電脳アニメパス

アニメ及び周辺文化に関する雑感

週刊アニメ定点観察 Vol.505 (3/3)

2006年12月14日 | 週刊アニメ定点観察
期間:06/08/04~06/08/06

◎ケロロ軍曹
 (第121話)
 ドロロのとこに忍術訓練の成果を見せにやってきたカララ。振り回されてるドロロがいつもと声と違うと思ったら……ヴァイパーの変装かい。いつもの複雑に遠い親戚だか他人だかわからないヴァイパーじゃなくて、正真正銘のヴァイパー本人かい。
 カララの連れのチロロに付きまとわれてるヴァイパー。挙句の果てにカララ誘拐犯にされてるとは哀れ。
 いきなしカララをさらっていくもう1人のヴァイパー。ま、謝礼目当てのケロロの変装ってミエミエだな。
 それにしてもプールから飛び出た小雪。いったいどうやってスク水から忍者衣装に着替えたんだ?

◎シムーン
 (第18話)
 シムーンについて、自分の祖父が別の世界が見れるって言ってたことをネヴィリルに語ってるアーエル。そのことは秘密にしようというネヴィリルだけど……
 遺跡のあった古代シムーンの大半は敵に奪われてしまったということで、なんか戦力的に劣勢になってる宮国。偉いさんのシヴュラへの対応もだんだん巫女というよりは単なる兵士に対する扱いって感じが露骨になってきて惨めだね。
 取りあえずは敵の空中基地を叩くってことで、またボロ船のメティスをベースにしてコールテンペストに偵察に出ろって話なんだけど、なぜかユンとともに任務から外されてるアーエル。どうも祖父のことが関係してるみたいなんだけど……
 いや、何かどう考えても物語の状況はジリ貧だな。どんどん敵がパワーアップしてるのに、逆にこっちは手持ちのコマがどんどん無くなって来てるって感じ。なんか第2次世界大戦時の日本軍みたいだけど、日本軍は(資源や工業力の問題で実戦に投入できなかったものが多かったとはいえ)まだ自力で新兵器の開発が出来てただけマシだな。こいつらのシムーンって基本的に遺跡で発掘された部品がすべてだから戦力アップもクソもないからねぇ。

◎おとぎ銃士 赤ずきん
 (第6話)
 フェレナンドの魔法力が弱まって、ファンタヴェーレへの扉が閉ざされつつあるって話。自分たちが帰れないと困るからって草太を連れてファンタヴェーレに向かおうという赤ずきんたち。おいおい、おまいらがエルデに留まって草太を守るのが本当だろ。
 夏休み初日から夏祭りっておめでたい町だな。で、肉じゃがの屋台を出してるりんご……いや、そんなもん屋台で売れるのか?
 りんごにビデオメッセージを残して旅立つ草太……はいいけど、そんなもん残す暇あったら台所の片付けぐらい自分でやってから出掛けろよ。おまけに異世界行くのに携帯なんぞもってっても役立たんだろうに。
 その携帯に電話を掛けて草太の居所を掴んでるりんご。何も正直に答える必要なかろうに。で、なぜか肉じゃが抱えて草太を追いかけるりんごだけど、いったい何するつもりんだろ。異世界行くのに肉じゃがの餞別もあるまいに。
 そのりんごを狙ってるグレーテル。あんたも暇ね。

◎ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu!
 (第19話)
 1週間遅れでふしぎ星に帰ってきた晴雨姉妹。なぜかエリザベータとファンゴも一緒だけど……寮母の分際で自分たちだけ先に帰ってきてたキャメロットたちも酷いね。
 闇の力の仕業でめちゃくちゃになった国王と王妃の部屋。エリザベータの勺の一振りで超豪華仕様……これって学園のときは知らない間に業者が飛んで来て速攻でやってるのかと思ってたんだけど、ふしぎ星まで来てそんなこともあるまいのに、いったいどういう仕組みになってるんだろう?
 しかし、王妃のネックレスを失くしたくらいでおひさまの国の一家が仲違いすると考えるとは、闇の意思もまだまだ甘いな。

◎BLOOD+
 (第43話)
 ソロモンにさらわれた小夜だけど、至れり尽くせりで尽くそうとするソロモンのことは警戒しまくったまま。ま、拉致犯の分際で信用して自分を受け入れようと言う方が無理なんだけどね。
 ジュリアに付き添われて病院に運ばれてるデヴィッド。このおっさん、生きていたのか? しかし、コリンズの方はどうなったんだ?
 小夜を連れ戻しに来たハジと戦うソロモン。ふらふらとビルの屋上から落ちてる小夜をた助けるために翼を出してるハジ。あの初代ジョエルの誕生日の惨劇の時に小夜を守るため翼手の姿になったハジを小夜が怯えたから、これまで翼手の力は使わなかったってか。いや、姿は出さなくとも戦闘の時の跳躍力とか傷の回復力とか、そんなの全部、翼手の力だと思うんだけどね。
 ソロモンからディーヴァがリクの子供を宿してることを聞かされた小夜。アパートに戻ってもショックな様子。
 朝食の準備をしてたカイ。どうみても中にゴーヤチャンプルーがあるんだけど、ニューヨークでゴーヤなんか売ってるのか? こいつもこいつで、すでに小夜が知ってるとも知らずにリクの子供のことを話そうと心構えしてるのがなんとも。
 気の抜けたカイの唇を奪ってた真央。そのまま押し倒すつもりでしたか、そうですか。遠慮なさらずにどんどんやってください。

◎ツバサ・クロニクル(第2期)
 (第41話)
 黒鋼の過去を知ってしまった小狼。読んでた本は『記憶の本』とか言って、最初に触れた人の記憶を次に触れた人に見せるって話。最初に黒鋼が触れたから、それを渡された小狼が黒鋼の記憶を見せられたってことか。で、その『記憶の本』がサクラの羽根に関係あるって話だけど……
 サクラの羽根のある『記憶の本』の原本は空中列車で向かう先にある中央図書館ってことで向かった一同だけど……この原本は貸出しも閲覧も禁止って拒否されるって展開。ところで、この司書のねーちゃんって『エンジェリック・レイヤー』の最と楓だっけ?
 で、今度は盗みに入ろうとしたけど、そこには裁きのゲートとか言う原本を盗みに来た奴にだけ反応するという魔法のトラップが……いや、嘘吐きや剣士の平常心で抜けられるようじゃ全然意味ないと思うんだけど。
 で、魔法壁を破ってたどり着いた先はなぜかクロウ国の光景って話なんだけど……これって原本が見せてる記憶の光景って話だろうね。

◎ああっ女神さまっ それぞれの翼
 (第16話)
 魔族ウルドの手に掛かる寸前だったベルちゃんだけど、スクルドと女神ウルドがやってきて何とか助かってるけど……ばれた魔族ウルドは女神ウルドのふりをしてどっちがどっちかわからなくしてるってのはよくある話。しかし、本物はお尻にマーキングしてあったって、呆気ないオチだな。
 開き直ってベルちゃんたちを攻撃する魔族ウルド。抵抗できないベルちゃんたちを庇う女神ウルドだけど、強力な法術の応酬に周囲を巻き込んでしまって、一瞬ひるむ女神ウルド。そこを魔族ウルドにやられるのかと思ったら。こっちはこっちで作り物の体が法術に耐えられなくなって退散ってか。哀れね。
 本物の体を狙う魔族ウルドと、神魔分離の結末を知り覚悟を決めた女神ウルド。しかし、最後はスクルドの発明で神魔融合してメデタシメデタシって話だけど……スクルドは神魔分離の公式をマーラーから訊き出してるんだけど、あれってすべて壷の効果であって、マーラーが組み立てた技術とかいうわけじゃないだろ。
 それにしても、元に戻ったと思ったら元の人格じゃなく、魔族ウルドと女神ウルドの2人の人格が一緒になってるだけってか? これ、単なるオチなのか、それとも引っ張るネタなのか、どっちなんだ?

◎ストロベリー・パニック
 (第18話)
 別荘に向かう途中で雨に濡れた渚砂と静馬。てっきりお約束のシチュエーションになるのかと思ったら、別々にシャワーですか。豪華な別荘というのも考えものだね。
 嵐で帰れなくなって別荘で一泊することになった2人。もう一人のエトワール、桜木花織の部屋で語り始める静馬。自分たちがこの部屋で愛し合った夜も嵐だったって……さりげなく物凄いこと言ってるな、このねーちゃん。
 しかし、雷の使い方がわざとらしすぎるね。停電の中、渚砂に花織の面影を見て泣き崩れる静馬。何を思ったか、嵐の中を飛び出していく渚砂。まだ雨に濡れてどうするんじゃい。
 結局、何もなかった一晩。朝になるなり静馬を残して一人で帰ってる渚砂。こいつも酷いといえば酷いね。で、帰り着くなり倒れてるけど……
 どうでもいいけど、わざわざ別送まで行ったのに花織のことはほとんど何も聞いてないんじゃないのか?

◎XXXHOLiC
 (第16話)
 くだぎつねにじゃれられてる四月一日。そこに小石が投げられてきて行ってみると、井戸端に油揚げ。それを好物のように平らげてるくだぎつねだけど……
 大きくなったままのくだぎつねを元に戻すために壷の中に吸い込まれてる四月一日。喋るスイセンの生えてる場所を抜けたと思ったら、なぜか座敷童女のいる場所に。油揚げをくれたのは座敷童女だったってか。ま、お礼を用意してたあたり、四月一日も気付いてたみたいだけど……
 でも、それを見た雨童女に「安い」って詰られてるのが哀れね。
 しかし、そりゃ油揚げってのもそんなに描きようのある物体じゃないけど、これじゃ例の緑色の球体キャベツと変わらんねぇ。

◎ふたりはプリキュア Splash Star
 (第26話)
 夏合宿は良いけど、たいそうな割りにはたった二日かい。
 みんなが自分だけ除け者にヒソヒソ話を始めたらそれはきっとイジメ……じゃなくて、誕生日のサプライズパーティーって相場は決まってるな。
 ろくろ首に化けて健太を脅かしてるハナミズターレ……物好きね。

《おまけ》
◎ウルトラマンエース(再)
 (第13話)
 弟を庇って超獣に殺された新聞配達の少年。他に目撃者がいないからって弟の証言を聞かずに事故と処理してる警察官だけど……これだけ超獣が頻出してる世界で超獣の被害を認めるのがそんなに嫌か? ま、相手が超獣ならTACの管轄になって、自分の成績に繋がらないとかいう点数主義の弊害だな。
 で、この事件が何か物語に関係あるのかと思ったら、ほとんど意味がないって酷い話。単にガキの言うこと聞いてエースが超獣の存在に気付いていたら……ってところの話なんだろうけど。
 TACの技術で発見されたゴルゴダ星。位置がマイナス1度で裏側の宇宙って……どんな宇宙じゃい。
 そのわけのわからん宇宙にあるゴルゴダ星にウルトラサインで呼び集められるウルトラ兄弟たち。そこにはなぜか自分たちの名前が刻まれた十字架が。で、いきなし怪しげなガスを浴びせられてエネルギーを奪われる兄弟。
 時を同じくして地球で暴れ始めた超獣バラバ。エネルギーが足りなくて地球に戻れないエースに自分たちのエネルギーを分け与える兄弟たちだけど……そこまで地球が大切か。親切な宇宙人だな。
 地球に戻ってバラバと戦うエース。しかし、ゴルゴダ星でくたばった他の兄弟たちを磔にして人質に取ったヤプールの作戦に抵抗できずにやられてしまうエース……いや、他の兄弟たちって死ぬ覚悟でエースを地球に帰したんだろ? 何を今さら人質にとられてヤプールの言いなりになるんだ?
 ああ、冒頭の新聞配達の兄弟の話はウルトラ兄弟の運命になぞらえてるんだな。いや、そんなことしても全然意味がないと思うんだけど……どう考えても兄の殺され損だろ。

◎ウルトラマンメビウス
 (第18話)
 ベムスターが地球に接近。過去のウルトラマン(ジャック)も最初は1人では倒せなかった強敵だと聞き、ヒカリが去って自分1人になった重荷を感じてるミライ。そこに彗星が地球に激突してきて、競い立ったメビウスは出動してきたGUYSを無視して1人で彗星を破壊してるけど……それでGUYSの連中の反感を買ってるとはマヌケね。
 アイハラにメビウスは仲間じゃないと言われて落ち込むミライ。それを見たサコミズはミライにコノミと共に幼稚園を訪問させてるけど……「むすんでひらいて」が出来ない子供を巡って、プレッシャーに潰される危惧を諭されてるって話ね。
 そして来襲したベムスター……窒素やヘリウムを求めてって、窒素はともかくヘリウムだったら地球なんぞより太陽の中に莫大にあるだろ。いや、さすがに燃え盛る恒星には怪獣だって近付けないのかもしれないけど……
 トリモチで腹部の口を塞ぐことを提案したテッペイ。なかなか絶妙なアイデアだったけど、世の中って上手くはいかないものね。
 ヒカリからもらったブレスレットで変身し、ベムスターを一刀両断にしてるメビウス……いや、そんなのあるなら最初からトリモチ作戦なんかしなくても良かっただろうに。
 しかし、メビウスを親友だと呼んでるアイハラ……現金ね。

◎仮面ライダーカブト
 (第27話)
 ワームの前に現れた影山。やっぱしワームとゼクトってつるんでたのね。しかし、相手が誰でも立場が弱いみたいね<影山。
 おや、ゼクトに従わないライダーが邪魔だからワームと組んで排除するってか。
 いきなし風間のことを思い出してるゴン……おいおい、このガキ、まだ出番あったんかい。その風間は仕事が落ち目で、客は減るわ、マネージャーにも逃げられてる始末。惨めね。
 風間の商売敵の相良。おいおい、いくらなんでも消火器入れのケースは無いだろ。で、メイク勝負の後でその相良を殺してる風間だけど……
 ひよりの店で飯を食ってる天道。そこに風間を探しにやってきたゴン。じいやが倒れた神代がやってきてるけど、いつも大口を叩いてるのにいざという時に天道しか頼ることができないってのも無様ね。
 過労で倒れたじいやに代わって神代家の手伝いを始めたゴンだけど、たちまち神代家の経済状況の実情を思い知らされてるとは悲惨。で、ようやく神代本人もそのことを知ることになったんだけど……
 逃亡中の風間の潜伏先に出前を届けに来た神代。自分で働き出したのは良いけど、寄付金を寄越せって……そりゃ強盗だろ。
 警察から逃げて天道のとこにやってきた風間だけど……どうもこいつ、ニセモノ臭いね。でも、ニセモノでもメイクの腕は一流なのね。しかし、また樹花がピンチか。

週刊アニメ定点観察 Vol.505 (2/3)

2006年12月14日 | 週刊アニメ定点観察
期間:06/08/01~06/08/03

◎ちょこッとSister
 (第4話)
 はるまに肉じゃがを届けようとして迷ってる千歳さん。そこを通り掛った真琴に自分の分もせびられてるのはいいけど……同じく通りかかった不景気そうなじいさん。他に住人がいたのね。
 スーパーでバレンタインのチョコを見ているところをちょこと出くわした千歳。思わず誤魔化そうとしてるのはいいけど、相手のちょこはバレンタインなんか知らないって感じね。
 当日、朝からはるまにチョコをねだってる真琴。このねーちゃんって……
 先輩の丸茂珠美のバイトを代われと言われたはるま。何か美味い話で釣られてるけど、バレンタイン当日の高級チョコ半額セールで1つでも多くを売って利益を出せって……どうでもいいけど、半額で売って利益が出るのか? 原価割れしてたら売れば売るほど赤字になるだけだぞ。
 はるまが帰ったら部屋の中に大きな箱。中にはラッピングされた裸のちょこがいて、バレンタインのプレゼントに「私をあげる」って……いや、もうちょっと年上の女の子ならねぇ。ま、それは電車の中でうとうとしてたはるまが見た夢だったのだけど……真琴が悪戯心で入れ知恵したのなら十分ありうるって話。
 帰ってきたはるまにチョコを渡そうとした千歳だけど、チョコなんてしばらく見たくもないというはるまに渡せずじまい。おまけにしりもちの下敷きでチョコが粉々とは悲惨だね。
 で、まるまが部屋に帰ったら案の定、お約束通りに大きな段ボール箱。しかし、黙ってガムテープで目張りして押入れに押し込むとは性格悪いな。だいたい、穴までふさいだら中で窒息死してしまうぞ。

◎ハチミツとクローバーII
 (第5話)
 真山と理花さんの間がうまくいけば、逆に穏やかじゃないのが山田さん。良いとこ連れて行くといって美和子さんが連れて出したのが健康ランド。ま、確かにくよくよしてられる場所ではないな。
 なんか久々に登場の森田と竹本。免許を取るのに生活費を使い果たして、今月いっぱいパンの耳でしのぐところを森田に食い尽くされてしまったって……悲惨ね。
 そんな他人の食い物を奪いあさってる森田だけど、実はバイトで大量の金を稼いでるって……世の中間違ってるな。森田に「世界中の子供たちから永久に毎月50円を巻き上げるシステム」が完成したと見せてる森田の兄。いったい、そりゃ何じゃいっ! ま、1人50円でも世界中の子供からだと合計数十億、実質的にその1パーセントとしても毎月数千万円稼げるなら相当なものだけど。それと同時に森田に今月あと1億稼げとか言ってるんだけど……いったいこの兄弟って何のために金を稼いでるんだ? どこぞの執事みたいに両親が莫大な借金残して失踪したとかいうわけでもあるまいに。
 いきなし鳥取から帰ってきた野宮に思わず回し蹴り……山田さん、久々の足技だね。

◎ひぐらしのなく頃に
 (第18話)
 大石に智史の失踪について聞き、鷹野と出くわし、オヤシロ様の祟りと園崎家の関係を疑い始めた詩音。そんな時にやってきた魅音に襲い掛かろうとするけど……魅音の指にも自分と同じ爪をはがした跡が……。魅音からあれで詩音と智史の仲は許されるはずだったと聴き、魅音のことを許してる詩音だけど……
 それから1年後、詩音の前に現れた圭一。かつての智史とイメージがダブるけど、圭一には魅音がラブラブな感じ。この辺あたりからは《綿流し編》そのままの展開を詩音の目から描いてる感じだね。
 綿流しの晩に圭一を誘って鷹野たちと祭具殿に忍び込んだのは良いけど、それがなぜか速攻でばれてて、ババアと魅音が鷹野とオヤシロ様の祟り云々って話をしているのを聞いてしまった詩音。なんか、この先は詩音と圭一が捕まって二人とも殺されてしまうって展開だったはずだな……結末がわかってるだけ余計に凶悪な感じだね。

◎つよきす Cool×Sweet
 (第5話)
 演劇部が出来たときのためにスポットライトを購入しようとしてる素奈緒だけど、そんな業務用の機器、小遣いで買えるようなもんじゃないだろ。で、カレーショップのウェイトレスのバイトを始めたのは良いけど、そこの先輩が蟹ってのが悲惨。
 素奈緒に先輩風吹かして300種類のメニュー全部覚えろとか言ってる蟹だけど、本人自体がいい加減すぎ。で、先輩だったら奢れという素奈緒に大根カレーを出してる蟹だけど……そんな水っぽい食材、スープカレーならいざ知らず、普通のカレーに大根が入っててもね。
 20分で完食すればタダの超辛カレー目当てに毎日来てるという椰子。このままじゃ商売にならないと限界に挑戦したカレーを出してる素奈緒と蟹だけど、完敗。いったいどういう舌をしてるんだろうね。
 そこへ乙女がやって来て感激の素奈緒……は良いけど、さらにエリカが嫌がらせで学園関係者を大量に引き連れてきて、てんやわんわ。しかし、蟹に言われたこと間に受けて一晩でメニューを覚えてる素奈緒って……。ま、芝居の台本だと思えば覚えられないことないか。
 カレーショップの短期バイトじゃスポットライトどころか懐中電灯がせいぜいだって……おいおい、スポットライトの値段を見てバイトを決めたんじゃなかったのか? 確かにカレーショップのウェイトレスを短期でやったところでたいしたバイト料にはならんと思うけどね。

◎ARIA The NATURAL
 (第18話)
 晃主催のバーベキュー。先輩3人の奢りだと言ってもアリシアとアテナが来る前に食い始めようって……酷いね。ま、そこにちょうどやってきたから間に合ったけど。
 やたら肉に燃えてる晃。いや、この様子を見たら灯里とアリシアは食いっぱずれそうだな……とか思ってたら、こいつらはシーフードと野菜担当かい。しかし、仕上げに焼きおにぎりって、どこのバーベキューじゃい。
 願掛けして伸ばした髪をなびかせてる藍華だけど、アリシアに褒められて気を良くしてるのも束の間、晃には願掛けなんかって言われてふてくされ。挙句の果てに火が燃え移ってちりちりに……悲惨だね。
 結局、ちりちりになったとこまで切り揃えたら、見事なショートカット。そこにやって来て、どうせ願掛けしても藍華はアリシアにはなれないと言い放ってる晃。ま、そりゃそうなんだけど、このねーちゃん、いちいち口調がきついからねぇ。
 翌日、バーベキューの仕切りなおし。今度は灯里の髪が……とかいうオチは無いか。それにしても、今回は絶妙な作画で、藍華の魅力が十分すぎるほど引き出せてるね。

◎スクールランブル 二学期
 (第17話)
 見合いから逃げてきた愛理を乗せて逃避行の播磨。流れる街路樹の光景がCGだけど、ヘッドライトの照り返しがルミネッセンスのように輝いていて幻想的で良いね。
 愛理を追いかけるも一歩及ばず、美琴の家に乗り込んで麻生のふりをしてる中村。どう考えても無理があるだろ。で、代わりに愛理追跡に出たマサルだけど……愛理と間違えて天満を拉致していくって、おまい本当に沢近家の使用人か?
 天満奪還のために見合い会場に乗り込む決意をしてる播磨だけど、バイクがパンクし、ボロ寺で一泊。愛理と一晩過ごすことになるんだけど……
 この期に及んでもまだ相手が播磨と気付いていない愛理はともかく、播磨って愛理にそんなに滅茶苦茶な印象を持ってたのか。ま、ふだんの愛理の態度をツンデレ故の態度と気付かず、さらに愛理に対して何の好意も持ってなければそうなのかも知れないけど。
 しかし、寝てる愛理の顔に髭を描くって……起きたら殺されるぞ。……と思ったけど、なぜかそんな感じのことは無かった様子。
 見合い会場に乗り込んだ愛理と播磨。相手がまだ来てないことを良いことに播磨に相手役をやらせて破談に持ち込もうと画策してるけど……
 播磨が見合いの間に来たら、すでにそこには天満が。相手が播磨とは気付かずにどうにか破談させようとあの手この手で悪態をつく天満だけど、逆に播磨はやる気に燃えてるって感じ。しかし、さすがに天満は相手が播磨だと気付くか。しかし、よくサングラス持ってたものだな。
 一方、母親と会っていた愛理は自分の手で見合いを断ることを決意。で、やってきたらそこには天満と播磨が……いきなし播磨に蹴りを食らわせてるのが唐突だけど、今まで一緒にいたのが播磨だと気付いたのかねぇ。

 愛理の顔の髭が消えていたのはそういうことだったのか。しかし、花井もごくろうさんだね。

◎イノセント・ヴィーナス
 (第2話)
 艦砲を搭載した潜水艦って、いったいいつの時代の兵器じゃい。それより、倭寇を自称してる海賊って、ネーミングセンス最低だな。

◎いぬかみっ!
 (第18話)
 冒頭、いきなし千葉繁のメガネが出てきてるけど、何かに気付いたような感じなんだけど、いったい何なんだ?
 啓太たちの攻撃のエネルギーを溜め込んで外の世界に抜け出してる赤道斎。かつて敗北した大妖孤に復習するのも目的の一つだってかい。
 せんだんたちも合流して社会から幸せパワーを奪ってる赤道斎に立ち向かうけど、巨大な中華ドリルの前には歯が立たず……と思ったら、そこにメガネ登場。一般人が何するつもりかと思ったら……変態集めて中華ドリルに立ち向かうってかい。いや、倒したと思ったら平気で復活してきてるから意味があったように思わんけど……
 赤道斎が目的果たして去って行っただけなのに、まるで撃退したように喜んでる一同……おいおい、こいつら大丈夫か?
 しかし、最後に赤道斎とつるんでるように現れた薫となでしこって……
 その変態大行進のEDはやめてくれ~~~っ!

◎ウィッチブレイド
 (第18話)
 和銅の部署が極秘裏に開発したアルティメットブレイドが暴走して一般人を殺戮。現場に残された軍事兵器としか思えない破壊力の痕跡や、その後に警察やマスコミに匿名で送りつけられたビデオから導示重工の関与が疑われ、関連部署と思われた特殊機局の鷹山が引責辞任させられるという唐突な展開。
 ま、導示は政界とつるんでるし、大震災の時に逃げた兵器だといえば法的な責任は逃れられるみたいだけど、それじゃ世間が収まらないからって感じだけど……ビデオをばら撒いたのが和銅なら陰謀臭いって気がするけど、機密の隠蔽に精一杯で和銅にそこまで余裕があったようにも見えないんだけどねぇ。
 テレビでニュースを知った雅音は導示本社に出向くも、そこで瀬川から鷹山の辞職を伝えられ、代わりに和銅に引き合わせられてるって話。今後はウィッチブレイドも和銅の管理になると聞かされ反発する雅音だけど、弱み(梨穂子が本来の適合者だということ)を握られてる瀬川に脅され、やむなく仕事を続ける破目になってるけど……そのことを梨穂子に非難されてるとは悲惨ね。
 それにしても、いったん和銅を見限ったと思った瀬川なのに鷹山が失脚した途端にまた和銅に擦り寄ってるとは抜け目無いな。

 一方、ナソエフの古水は自分の遺伝子とまりあの遺伝子を使ってさらに次世代のネオジーンを開発しようとしてるけど……そんな近親交配ばかり繰り返して大丈夫なのか? 玲奈が第1世代で古水の娘としたら、まりあは第2世代で古水の孫。ま、自分の孫でもあり娘でもあるまりあの遺伝子で生まれた次世代のネオジーンって、曾孫でもあり孫でもあり娘でもありって……メチャクチャだな。ま、あくまで遺伝子操作による生成だから、実際に肉体関係を持って産ませたりしてないだけマシだろうけど。
 で、開発担当者はどうせ古水の遺伝子を使ってる限りは親展は無いって冷めてる感じ。代わりにウィッチブレイドの本来の適応者である梨穂子に関心を示してるけど……

◎ZEGAPAIN -ゼーガペイン-
 (第18話)
 シンに破損部分を復元されたリョーコの幻体データだけど、感情を司る部分は復元されてないって……悲惨だね。ま、シン自身に感情という概念が無いんだろうから仕方ないだろうけどね。
 転校してきたシズノ……こいつも時間がリセットされるたびに転校してきてるって、ごくろうさんだね。
 アルティールにはちゃんとリョーコの感情があって、記憶は一応共有してるってのが複雑だね。
 哨戒中に一面のユリの野原を見付けたリョーコ。西オーストラリアの沿岸領域ってか。オケアノスを舞浜に向けるという生徒会長。量子転送システムのメンテナンスとか言ってるけど、本当の目的は他にありそうだね。
 花に触れないリョーコたち。しかし、地面にはちゃんと立ってるんだな。この辺は重力とバランスを取ってるのか? そこに現れたガルズオルム。花に触れるという点ではそいつらの方が本物って話だけど……
 結局。一面のユリは見事に燃えちゃいましたか。いったい世界中にどれだけ元の自然が残ってるのか知らないけど、もったいないな。

◎神様家族
 (第11話)
 久美子が悪魔じゃないかと言ったテンコに、昨夜会ったじゃないかって言ってる久美子。いったいどんな展開になるのかと思ったら、そのまま普段の学校生活へ……
 様子がおかしいテンコが気になった佐間太郎は久美子に別れ話を切り出すけど、それと引換えに久美子から告げられたのは、自分は悪魔の娘であり、母親に強要されて佐間太郎の魂を狙っていたということ。昨夜もクラスメイト2人の魂を取ろうとしたけど、失敗し、それをテンコに見られてしまったという話。自分にはそんなこと出来ないから神様の息子として母親から助けてほしいって言ってるんだけど……
 そこに現れたフミコ。クラス全員に見せた悪夢でエネルギーを得て若返った母親だったってかい。もう久美子は当てにならないと自ら佐間太郎に襲い掛かってるフミコだけど、そこへ呑気にやって来てるテンコ。さすがにフミコの顔を見たらビビってるけど……
 なぜかフミコとは宿敵みたいなブタ。おや、こいつが大天使とかいうのは本当だったのか? てっきり悪魔の手先だと思ってたんだけど……
 どうにか久美子を連れ帰った佐間太郎だけど、ちょろ子呼ばわりして何かと邪険にしてるママ。いや、久美子が悪魔の娘だからとかいうのは関係ないんだろうけど……
 パパに助けを求めようとしても、なぜか天界とは連絡できず、自分たちだけでフミコに立ち向かわなければ行けないって話だけど……。しかし、どうでもいいけど、ずっと近くに悪魔が潜んでいたのに神様でもそれに気付いてなかったのか?
 ところで、ブタも久美子も佐間太郎たちに取り入って油断させるためにフミコと仕組んで芝居してるって可能性もあるんだけど、どうだろうかねぇ。

◎ザ・サード ~蒼い瞳の少女~
 (第14話)
 火乃香の銃のコレクションを見付けて1個せびってるミリィ。ま、砂漠じゃ銃が無けりゃ身を守れないだろうけど。
 学校で眠り続けてたことでミリィを気遣ってる火乃香だけど、それがミリィを傷付けてしまうって……他人の内面に触れるってことはいろいろと厄介だね。
 砂漠の中を飛び出したら、いきなし蟻地獄のようなものに吸い込まれていくミリィ。火乃香が追いかけるも、大量の触手が現れて妨害。ミリィはどんどん吸い込まれるまま。そのとき、いきなし白い狼が現れてミリィを救ってるけど……この狼、何かミリィと関係あるのか?
 しかし、狼というより『もののけ姫』の山犬のモロって感じだな。
 砂の中から姿を現した捕食者。なんか巨大なコウチュウだかナマコみたいなものが蟻地獄の底で口を広げてたってか。吸い込まれてたらお仕舞いだったな。で、その巨大ナマコを一刀両断にしてる火乃香だけど……いや、普通の剣でそれは無理だろ。
 火乃香たちの前に現れた砂漠の妖精。それを追いかけていく狼。そして、その様子を眺めていたこの前の依頼者……まだ物語はこれからってか。

週刊アニメ定点観察 Vol.505 (1/3)

2006年12月14日 | 週刊アニメ定点観察
期間:06/07/31~06/07/31

◎ゼロの使い魔
 (第5話)
 使い魔の品評会があるからって才人に芸を仕込もうとしてるルイズ。いや、何もペットブリーダーの学校じゃあるまいし、使い魔って品評会をするようなものなのか? 確かに才人の空気の読めなさとか礼儀知らずってのは根本的な欠点だからルイズがいらつきまくるのも当然だけど……
 その品評会を視察にやってきたアンリエッタ。声は平成のプリンセスボイス・川澄綾子って……ベタだねぇ。原作じゃ1巻の時点でアンリエッタは登場してないはずだから、当然、使い魔の品評会とかも無かったはずだけど……。夜中にルイズの部屋にやってくるのも2巻のウェールズ皇太子絡みの事件の冒頭だったよな。
 幼少時にアンリエッタの遊び相手として一緒にいたというルイズ。家柄だけは名門なのね。もっとも、末端の貧乏旗本の倅の勝海舟も幼少の頃に将軍の孫の遊び相手に選ばれたとかいうから、家柄だけで選んだりするものじゃないかもしれないけど。(ま、将軍家の場合は武門の家柄だし、将軍の孫と言っても直系の跡取りってわけじゃなかったんだろうからトリスタン王家と比べても仕方が無いだろうけど……)
 品評会の最中、警備の薄れた宝物庫を狙って現れた土くれ。魔法で扉が開けられないと見ると巨大なゴーレムを召喚して物理的に宝物庫の壁を破ろうとしてるけど……いや、いくらアンリエッタの視察の品評会があるからって、周囲にまったく警備員がいないってのもマヌケな話。
 そこにのこのこ現れたルイズと才人。才人がゴーレムに捕まって、ファイヤーボールでゴーレムを攻撃しようとするけど……とてもファイヤーボールとは見えない攻撃が才人をかすめて宝物庫に直撃。ゴーレムでも壊せなかった壁にひびを入れてるって……フーケの手助けしてどうする。
 これ幸いとフーケは『破壊の杖』を奪ってまんまと逃走。振り落とされた才人は運良くタバサに助けられてるけど……
 王家の宝物が奪われたことでアンリエッタは急いで帰還。ま、『破壊の杖』って言ったって正体はアレだから、この世界の人間の常識で使えるものじゃないだろうけど……でも、何かの弾みでロックが外れて暴発ってこともありえるからねぇ。

◎ブラック・ジャック21
 (第75話)
 謎の流行病で次々に村が全滅してるアフリカの奥地。しかし、死因がみんなバラバラってのは、それって本当に病気なのか?
 ジャングルの奥にあるアーノルド村に最後の手がかりであるドクター・クーマを訊ねたブラック・ジャックだけど、クーマは奇病をもたらした元凶として村人から迫害されて遺跡に住み着いてるって状況。
 ブラック・ジャックが間の息子だと知るとすべてを話すクーマだけど、ジョルジュ博士の発見した未知の発電ウイルスBOPが本間血腫とフェニックス病の元凶だったってかい。BOPの危険性を唱えた本間はプロジェクトから追放されたけど、BOPを発電装置に使った人工臓器を移植された患者が次々に本間血腫を発症し、本間はその責任を一人で負って学会から去っていったってか。
 そのほとぼりがさめて、数年前にクーマのところにやってきたプロジェクトの統括者・全満徳がBOPが不老不死の効果があるって野生動物で実験させ、それが周囲の人間に感染したのがこの付近一帯のフェニックス病だったって……酷い話ね。
 で、いきなし間が危篤だって知らせ……なんか申し合わせたような事態の展開だな。だいたいノアールプロジェクトのこと知りたいのなら、そんな世界中駆けずり回らなくても最初から間に聞けば良かっただけだと思うんだけど……

◎名探偵コナン
 (第447話)
 魔物の話を真に受けて捜査を打ち切ろうとしてるへっぽこ刑事。どうでもいいけど群馬県警には他に人材はいないのか?
 しかしねぇ、首を吊って死んだ兄嫁はともかく、3階の窓から飛び降りて死んだ兄って……清水の舞台でさえ死ぬ確率は意外と低いって話なのに、3階から飛び降りたぐらいじゃ普通は重傷が関の山って感じ。よっぽどうまく飛び降りないと死ねないと思うぞ。

◎となグラ
 (第4話)
 相変わらず朝の着替え中で下着姿の香月を襲ってる勇治。まりえがモデルガンぶっ放してるのもいつもの光景だけど……
 出掛けに何か怯えるように塀を避けてるまりえ。猫が怖いってかい。何か意外な弱点って感じだな。そこにやってきたニーナ。「キ~~~ン」って、おまいはアラレちゃんかいっ! で、こいつのことも苦手みたいなまりえ。
 学校でニーナに付きまとわれてるまりえ。ま、確かにここまでべたべたされたら気持ち悪いわな。
 素の顔で登校したら誰にもわかってもらえなかったって悲惨な勇治。わかられたらわかられたで女の子には相手にされなくなったって……ご愁傷様。
 帰り道、猫に取り囲まれてるまりえ。それをニーナに助けてもらったけど、そのニーナから逃げ出してるってのは……
 ニーナを晩御飯に誘って何とか仲直りさせたって感じだけど……香月の作ったのが一番まずかったってオチかいっ! いくらなんでも、ギョーザにジャムは無いだろ。

 料理が下手なキャラを見てて思うのは、おまい、自分が食う立場になって考えて作ってるかって話。こういうやつらに限ってけっして味見をしながら料理したりしないし……それに他人の作った料理がどんなのかって、実物を味わいながらイメージするのも大事だろうなぁ。そういう基本を抑えてたら、別にたいそうなレシピを用意しなくてもそれなりに食えるものは作れるはずだぞ。

◎N・H・Kにようこそ!
 (第4話)
 現実の女を知らないからギャルゲーのキャラなんか作れないという佐藤に、ユーザーは現実の女なんかには幻滅してるから、理想の都合のいいキャラを創造するものだと力説してる山崎。なんか現実に痛々しい体験談があるみたいね。
 ギャルゲーのキャラクターのパターン……幼馴染(神岸あかり)、メイドさん(鷺澤頼子)、ロボット(マルチ)……ま、典型といえば典型だけど、おいおい、妹キャラを忘れてるだろ。
 約束の日まであと10日と、てぐすね引いて待ってる岬。怖いね、このデンパ女。
 2日も経って何も作れない佐藤に怒り狂ってる山崎。モデルがいないと掛けないと言う佐藤を無理やり連れ出したと思ったら……メイド喫茶かいっ! 確かに理想のメイドのモデルはいるわな。
 ついでに同人誌ショップに立ち寄ってるけど……エロ同人誌も知らないのか。実物大フィギュアに驚いてるのはともかく、フィギュアのスカートも素直に覗けないって……ある意味、ピュアだね。
「見付けた時に即ゲット」聖地巡礼の鉄則……はいいけど、それじゃ予算がいくらあっても持たないだろ。おまけに抱き枕をむき出しでお持ち帰りって……豪胆だねぇ。
 幼馴染でメイドでロボットで病弱で幽霊で未来から来たキツネの生まれ変わりって……そりゃツッコミもせずに感激して絵にしてる方が変だよね。
 抱き枕を忘れた山崎が取りに戻ってるのを待ってる佐藤の前に現れた文芸部の先輩……このねーちゃんも相当にデンパって感じだけど、さて……

◎Angel Heart
 (第42話)
 リョウが落とした女の子専用携帯を拾ったニュースキャスターのねーちゃん。登録データの女の子の数にてっきりホストだと思って取材させろと言ってるんだけど……酔い潰れて自分をさらけ出したと思ったら、自分の携帯には掛けてくる友達も恋人もいないって……よくある話。
 それを聞いて友達だと言ったリョウに、何を勘違いしたのだか、本気で恋したと言い始めてるんだけど……
 定職を持たないリョウに就職させようと番組で一緒のジャーナリストのおっさんを連れてくるけど、そのおっさんがなぜかリョウの知り合い。戦場ジャーナリストとか言ってたから、傭兵時代のリョウに助けられてたみたいね。ある意味、古い付き合いだな。
 その様子を見てさっぱりわけがわからないねーちゃんに、自分の身の上を話す香瑩。リョウを本気で好きになるなら自分たちと同じ世界に入ってくる覚悟があるのかって話なんだけど……ま、典型的な平和ボケ日本人のねーちゃんだから、そんなこと面と向かって言われても全然理解できてないんだろうね。

◎ラブゲッCHU ~ミラクル声優白書~
 (第17話)
 アタリが倒れたって知らせを受けた桃子。病院に行こうとするけど、そこに武宮先生から呼び出しの電話。これから夕海のラジオ番組に出るため名古屋に行くって……仕事を忘れてるんじゃねぇっ!
 しかし、わざわざラジオの収録に名古屋まで行くのか? 最近は大阪のラジオ局の番組でも声優の番組は東京のサテライトスタジオでの収録がほとんどだとかいう話なのに。
 しかし、テンション最低の桃子を挑発してやる気を出させてる夕海って……さすがは意地悪先輩キャラだけあるな。
 江戸川が何か画策してるのではと勘ぐってる天音、りんか、翼の3人。どうせアイドル路線の話なんだろうとうんざりしてる感じの3人だけど……
 病院で爆睡して起きたら夜だったアタリ。そのまま先輩に誘われて酔い潰れて帰ってきたら、下宿の前には待ちくたびれた祐理花が。意識が朦朧としたまま相手を桃子と思って抱きついてるアタリだけど……
 翌朝、起きたらベッドの中に祐理花が。何かアタリが酔った勢いでやっちゃったことになってるけど……従姉妹なら大丈夫とか、そっちの心配をしてる場合かいっ! いや、誰が相手であろうと、性行為そのものを直接禁じた法律は存在しないぞ。3親等以内だと法的な結婚関係を認めないというだけであって。子供だって、出来ちゃったものは仕方が無いの世界だし……
 そこに何も知らずに名古屋から帰ってきた桃子。アタリは相当に気まずいだろうけど……さて。

◎桜蘭高校ホスト部
 (第17話)
 夢から覚めたらデパートの中にいる鏡也。自宅で寝てたところを庶民ネタで地方物産展を見に来た環たちに無理やり連れられてきたってことだけど、すっかり忘れられてベンチに放置されてるとは惨めね。で、財布も携帯も持ってないから1人で帰るに帰れないって悲惨。
 そこに通り掛ったハルヒに兄弟のこととか聞かれてるけど……末弟だから跡を継ぐ可能性は無いのにいろいろと兄たちより余計に期待されてるって、大変だね。ま、そんな境遇がこんなにクールなやつに育てたんだろうけど。
 物産展でニセの陶器を売りつけられてる婦人を助けてる鏡也。インチキ業者も高校生風情に見破られてたら商売上がったりだな。しかし、窯元の一族と付き合いがあるって……いや、そんなのとっさに思い出せるところが凄いと思うけど。(ま、実はハッタリだという可能性も無いわけではないけど)
 助けたのは婦人の指環から自分とこと取引のある大手電機メーカーの会長夫人だとわかったからだと言ってる鏡也だけど……ま、そういうのは照れ隠しで、本当は助けるのに打算なんか無いんだって感じだな。
 一方、鏡也を放置して屋上で遊んでる環たちだけど……高校生になって屋上の遊園地って、庶民でも遊ばないぞ。で、いきなり高笑いと共に強力モーターが……ヒーローショーの司会って、何をやってるんだ、このねーちゃん。
 ヒーローの登場で鏡也のことを思い出した環。迷子の呼び出しってのはお約束だけど、なんでそんな庶民の文化を知ってるんだ? 迷子扱いされて怒りかんかんの鏡也。デパートは血の雨だな。

◎僕等がいた
 (第5話)
 矢野に告白された七美。済し崩し的に付き合うことになってるわけだけど……
「今日3時実行委員、4時映画、土曜打ち上げ……」
 どさくさにまぎれて映画に誘ってる矢野だけど、いろんな意味で付き合いにくい相手なのは確かだね。しかし、教室で眠りこけたままで起きたら4時半という七美もある意味凄いな。
「水ちんタカちゃんの私たちもいた」
 相変わらず大地監督ってこういうの好きだねぇ。

◎コヨーテ ラグタイムショー
 (第5話)
 グレースランドに向かうのに通常航行じゃ間に合わないって、ワープゲートを利用しに行くミスターたち……いや、普通、人類の生存に適した惑星なんて近いところでも何光年も離れてて普通なのに、ワープなんてデフォルトじゃないのか? 例え間に合わないにしても通常航行で行ける範囲って……この世界ではワープ以外の超光速航法でも存在してるのか?
 しかし、ただでさえお尋ねもので警備が厳重だろうに、肝心のグレースランド・ゲートは戦争のおかげで閉鎖中……それを無理やり開かせて通り抜けようって話なんだけど、ミスターを追ってマルチアーノもアンジェリカもぞろぞろと。ミスターの目的地がわかってりゃ、やることは見えてるって……相当に付き合いが長いみたいね<アンジェリカ。
 それにしてもメイの首を持ち歩いてるのか、アンジェリカって……
 ゲートを開く作戦を決行したミスターだけど、マルチアーノ12姉妹-2の乱入で合流に失敗。これじゃゲートの管理者に気付かれる前にゲートに突入できなくなってしまうって感じだけど、さて……

◎無敵看板娘
 (第2話)
 おいおい、これのエンディングの作画って大塚康生ってか。なんか無駄に人材を浪費してるな。

◎うたわれるもの
 (第18話)
 一同が食事をしている席に届けられた近隣の国家ナ・トゥンクでデリホウライという男が叛乱を起こしているという知らせ。それを聞いたカルラは自分の体を差し出してハクオロに叛乱軍を助けてやってほしいと頼んでるけど……
 それを目撃して不機嫌なエルルゥ。ま、自然な反応ではあるけどね。
 ハクオロが陰ながら支援しようとしたものの、叛乱軍はジリ貧で風前の灯だって報告。それを知っていきなりハクオロを簀巻きにして担ぎ上げてるカルラ。そこに出くわしたウルトリィ、目的を察して同行しようとするけど……旅行だと聞いて荷物をまとめてるエルルゥはまだしも、ユズハまで連れて行くか?
 朝になってハクオロと女性キャラだけが見事にいなくなってるんだけど、ムントやオボロはともかく、「逃げられた」って嘆いてるベナウィって……
 さっそくデリホウライと接触したハクオロ一行。自分たちは傭兵だと言って雇わないかと言ってるけど、強がって拒否しているデリホウライ。どうもこのデリホウライの姉がカルラって話みたいだけど、デリホウライは自軍に姉の名前をつけてるくせして姉には気付いてないって……別れたのはずっと幼い頃って感じだな。
 ナ・トゥンクの軍に夜襲を受けてるデリホウライ。仲間の1人が家族に会わせてやると言われて裏切ったって話だけど……あの世で会わせてやるってのは酷い話だな。不意を突かれた上に多勢に無勢って感じの叛乱軍だけど、ウルトリィ、トウカ、カルラの3人だけで敵を追い返してしまってるって……こいつら強過ぎ。
 裏切った仲間のことを悪し様に罵ってるデリホウライを殴ってるカルラ。ギリヤギナ族同士戦いで決着を付けようというデリホウライだけど、本当のギリヤギナ族の力を知るカルラの前には歯が立たないとは間抜け過ぎ。かつて弱者のことを省みず尊大になりすぎたのがギリヤギナが滅びた原因だと言ってるカルラだけど……

 ま、ヒロインキャラばかりゾロゾロ率いて出掛けてるあたり、原作のゲームでも番外編というか、オマケみたいな扱いのエピソードみたいだね。
 カルラってナ・トゥンクに滅ぼされたギリヤギナ族の国の皇族で、国が滅びた後に弟を守るために捉えられて奴隷にされ、他の国に売られようとしてるところでトゥスクルに漂着したってところか。ウルトリィと知り合ったのはまだ国が滅ぼされる前か、奴隷として売られる前なんだろうけど、この辺はどうなってるのかな。
 見た感じ自由人って感じのキャラだから、物語としては使いやすいキャラなのは確かだね。