写真①:津屋崎の里山(右端は在自山)の上空にかかった棚状の黒雲
=福津市末広で、2011年8月27日午前6時撮影
福津市津屋崎の里山の上空に27日早朝、棚状の黒雲がかかっていました=写真①=。
このところ、蒸し暑く、時折、ゲリラ豪雨に襲われるおかしな天気が続いており、ちょっと不気味な感じでした。結局、雨に見舞われまないまま夜を迎えましたが、あしたはスッキリした天気になってほしいですね。
写真①:津屋崎の里山(右端は在自山)の上空にかかった棚状の黒雲
=福津市末広で、2011年8月27日午前6時撮影
福津市津屋崎の里山の上空に27日早朝、棚状の黒雲がかかっていました=写真①=。
このところ、蒸し暑く、時折、ゲリラ豪雨に襲われるおかしな天気が続いており、ちょっと不気味な感じでした。結局、雨に見舞われまないまま夜を迎えましたが、あしたはスッキリした天気になってほしいですね。
写真①:第2回「〈津屋崎千軒〉ふるさと塾」開催のPRチラシ
きょう27日、第2回「〈津屋崎千軒〉ふるさと塾」を開講します
午後2時から「宮地嶽神社」門前町の旅館「大阪屋」で
参加無料ですが、予約注文の松ケ枝餅〈1個百5円〉代は自己負担
きょう8月27日午後2時から4時まで福津市宮司3丁目14―11にある「大阪屋」(℡0940-52-0175)で、同市の町興しボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」主催の第2回「〈津屋崎千軒〉ふるさと塾」=写真①=が開かれます。
「大阪屋」=写真②=は、宮地嶽神社の門前町に大正7年(1918年)に建てられた木造3階の旅館。経営者の川道孝さんから旅館の歴史や、福岡県内でも珍しい木造3階の建物の維持・管理などについて話していただき、1,2階を見学し、予約注文でないと食べられない名物の「松ケ枝餅」、「よもぎ餅」(いずれも1個百5円の餅代は個人負担)を味わいながら懇談します。すでに17人の参加申し込みが寄せられています。
参加申し込みは、きょう27日正午までに下記①~④に記入、「海とまちなみの会」事務局・吉村へメール(yosi3019@sage.ocn.ne.jp)かFax(0940―52-1795)で氏名、住所、電話番号、餅の注文予約数(松ケ枝餅、よもぎ餅の種類別個数)を添えて送信下さい。
■8月27日の「〈津屋崎千軒〉ふるさと塾」に参加を申し込みます。
①氏 名:
②住 所:
③電話番号:
④餅(1個百5円)の注文予約数:松ケ枝餅 個▽よもぎ餅 個
写真②:第2回「〈津屋崎千軒〉ふるさと塾」が開かれる「大阪屋」
写真③:「大阪屋」位置図
旧津屋崎町発行の『津屋崎町史 通史編』や同書に掲載された明治30年ごろの「宮司門前町図絵」(上妻義治氏提供の明治31年発行『参詣案内宮地みやげ』から)によると、「大阪屋」について「宮地嶽神社の門前町にあるのは、当町内の特色の一つであろう」としています。また、旧津屋崎町発行の津屋崎町史民俗調査報告書『津屋崎の民俗(第一集)』では、同門前町の宿について、「多いときで25軒、うち4軒は3階建て(木造)が立ち並び、月参、正月、旧正月には常連さん(炭坑の人が多かった)が泊まっていた。見番も2軒あり、芸者、酌婦もいた。明治41年4月に津屋崎馬車鉄道が福間駅との間に開設され、大正14年7月に博多湾鉄道の宮地岳線が開業し、参拝客が増えた」と紹介しています。
きょうの第2回「ふるさと塾」では、①この木造3階建ての旅館は、大阪屋のほかに何という屋号の店で、今も建物が残されているかを考察②大阪屋の道路向かい側近くにあった津屋崎馬車鉄道宮司停車場の当時の状況について、同馬鉄駅務員だった津崎米夫さん(87)(「海とまちなみの会」会員)から馬鉄利用の参拝客で賑わっていた当時の写真をもとに話していただきます。
「〈津屋崎千軒〉ふるさと塾」は、津屋崎の歴史や文化、自然、習俗、景観、祭り、民話、建築遺産、観光などを講師に学び、登録塾生も時には講師として自らの体験や蘊蓄を教え合い、楽しみながら交流します。福津市内外から参加を募り、受講は無料。津屋崎の宝の発掘と郷土の素晴らしさの認識を深め、津屋崎ファンとの交流人口を増やし、町興し、地域づくりの〝人財〟育成も目指しています。受講者の皆様を「ふるさと塾」塾生として登録、次回以降の講演会案内やイベントなどの開催通知を行います。7月24日には、開塾記念の第1回講演会(受講無料)を市文化会館2階・視聴覚室で開き、講師の大森洋子・久留米工業大学建築・設備工学科教授に、「〈津屋崎千軒〉の町並みの印象と保全策」の演題で講演していただきました。