写真①:フジバカマの花の蜜を吸うアサギマダラ
=福津市手光の「わかたけ広場」で、2018年10月12日午前11時撮影
〝渡り蝶〟・アサギマダラ今秋南下で初飛来
――福津市・「わかたけ広場」
福岡県福津市手光の野外活動広場・「わかたけ広場」で10月12日朝、2千Kmもの旅をする〝渡り蝶〟として知られるアサギマダラ(タテハチョウ科マダラチョウ亜科)1頭(雄)が今秋初飛来、秋の七草の一つ、フジバカマ(キク科)の淡い紫紅色の花の蜜を吸う姿を撮影できました=写真①=。
日本列島を南へ渡る途中、舞い降りたのでしょうか。翅の外側に捕獲の年月日と場所、捕獲者のイニシャルを油性ペンで書き入れた「標識」をしたマーキングは見られません。私は2015年10月6日、「わかたけ広場」に飛来の6頭を確認、写真に収めており、例年同月10日前後に第1陣が飛来、同月下旬が飛来のピークのようです。