fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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ビブリオバトル&トーク よかったです!

2018年05月04日 | 日記
 上野親子ブックフェスタ2018の初日3日、都立美術館講堂で行われた「5人の児童文学作家のおすすめ本 ビブリオバトル&トーク」が終了しました。
 このイベントのため、ビブリオバトル普及委員会の粕谷亮美さん、さ・え・ら書房の編集者さんをはじめ、たくさんの方がご準備をしてくださいました。おかげで緊張はしたけれど、安心して臨むことができました!

 230人もの講堂で、来てくださる方がいるのだろうかと思ったのですが、事前申し込みは倍以上あったとのこと。抽選でもれてしまった何人もの知り合いからご連絡をいただきました。
 当日は朝まで雨。風が強まるという予報もあり、来場を見合わせた方もいらしたようで、空席もありましたが、子どもさんもたくさんいらしてくださって、嬉しかった!

 さて、私がご紹介したのは、『こんぴら狗』今井恭子(くもん出版)です。
 5人が何を紹介するかは、お互い知らずに臨んだんですよ。
 『こんぴら狗』は、これを紹介すると決めた後、今年度の夏休み課題図書に認定、加えて日本児童文学者協会賞を受賞というすごいことになっている本です。でも私はあえてそれには触れず、紹介させていただきました。課題図書になるとか、賞をとったとかは関係なく、とても好きだったから選んだ本なので。(もっとも、やっぱり、さすが! とは思いましたよ)

 発表は5分を想定して考えていったのですが、やっぱり時間があまり、あとで、(そうだった、あれを言い忘れた)ということもあり。おきまりのパターンでした。(笑)質問の時、子どもさんが手をあげてくれたのが、よかったなあ。
 実は会場に作者の今井恭子先生もいらしていたんです。終了後、『こんぴら狗』にサインをいただきました。そして時間差で、画家のいぬんこさんからも、サインをいただいて。これは、レアもの(自慢)

 チャンプ本になったのは、濱野京子さんの『100時間の夜』アンナ・ウォルツ/作 野坂悦子/訳(フレーベル館)でした。パチパチ。
 森川成美さんが、『昔話法廷』(金の星社)
 赤羽じゅんこさんが、『オオカミを森へ』(小峰書店)
 松本聰美さんが、『?(疑問符)が!(感嘆符)にかわるとき』(汐文社)
 全部読みたくなりました! 

 その後は場所をテントに移して、サイン会。こちらにもたくさんの方が来てくださって、ありがとうございました。

  これは、さ・え・ら書房さんのテント。

 急遽、予定にはなかったのですが、くもん出版さんのテントで、『オオカミのお札』のサイン会もさせていただきました。最初、売れないかな。申し訳ないなと思ったのですが、なんとか売れてホッ。少年がじーっと見て、最初1冊だけ買ってくれて、少ししてからもどってきて、残りの2冊も買ってくれたの。これが嬉しかったなあ。少年、ありがとう!! もう、読んでくれたかな。

 上野では、まだ明日までこのイベントが行われています。あちこちで読み聞かせや、工作教室、サイン会が行われていて、にぎわっているはずです! すごいパワーが集まっています! 

 お世話になった皆様、お会いできた皆様、ありがとうございました!! 

 *ビブリオバトルの写真は、きっとぼちぼち集まるでしょう。