もしかめ&月面着陸道

けん玉とともに淡々と暮らす
塚口真穂登の日記です。

10数年前と様変わりしたけん玉大会

2012年03月28日 06時46分14秒 | もしかめ

【最近】
自分は、メインに全日本けん玉道もしかめ選手権に出場してますが、
自分にとっては1年に1回のGI。
だが最近は、競技力の向上に伴い、
「もしかめを楽しむ日」
化している・・・・・・・・・・
市民もしかめ大会に近いノリのような気分で参加している。

それ以外に、たま~に技の大会に出てます。
クラス別か日本けん玉協会杯に出ることが多いです。

これも日本けん玉協会の公式タイトル戦なので、学連大会や
地方大会に比べると格上でGIクラスの大会なのだが・・・・・


初めて日本けん玉協会杯争奪戦に出たのが第12回で今から
17年ほど前の話になる。

昨日の夜も今年の日本けん玉協会杯争奪戦の動画を見てました。
当時と今で何が違うか????

技や、予選のやり方が変わったが大きく違うのは
●小学生が参加できるようになった
こと。
それによって、10数年前では、中学生が参加しても、まず東京近辺
の選手が多かったこと、地方から中学生が参加しても、まず、親が同伴で
来ることは当時ありえなかった。
まだ10数年前は、けん玉は「個人の趣味」
的な要素が多かった。

今年のJKA杯の動画を見て気付いたのですが、
西日本の選手の大半は、両親のどちらかが、必ず同伴している
という事実。

旧JKA杯の選技の時代では、まだ珍しかったが、技が新しくなって、特に
西ほどその傾向が顕著になってきていることに気付いた。
親がヘッドコーチ役になり、けん玉に対する取り組みが
個人の単なる趣味から、けん玉を取り組むことによって、家族全体の
人間構成力の向上の道具へと変貌しつつある様子が、その動画からも
見ることができる。

自分も、近くでけん玉教室をしているが、まだまだ
「けん玉をやらされている」
レベルから抜けきらないのは、指導者としての力がないからか??
その取り組みに対する人間力は、遥かなる差を見ることを最近痛感する。

それは、けん玉を離れてもひしひしと感じる今日この頃です。

けん玉に対する
「個人の趣味から、人間形成の道具」
へと変わる姿を、うまく伝える中間役がほしいと、最近思う。