儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) | |
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新潮社 |
待っている間になんか読もうと思って売店で買ってみた本です。
ワタクシこの方の本は『ボトルネック』しか読んだことがないんですがちょっと苦手な感じなんですよね。
なのに読もうと思ってしまうって言う矛盾ww
大学の読書サークル『バベルの会』と言うものがちらほらと出てくるので全く関係のない物語が並んでいるわけではないんですねこれ。
しかし…すごく面白いかって聞かれたらワクワクするほどページをめくるのが楽しかったとも言い切れず…笑
でも、一番最初の「身内に不幸がありまして」は秀逸かなと思いました。
これほど最後の一行で納得するってのはなかなかないかなと。
割と旧い時代のお嬢様とか旧家のようなところが舞台になっているのですけれどもコレはなかなか興味深いですねぇ。
他には「北の館の罪人」も私は映像化して見たら面白いかなぁなんて思ったり。
二次創作をするなら違う方向で書けそうな…(殴打)
暇つぶしに気楽に読む本じゃないかもですね。
かといって気負って読めって言うことではないですが。
バベルの会って結局なんなんだってちょっと理解し難い^^
ハイソサエティの集まりはわからんww
苦手なのに読もうとするってちょっと自分、米澤さんの本が好きなのかも!?
読書が好きで、物語中に出てくる作家やその著作に興味がある人ならニヤリとするようなものがあるので頭の中もハイレベルの方が理解しやすいかもですな。
そういうことで感想とは言い切れないメモ書き程度の感想でした^^