でしかも寒く、東京都心でさえ19℃と言う気温だった。
室内でもTシャツや半袖シャツでは寒く、ベンチウォーマーを出す始末である。

と言うことで今日は先週撮った「ヨウシュヤマゴボウ」を・・。

ヨウシュヤマゴボウは雑草だが、
背丈は1m以上にも達し、秋には房状の実がなり、
実にも根にもアルカロイドなどの毒があり食用にはならない。
実の果汁が直接皮膚に触れても危険であると言われている。

が・・・・
幹や実のなる房は赤紫を帯び、
特に実が黒く色づく前は、と赤紫の組み合わせが美しい。


花が咲いているときはさらに、
花弁や雄蕊の白と雌蕊の緑、幹の薄紫と面白いのだが・・・・、


毒性があるために好んで近付くような人は余り見ないが、
私は毎年写真を撮っているような気がする。
子供の頃は「インクの木」と言っていて、
熟した実は染料のようで衣服などに果汁がつくと中々取れない。
で・・・・
「インクの木」で画像を検索すると幾つかヒットするので、
そのように呼ばれたことは間違いなさそうであり、
もしかすると米国名の「インクベリー」に由来した名前だったのかもしれない。
名前はインクでも有毒なので染料にも使えないと言うことである。


この時期は、花、若い実、熟した実などがまとめてみることができ、
蕾から成熟までの変化を観察することができる。


味噌漬けなどで売られている山菜の「山ごぼう」は、
アザミの一種モリアザミや野菜のゴボウである。
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