MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

姫赤立羽蝶と褄黒豹紋蝶

2013年08月07日 | あらかると

暑すぎて外出もままならない今日のような猛暑日は、
こまめにエアコンを調節し、こまめに水を飲みながら過ごすしかないが、
そんなときは「やらなければならないこと」が沢山ある。

ということで昨日からはじめたのが、
約10年分のデジタル写真の整理。

月ごとに、年毎に整理はしているが、
それでも時代の経過とともに陳腐になる写真も出てくるので、
それらの整理を始めたのである。

時の流れを撮った風景や街角の写真は、
二度と取れないものなので確実に残さなければならないのだが、
昆虫などの写真は、同じ種類を毎年撮っているので、
貴重と思っていた写真が実はそうではなかったというものが出てくる。

ということで、
まずは蝶の選別を始めた。
過去の蝶の写真をフォルダーからすべて抽出し、
蝶の名前と撮影日をインデックスとして、
「蝶」のデータファイルを作成しようというのである。

中には名前が不明のまま保存されているものもあって、
名前を特定しなければならないのだが、
早速今日一つの壁にぶち当たった。

タテハチョウの仲間である「ヒメアカタテハ」の、
雌雄(良く似ている)の判別が付かず、調査することとなった。
巻頭の写真が雄のヒメアカタテハで、、
下の写真が雌のヒメアカタテハではないかと思われる。
判別の方法は、前翅の先端がやや丸いのが雌で、
やや鋭角的なものが雄であるという判別方法があったのである。


ツマグロヒョウモンの雌雄の判別は割りと簡単で、
下のやや派手なのが雌。
ちょっと見にはヒメアカタテハに似ていて、遠くからの判別は難しい。


雄のほうがやや落ち着いた模様で何となく紳士のようにも見える。
鳥の世界では派手なのが雄と言う定説があるが、
蝶の世界では雌雄似ているものが多いようである。


ツマグロヒョウモンの雄に似ているのが下の「ミドリヒョウモン」
よく調べれば判るのだが、私のような素人にはやはり近付かないと判別は難しい。


今夜の都心の最低気温は27度の熱帯夜になるという。
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