MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

田螺、水馬、蜜蜂・・・蠢く

2012年02月24日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

都心では15度を越すほどの暖かさとなったが、
明日は一転して寒が戻る様である。

午後から散歩を兼ねて21世紀の森を一周してきたが、
途中でダウンコートを脱ぐほどの暖かさになっていた。

巻頭の写真は、始動したばかりの田螺。
田螺の通った跡から察すると、
今日、冬眠から覚め泥の中から出てきたようである。

なぜかは不明だが「春告卵(赤蛙の卵)」周辺を3個ほどが蠢いていた。


別の場所では、2匹の水馬(アメンボ)が、
飛び跳ねたり泳いだり、波紋を作っていた。
浅い川の底には水馬の影が、
「四葉のクローバ」のような形で映っていた。


あちこちの池や水溜りでは赤蛙の卵が見られ、
昔からの自然環境が保たれているようだ。

水流の有るところや深い場所では、
全く見られないと言うのも面白いが、
孵化したばかりの御玉杓子を流れで失わないために、
DNAとして受け継がれてきた知恵なのだろう。


先日咲き始めた梅の花は2分咲ほどになっていた。
花芯では痩せた蜜蜂が蜜を集めていた。
花に蠢く蜜蜂を見るのは今年始めててある。


これからは三寒四温の季節だが、
四温のたびに蠢く虫たちが鼠算のように増えていく事だろう。
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