写真①:浴衣姿の男女が輪になって踊る「津屋崎盆踊り大会」
=福津市津屋崎4の「お魚センター」第一駐車場で、2011年8月15日午後8時15分撮影
津屋崎の素晴らしい芸能文化
哀調ある『博多柳町ぶし』の唄や囃子に合わせ
「津屋崎盆踊り大会」賑わう
8月15日午後7時から福津市津屋崎4丁目の「お魚センター」第一駐車場で津屋崎区のお盆供養があり、同8時から9時半まで盆踊り大会=写真①=が開かれました。
盆踊り大会は、津屋崎盆踊り保存会と津屋崎区・区長会の主催。私も里帰りの孫娘・息子たちと、団扇を片手に甚兵衛姿で参加。太鼓、三味線の伴奏に乗り、哀調のある『博多柳町ぶし』の唄や、軽快な囃子言葉に合わせて、楽しく踊りしました。
津屋崎の盆踊りは、『博多柳町ぶし』と『須磨の浦ぶし』という独特の哀調がある節回しの唄と、太鼓、三味線の伴奏に乗り、輪になって楽しく踊ります。私は07年に初参加し、津屋崎の素晴らしい芸能文化の一つだと体感しました。昔の盆踊りでは、思い思いに仮装して、網笠や風呂敷を被った踊り手が、笛や太鼓、三味線の伴奏に乗り、櫓の舞台で自慢ののどを披露する歌い手の唄に合わせて軽やかに踊ったそうです。