写真①:見ごろになったハマボウの黄色い花
=福津市末広の黒石川沿いで、2019年7月26日午前10時25分撮影
ハマボウの花が見ごろになりました
福津市末広・「黒石川」沿いの並木
7月26日午前、福津市末広の黒石川沿いにあるハマボウ(アオイ科)の並木を訪れたところ、黄色い花が見ごろになっていました。
ハマボウは、樹高約3㍍の落葉低木。フヨウやムクゲの仲間の南方系植物です。神奈川県三浦半島が自生北限で、福岡県のレッドデータブックでは、「絶滅危惧Ⅱ類」に指定。かつては津屋崎の浜辺にも多く自生していましたが、護岸工事や道路整備で激減、黒石川西岸に自生の樹高約3㍍の2株のほか、近くの「津屋崎干潟」奥の西岸にある8株が残るだけ。
この日訪れた黒石川沿いの並木は、福津市のハマボウの保護活動を続けているボランティア団体が種から育てて増やした株で、梅雨明けしたばかりで朝から照りつける日差しの下、満開の花が青空を彩っています。