☆NONBIRI LIFE,MAI LIFE☆

ゆるやかに、のんびりと・・時にアクティブに日々の暮らしの中にヨガを取り入れてます。

☆三度のメシと旅が好き☆花巻温泉郷&世界遺産・平泉

2012-01-08 14:11:11 | Weblog
雪の中を一日歩き回った後は温泉でまったりです!!!

今回泊まったのは花巻温泉郷の一つ。
大沢温泉 山水閣・自炊部。

古くからある旅館らしく東北では有名だそうです



今回泊まった自炊部はその名の通り併設されている台所で各自自炊ができ(売店野菜なんかも売っています!)るようになっています。
部屋代は2800円からと激安

私が泊まった部屋☆
思ったより広かった!


ちょっと面白いシステムになっていて、(あ、横になっちゃった

布団210円、マクラ10円、ストーブ630円など自分が必要なものをレンタル出来、部屋代に加算されていく仕組みになっているのです。

もちろん、布団などは持ち込みも可能☆
湯治目的で連泊しやすいようになっているんですね。

お風呂は5種類あって湯めぐりができます
いろんなお風呂が周れるの最高です

この脱衣所、すだれの外は川と山。もちろん吹雪!!
寒かったー


でも雪を愛でながらの温泉って・・・さこーーー


夜は3つのお風呂をハシゴして、次の日の朝も入ってきましたよー☆


一番景色がいいと思われる露天風呂は混浴だったので流石に勇気が出ずはいれませんでしたが

朝風呂で温まり、向かった先は世界遺産になったばかりの平泉・中尊寺。
でもまずは腹ごしらえから☆


地産地消を推奨するお店で岩手スペシャルランチを頂きました!!
平泉周辺はおもち街道といわれるほど一年を通しておもちを食べるらしいです。汁物の中にもおもちが入ってたよ。
きびのご飯で金色に輝いていた
あと有名なのはわんこソバ!今回はふつうのおソバで頂いたけどいつか挑戦してみたいな

お腹いっぱいになった後は、ここでも滑りそうになりながら雪路を登り・・・

参拝してきましたよ☆
東北の復興を祈って・・・

撮影禁止だったから写真はありませんが金色堂も拝んできました。


池という池が完全に凍っていた


ゆっくり周ると中尊寺だけで2時間は必要のようです。
今回は時間がなくて(そして寒すぎて・・)ここしか行けなかったけれど、平泉には他にも毛越寺というお寺や厳美渓という渓谷も有名みたいなのでまた今度も足を運びたいです

☆三度のメシと旅が好き☆憧れのイーハトーヴを訪ねて 

2012-01-08 13:14:40 | Weblog
明けましておめでとうございます

2012年もみんさんにとって笑顔の多い年でありますように




さてさて、もう去年になってしまいましたが年末の東北旅行の報告です


9月にもお世話になった気仙沼のみなさんにまた会いに行こう!
憧れの地、岩手・花巻を訪れよう!

というのが今回の旅の目的。


花巻というと言わずと知れた宮澤賢治の故郷です。

子どもの頃から大好きだった「セロ弾きのゴーシュ」や「銀河鉄道の夜」・・・
幻想的でちょっぴり悲しい世界観が子ども心に魅力的だったのです。
イーハトーヴ(賢治が付けた理想郷)にいつか訪れたいと思っていたのでした


夜行バスに揺られること9時間半。
東北の大都市仙台に到着。花巻までは更にバス(その名もけんじライナー)で2時間半かかります。

大寒波と共に行った今回の旅。
防寒対策もバッチリです



新花巻駅から雪の中、坂道を歩くこと約40分。
やっと宮澤賢治記念館に併設されている山猫軒(注文の多い料理店に出てくるお店)に到着!


お話の通りに再現してありました☆


さっそくお昼ごはん!!

食後は絵本を読みながらまったり☆


大人になってから「雨ニモマゲズ」の詩を読み返してみて感銘を受けたのが今回ここに来たかった理由の一つ。

雨にも負けず、風にも負けず

雪にも、夏の暑さにも負けぬ、

丈夫な体をもち

慾はなく、決して怒らず、

いつも静かに笑っている

一日に玄米四合と、味噌と、

少しの野菜を食べ

あらゆることを、

自分を勘定に入れずに

よく見聞きし、分かり、

そして忘れず

野原の、松の林の陰の、

小さな、萱ぶきの小屋にいて

東に病気の子供あれば、

行って看病してやり

西に疲れた母あれば、

行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば、

行って、怖がらなくてもいいと言い

北に喧嘩や訴訟があれば、

つまらないからやめろと言い

日照りの時は涙を流し、

寒さの夏はおろおろ歩き

みんなに、木偶坊(でくのぼう)と呼ばれ

褒(ほ)められもせず、苦にもされず

そういうものに、私はなりたい

         宮澤賢治


彼は熱心な仏教徒だったという話ですが、この詩に表されている精神ってヨガの哲学に通ずるものがあるなぁ。。。と。

私欲を持ちすぎず、
自然と共に生き、
必要最低限のもので満足し、
足りているものは他人に分け与える。

もしかしたら全ての宗教に共通することなもかもしれないけれど。

教師という安定した職業を捨て、貧しい農民の生活を選び、農業の向上に人生を捧げた彼はまさにそれを実践した人ですね。


銀河ステーション!!!(BY 銀河鉄道の夜)

童話村の中。幻想的な世界が広がっていました☆


この日は雪の日のクリスマス。
本当に人が少なくて寒かったけれど楽しかったです!
賢治ワールドを堪能できました。
春夏はお花もきれいに見れるみたいなのでまた行きたいなぁ・・