こんばんは、ほしこです。
昨日まで、Gvを2回ほどお休みして(あと、仕事もね♪)
東日本大震災の被災地である岩手県で
ボランティア活動をしてきました。
そこで、ちょっといつものGvレポートとは離れて
ボランティアのレポートに代えさせてもらいます_(._.)_
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【行ってきたところ】
岩手県釜石市・上閉伊郡大槌町
【やってきたこと】
主に個人宅の掃除(津波で入ってきた泥の運び出し)や
使えなくなった家財の撤去、消毒(石灰まき)など。
ほとんどが力仕事でした。
【行ってきた当時の現地の状況】
4/25くらいのお話です。
この時点では、道路上のガレキなどは片付けられていましたが
道の隅や空き地などには、いたるところにガレキや廃材、
家電製品などが積み上げられていました。
津波で運ばれてきた泥が乾燥して、砂ぼこりになって
舞い上がっているので、ほとんどの人が
マスクをつけて歩いていました。
電気・水道・ガスなども復旧していないところが
まだまだ多く、JR釜石駅なども途中までは自家発電で
やっていたそうです。
被災地域からやや外れた国道283号線沿いの
スーパー「マイヤ」さんなどは開店しており、多くのお客さんが
長い列をつくっていました。
あとは、パチンコ屋さんが開いてたかなぁ・・・
ものすごいお客さんの数。情報交換とかの場に
なってるのでしょうね。
(写真は、大槌町にある小槌川付近の状況です)
【支援状況】
これだけの被害が出ると、現地の役所や
社会福祉協議会(ボランティアの取りまとめをやってるところ)だけでは
到底手がまわりません。
そんな中で、近隣の遠野市の社会福祉協議会を中心に
「遠野まごころネット」が結成されて
主に岩手県南部沿岸地域(釜石市・大槌町・大船渡市・陸前高田市など)の
後方支援を行っていました。
遠野市自体も、決して無傷だったわけではなく
市役所庁舎が全壊するなど相当な被害を受けているはずなのですが
それでももっと被害が大きいところの支援を行うってあたりが
すごいなって思いました。
【一日の流れ】
ほしこが参加したのは団体ボランティアでした。
個人の場合はもっと違うと思います。
6:30 起床・朝食
(現場から約100km離れた花巻市にあるベースキャンプで
滞在していました。ベースキャンプっていっても
廃校になった学校だったりします☆)
7:30 ベースキャンプ出発
基本的にバスでの移動でした。
道中にたくさんあった「災害支援ありがとう」の看板に感激です☆
8:30 遠野市社会福祉協議会で行き先の指示を受ける(省略することも)
10:00 現場到着
現地のボランティアセンターで仕事の指示を受ける
10:30 活動開始
12:00 昼食(大抵持ち込んだおにぎり)
13:00 活動再開
15:30 活動終了、後片付け
17:30 ベースキャンプ近くのお風呂屋さんに行って入浴
(正直お風呂に入れると思ってませんでした。地元の方の協力に感謝!)
19:00 夕食
21:00 疲れ果てて寝るzzz
【必要な装備】
・長靴。現場は泥・砂だらけなので必須。しかもその泥の中に
釘や刃物などかなり危ないものが転がっており、踏み抜いたら大怪我、
最悪破傷風にかかる危険性があるので、できれば鉄板の入った安全靴が
ほしいです。なければ、釘踏み抜き防止用の中敷もあるそうです。
安全靴だと、重たい物を足元に落とした時の対策にもなります。
・ゴム手袋。普通の軍手だとあっという間にドロドロになって
水気がもれてきました。しかも泥の中に釘が混じっているとアウト。
また、ゴム手袋でも穴が空いたものは即捨てるつもりじゃないと
危ないです。
・マスク。津波で運ばれてきた泥でできた砂ぼこりが舞い上がっていて
吸い込むと体に良くなさそう。また、場所によっては泥の中に腐敗した
サンマとかシャケが流れてきていてすさまじい異臭がするので
活性炭の入ったマスクを使っていた人もいました。
・ティッシュ。現地には基本的にトイレがありません。
運がよいと仮設トイレがつかえますが、まず紙が置いてない上に
衛生状況がかなり悪いので、持って行かないと泣きを見ます(´・ω・`)
また手を洗うところもないことがあるので、ウェットティッシュも
あると便利です。
(もっとも、後半は結構水が使えるようになってきていて、ボランティア
センターのトイレが使えた時もありました^-^)
あとは、ヘルメットとかゴーグル(砂ぼこりが目に入るのを防ぐため)、
ヘッドライト(ヘルメットにつけて使うタイプのもの。床下の泥だし
などに活躍)があるといい時もありました。
だいぶ長くなりましたので、現地での作業については
次回以降にしたいと思います。