MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

山茶花(写真俳句)

2008年12月23日 | 写真俳句
写真がないと「語る」状況が何であるかを理解することは難しく、句としては成り立たないが、この写真を見ることによって理解は可能だろうと考えた句。

地表すれすれに咲いている山茶花は無残に散り、かつ新たに咲いていて、蕾もまた多い。散ったものを詠むか、新たに咲いたものを詠むか、未来に咲くものを詠むか、汚れた状況を詠むか迷った。

一つの状況をよくよく観察していくと多くの句が発想されるに違いないのだが、様々な推敲により句にならなかったりすることもまた多い。
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