吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2006年12月7日/〈日記〉63・「津屋崎千軒通り」が散策道路として整備されました

2006-12-07 11:41:48 | 日記
●写真①:車道と歩道に2色の石板がきれいに敷き詰められた「津屋崎千軒通り」舗道
      =福津市津屋崎新町の「上田清商店」前で、2006年12月7日午前9時27分撮影

 福津市が津屋崎地区で進めていた「新漁村コミュニティ基盤整備事業」で、「津屋崎千軒通り」の散策道路整備工事が12月7日、ほぼ終わりました。

 市産業観光課によると、2005年から2年継続事業で行い、明治の町並みを伝える「津屋崎千軒通り」のうち、浜の町の津屋崎漁協前から新町の明治創業の造り酒屋「豊村酒造」前付近まで延長約500㍍のコンクリート舗道(最大幅4.5㍍)に、グレーと淡い赤褐色の2色の石板(40㌢四方)をきれいに敷き詰めました=写真①=。

 浜の町の津屋崎漁協前の「海岸通り」には、芹野釣具店前歩道の車道側に「散策道路 津屋崎千軒」と書いた案内表示=写真②=を設置。車道路面から低い位置に表示されており、遠慮がちの表示で印象が弱い感じです。


写真②:芹野釣具店前の舗道に設置された「散策道路 津屋崎千軒」の表示
     =福津市浜の町で、12月3日午後3時42分撮影

 また、津屋崎漁協南側の市営「お魚センター」駐車場には、津屋崎漁港周辺図や漁港と津屋崎千軒についての説明文付きの案内表示が建てられました=写真③=。ちょっと小振りで、お年寄りには地図や説明文の文字が読みにくい気がします。


写真③:津屋崎漁港周辺図や漁港と津屋崎千軒の説明文を入れた案内表示
     =福津市営「お魚センター」駐車場で、12月7日午前9時23分撮影

 津屋崎地区は、津屋崎漁港が江戸時代から大正時代まで漁業と海上交易で栄え、〈津屋崎千軒〉と呼ばれる商家で繁盛した酒蔵や染物紺屋などの古い町並みが残り、06年2月には水産庁から全国の〈未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選〉に選ばれてもいます。「津屋崎千軒通り」のうち、「豊村酒造」前から東側の天神町までの区間についても、同じように散策道路の整備が望まれますが、市産業観光課では予算計上など整備計画は具体化していないという。
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2006年12月7日〈津屋崎の野鳥〉037:オナガガモ

2006-12-07 04:59:55 | 福津市津屋崎の野鳥
●写真①:「津屋崎干潟」の入り江で仲良く泳ぐオナガガモ(右が雄、左が雌)
      =福津市渡で、2006年12月4日午後0時59分撮影

 福津市の「津屋崎干潟」の入り江で12月4日午後、尾の長いオナガガモ(カモ科)の番(つがい)が、仲良く泳いでいました=写真①=。

 体長は雄75㌢、雌53㌢。雄=写真②=は焦げ茶色の頭で、首に白い筋があり、雌の体は尾の方になるにつれて淡い色になります。「プルッ、プルッ」と、低い声で鳴きます。


写真②:泳ぎながら餌を探すオナガガモの雄
     =福津市渡の「津屋崎干潟」入り江で、06年12月2日午後2時25分撮影

 オナガガモは、生態上から分類される「水面採食性・淡水ガモ類」の代表種で、越冬期には水藻類やヨシの新芽などを食べます。普通の採食時には潜水しませんが、水底の食物を採る時は潜水して逆立ちし、長い頸(くび)を利用して採食します=写真③=。


写真③:潜水して逆立ちし、水底の食物を採るオナガガモたち
     =福津市渡の「津屋崎干潟」入り江で、12月4日午後1時04分撮影

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