写真①:電子書籍データで製本化した『津屋崎学』第15版の表紙
津屋崎の郷土史と自然のガイド本(B5判カラー、314㌻)
電子書籍データで『津屋崎学』第15版を製本化してみました
吉村青春ブログ「津屋崎センゲン」をもとに書籍化した津屋崎の郷土史と自然のガイド本、『津屋崎学――A Quaint Town Tsuyazaki-sengen Guide』の第15版並製本(B5判カラー、314㌻)の電子書籍データで製本注文した第1刷=写真①=が2月18日、宅配便で拙宅へ届きました。
『津屋崎学』は、古里・津屋崎の良さや歴史を1冊の本にまとめ、子や孫の世代に伝えたいと、インターネットのポータルサイト「goo」に連載した吉村青春ブログ「津屋崎センゲン」の『津屋崎学』記事をもとに、東京にある発行所・Obunest(オブネスト)=ソフト開発のイースト株式会社および印刷会社の欧文印刷の共同事業名=で11年2月12日、書籍化した拙著です。私が所属している福津市の町興し団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」のボランテイアガイド養成講座の受講者教本として実費頒布(並製本7,400円、上製本14,000円)しています。
これまで一部の写真や記事を改訂し2012年1月20日までに14版まで発行しましたが、新聞記事やインターネットで書籍化されたのを知られた津屋崎出身の方や郷土史ファンの方から分けてほしいとのご希望がありました。しかし、増刷本をオブネストに注文しても私の手元の届くのに10日以上もかかり、注文冊数が少ないと印刷・製本代も割高になります。このため、電子書籍化・製本サービスのMyBooks.jp(http://pub.mybooks.jp/Basket/BookInfo?bookid=E00024905&aid=a97563e6-77cb-44dc-96d4-85a8ffe8c303&prov=goo)で本の内容を電子書籍ファイル(EPUB形式)にしました。本は非売品扱いなので、印税も発生しません。
この電子書籍ファイルを無料でダウンロードして読むことができるうえ、紙の本で読みたい場合には同ファイルの中にある「印刷製本版をMyBooks.jpで購入」というボタンをクリックして、『津屋崎学』の印刷製本版を注文できます。お使いの電子書籍リーダーが EPUB形式に対応していれば、パソコンやiPad/iPhone端末で電子書籍ファイル(EPUB)を読むことができます。パソコンでの読み方は、縦書に対応した電子書籍リーダー「EAST espur」(ダウンロード無料)での読書をお薦めします。
今回、電子書籍データで『津屋崎学』並製本第15版を1冊製本化したのは、仕上がり具合と印刷代・輸送費用を確かめるためです。その結果、1冊の印刷・製本代7,530円、宅配便代525円の計8,055円で、実費頒布価格よりも655円高くつきました。この電子書籍データで『津屋崎学』第15版の印刷製本をMyBooks.jpに注文できるオーダー期限は5月5日です。