MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

卯の花(写真俳句)

2009年06月01日 | 写真俳句

久しぶりに日が差してきたので、近くの大町公園に行ってみた。3日も雨が続いたためか、白い蝶が数多く飛んでいた。飛び方を見ていると一種類でないことは判ったが、名前までは不明だった(時間が取れたら調査予定)。
とくに今が花期の「卯の花」には沢山集まっていた。卯の花の咲く頃に降る長雨は「卯の花腐し(くたし)」(「卯の花降し」ともいう)と呼ばれるように、3日間降り続いた雨で散ったであろう卯の花の花弁が、緑の草の上に点在していた。

花弁は蝶が止まったり飛び上がったりするときにも落ちていて、その一瞬を捉えたかったが、花の多い中ほどに蝶が止まっても、蝶が花に同化してしまい見分けが難しく、結局先端に止まったところを撮った。

下の写真は二匹の蝶がのんびり戯れていてやがて草叢に落ちたところを捉えた写真である。番となっての「合体」の瞬間だった。
まもなくして飛び立ったが、羽ばたいているのは雄だけの様で、鷲が獲物を捕らえて飛んでゆくようなさまで飛び去って行った。
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