MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

白井市の「大白鳥飛来地」と「神崎川逍遥」その2

2021年03月28日 | あらかると


神崎川に沿って歩を進めると、京葉ガスのガスタンクと、北総線と北千葉道路の高架が見えてきた。
巻頭の写真に写っているガードレールの先で水分補給と軽食の為に小休止。


北総鉄道の高架下には桜が咲いていたので「桜とスカイライナー」を撮ってみた。


道なりに進んでいくと、地図に名前が載っていた「千葉県水道局白井高架水槽」が見えてきたので、道路際の桜を入れて一枚。

白井高架水槽がどのようなものか調査できなかったが、高架であることから「停電」等があっても給水できる便利さがあり、「千葉県営水道事業長期施設整備方針」というPDFによると、昭和56年に稼働し、水槽容量は3200㎡とのことだった。


白井高架水槽撮っていると・・・・雉の「ケーン」と鳴く大きな一声が聞こえてきた。
声のするほうに目をやると、約100m先の木叢にやや太めの雄の雉の姿があった。何とか下の一枚を撮ることが出来たが、その後は茂みに入ってしまったようで、姿も見えなくなった。


雉が居たのは下の写真の休耕地の先の木叢で、その先には北総線高架とガスタンクが見えていた。


車道から再び神崎川の野路に出た。
ガスタンクと桜の取り合わせが春ならではの光景であろう。平凡な光景でも桜の花によって劇的に変わるので、そんな光景を見つけるのも春の散歩の愉しさの一つである。


下の写真は春の麗の神崎川沿いの野路。


やがて調整池の排水路に出たので水路沿いに進んだ。
水路の両側には通路があり、舗装道路と舗装されていない野路があり、足に負担の無い野路を進む。
野路わきは畑になっており、道路際には桜が咲いていた。


水路沿いの道を進むと舗装道路と交差し、右方向に進んで左折すると「清水口調整池」にたどり着くのだが、やはり野路を歩く楽しさから、直進した。
直進する前に、散歩していた人に道のりを聞くと、下の写真左上に建っている新興住宅前の道路を進むのがいいと。
まあ、田舎生まれで登山経験もあるのでやはり自然の中を・・・・歩いた。結論的には選んだ道は行きどまりだった。

次回がいよいよ最終回。大白鳥は・・・?????
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白井市の「大白鳥飛来地」と「神崎川逍遥」その1

2021年03月27日 | あらかると


大白鳥が飛来することで知られる白井市の「七次川調整池(清水口調整池)」を知人の紹介で知り、知人が投稿している大白鳥などの写真を見るにつけ訪問したいと思っていたが、知人の投稿写真で「桜と大白鳥」を見て急遽。24日に現地訪問をしてみた。

大白鳥は午前8時と午後3時に餌付けされると知人から聞いていたので、午後3時の給餌を見ようと・・・。
西白井駅に着いたのは午前10時過ぎで、神崎川の上流を逍遥しつつ現地に行く計画をしていたので、とりあえず南下した。

下の写真は駅から見えた懐かしい「餃子の王将」。
懐かしいというのは、10年ほど前に北総線沿いをサイクリング車で「印西牧の原」の「ジョイフル本田」に油絵の画材を買いに行ったときに、昼食を頂いた場所だったのである。


駅前の陸橋をそのまま南下すると「けやき台多目的広場(調整池有・下の写真)」に突き当たり、事前に航空写真などで調べていた通り、左折して神崎川へ。


神崎川の野路に出ると見えたのが「日本中央競馬会競馬学校」で・・・・これも今回の目的の一つだった。

事前の私の調査では「徒歩で訪問するには無理な距離」だったため、訪問予定にはなかったが、この施設には懐かしい思い出がある。
この施設が「中山競馬場分場」として出来た頃に、当時海自隊員として下総基地の第51航空隊の総務に勤務していたとき、総務の懇親会の一つとして訪問したことがあったのである。50年も前の事であるが、厩務員に厩舎を案内されサラブレットに触れている。

そんな思い出の地だったが、場所が白井ということは覚えていたが、馬場が何処にあったのかは調べたことがなく、今回の訪問で周辺の地図を調べて発見したのである。
今回は馬場周辺の逍遥は叶わなかったが、機会があったら再訪してみたい「夢を追いかけていた青春時代の思い出の地」の一つとなった。


神崎川の上流付近。
最初はこの野路に入る方法がわからなかったが、散歩中のご夫婦に聞いてみると「ガードレールを跨いで入ると、後は川沿いに野路があります」とのこと。
下の写真前方を散歩中のご夫婦が「ご親切なご夫婦」です。


神崎川の野路。1年以上田舎に帰れてないので、歩いているだけで楽しい野路でした。


対岸にあった「弁財天」。
名前があったのでわかったのだが見えているのは社の裏側だった。社の屋根には「千木や鰹木」があり「神明造」と理解できたが、神明造の弁財天は珍しく「村の鎮守」のような「格」があるのかもしれない。
社には輝きも残っており新しい作りのようである。


舗装されている対岸に渡れるような場所がいくつかあったが、「弁財天」や「農地」への近道として使われているのかもしれない。
昨日知人に会ったのでその辺の事情を話すと、対岸の道は「弁財天」に続いており、弁財天の表入り口からは、競馬場を一周する道路に出られるとの事だった。
で・・・調べてみると、グーグルマップには載ってない道がヤフーマップには記載されており、確かには馬場周囲の道へと繋がっていたのである。


次回訪問の時は、下の手作りの橋をわたって「思い出の地」を見学しようかと・・・・。


岸辺に咲いていた「川柳(かわやなぎ)」が美しかった。
川岸にはネコヤナギなども成長するが、若葉が萌えている川柳は久しぶりに見た。やはり自然はいい。


巻頭の写真は、西白井駅前から見えた「京葉ガス・ガスタンク」で、我が家からの借景の一つであり、ほぼ真東に鎮座しているのが確認できています。

次回は、神崎川を下り清水口調整池までの逍遥を・・・「日本雉」に出会ってます。
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「筑波山ライブカメラ」と「羽田空港周囲の航跡」

2021年02月20日 | あらかると


「筑波山」といえば万葉集にも詠まれている関東の名山である。
私も小学時代の遠足に始まり、高校時代の部活の歓迎会やデート、セーラー時代(海上自衛隊)は同僚とサイクリングに出かけたり、数人を案内したりした懐かしい山である。

そんな故郷の山に「ライブ中継カメラ(YouTube)」があることを最近知った。
男体山、女体山、筑波梅林の3か所に設置されており、24時間いつでも筑波山の今を知ることが出来る。
ライブカメラは「筑波チャンネル」で、とくに女体山頂からの富士山や関東の眺望は素晴らしい。
女体山頂のライブカメラはこちらから➜➜「🔴筑波山【女体山】 🎌Japan Live! 24/7

下の写真は2月18日20時59分の「スクリーンショット」で、この写真の左下には「東京スカイツリー(黄色の矢印の下)」と、空中には光の点(赤い矢印)が確認できた。


上記の写真を部分拡大したのが下の写真で、光の点は「羽田空港に離着陸する航空機灯」であろうと、直ぐにベランダに出てみると、案の定、航空機灯が見られた。


下の写真が我が家から見えていた航空機灯で、撮影時間も20時59分です。


ちなみに以前に長秒露出で航跡を撮ったものが下の写真で、羽田空港を離着陸する数機の航跡が見られる。


離陸間もない航跡で、右側のビルは市川の「アイ・リンクタウン」


やがて航空機は2棟のアイリンクタウンの南から夜空へ・・・。


離陸した航空機は目的地によってさまざまな方向に消えてゆくが、北に向かう航空機は当地の上空を通過することが多く、下の写真は夏場の日没時に撮ったものである。


下の写真は上空を通過している夜間の航跡。


南風の時は着陸時の航路にもなっていたが、昨年、午後の航路が変更されたため下の写真のような機影は撮れなくなってしまった。


筑波山からの「ライブカメラ」からは天気の情報も予想でき、毎日のようにチェックしているが、チェックのたびに、ライブカメラでは知ることのできない故郷の一部を「望遠レンズで撮りたい」と思うようになり、今年は訪問してみようと思っている。
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「爆弾低気圧」と「二重虹」と「澄んだ借景」

2021年02月15日 | あらかると


急速に台風並みに発達した「爆弾低気圧(気象用語ではない)」が、当地を直撃したが、
通過直後には久し振りに美しい「二重虹」が出現した。
ということで、2月15日の一日をカメラで追ってみた。

早朝から雲に覆われどんよりとしていたが、わずかの時間に朝焼け空が現れた。ただ、雲の流れや形がやや異様で、「嵐の前の静けさ」そのものだった。

下の写真は日の出時刻10分前の「朝焼け」で6時18分撮影。


午後には低気圧の通過があり、豪雨が当地を襲い、近場にある運動場が冠水した。このように全面に冠水することは殆どなく、私にとっては初見の光景となった。

やや小雨の中を撮ったのが下の写真(14時19分撮影)


天気の回復は遅れるであろうと予測し、ネットサーフィンを楽しんでいると、部屋に光が差し込んできたので、ベランダに出てみると、ネットニュースにもなっていた副虹のある「二重虹」が出現していた。
ちなみに副虹の色の並びは「主虹」とは逆になっている。

下の写真は16時42分撮影。


「爆弾低気圧」は、まさに台風の通過と同じように「驀進」し、天候の回復も早く、しかも余分な塵を洗うので「澄んだ空気」が「借景」を覆った。
下の写真は箱根方面の山塊だが(16時44分撮影)、


8分後の16時52分には、雲が取れ下の写真中央の「箱根山(山頂がやや平ら)」も現れた。


やや夕焼け空に染まってきた17時21分には、地表近くの雲が残っているものの、山を覆っていた雲が無くなり、一気に天候は回復した。


下の写真は上記の写真を撮ってから2分後の17時23分に撮影した都心方面の借景で、雲一つない快晴になっていた。
写真左には「東京スカイツリー」、右側には富士の雄姿が見られる。


下の写真は更に1時間後の18時21分撮影の都心方面の借景。

東京スカイツリーの2月15日のライトアップは青色が主で、
スカイツリーのホームページによると、
「世界的に拡がる新型コロナウイルス感染症に、『世界が一丸となって立ち向かい、みんなで打ち勝とう』という思いを込めて、地球をイメージした青色の特別ライティングを点灯します。 」
との意が込められていた。

左端の赤い塔が「東京タワー」
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ダイヤモンド富士とP3C対潜哨戒機

2021年01月30日 | あらかると


このところの寒気の為か空気が澄むことが多く、
その分「美しい借景や遠景」を撮る機会にも恵まれている。

巻頭写真は当地の昨日の「ダイヤモンド富士(16時53分撮影))」で、
過去年のデータを見ると、当地では29日か30日に出現している。

そのダイヤモンド富士が出現する約20分前の16時25分頃に、
近くの東上空をP3Cが通過していたのを確認。
この時間には撮影できなかったが、
近くにある海上自衛隊の下総基地にはパイロット養成部隊があり、
訓練として「タッチアンドゴー」と呼ばれる離着訓練をしており、
次の通過を待った。

待つこと7分後の16時32分同じ機体番号のP3Cが・・・
下の写真右側は団地近くの電波塔で、
この先、鎌ヶ谷上空付近で機体を北に向け着陸態勢に入る。


機体が北に向かっているのは、離着陸に適した「北風」の為で、
当然南風の時には、滑走路北から離着陸する。
写真の下左側の建物は、新鎌ヶ谷にある「鎌ヶ谷総合病院」。


着陸態勢に入った機体は西白井上空を基地に向かう。
機首のすぐ前に見える高層ビルには、
いつも行く公園では有名なバーダー(野鳥研究者・野鳥観察者)が、
住んでいるらしい。


高層ビルを過ぎると今度は機体の上に更に機体が・・・・
成田空港に着陸する民間航空機のようである。
尾翼にはうっすらと赤みが見られ、JAL機か?


二機は「ランデブー」状態で、西白井の巨大ガスタンクへ・・・。


P3Cは滑走路が近づいたようで、林の陰に消えていった。
左端に尾翼だけが写っているのがP3C。


成田空港に向かうJAL機?もどんどん高度を下げ街中に消えていった。
機体番号が分かれば、何処からやってきたのかも判明するが、
尾翼などの模様が不明のままで検索するには無理がある。


成田に向かっているであろう旅客機は日の出前に観察できるが、
(下の写真右上の黒影)昼間に見るのは初である。


昨日のダイヤモンド富士は周囲の景色が飛んでしまったので、
30日も挑戦したが、一日違いで斜面を転がる太陽になっていた。
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