Daily Bread 日々の御言葉

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「聖書各駅停車」
創世記からはじめて黙示録までをゆっくり走ります。

今日の御言葉 20141202 箴言29:1~27 「子育て」

2014-12-02 | Weblog
12月2日(火)
現在のテーマ「ソロモンの箴言②」
今日のテーマ「子育て」
■聖書 箴言29:1~27 (15,17,19)
■聖句 「懲らしめの杖は知恵を与える。放任されていた子は母の恥となる。‥‥。あなたの子を諭すなら、安心していられる。彼はあなたの魂に楽しみを与える。‥‥。僕を幼いときから甘やかしていると/後には手のつけられないものになる」。(15,17,19)
■解説
29章からは子育て、しつけといった意味合いの御言葉を聖句として選んでみました。「懲らしめの杖」とあるように時には厳しく教える必要もあります。しかし、それ以上に「子を諭す」ことが必要で、愛と忍耐とをもって「律法(トーラー)」を教えることがユダヤ人にとっての最上の教育でした。トーラーは、もともと「方向」を意味する言葉で、良い考えと善い行いの習慣を養うのがその目的であり、戒律(教え/しつけ)の奴隷にするのではなく、正しい道への方向づけをし、確かな命の道を自分で選ぶことができるように教え導くのがトーラーです。しかし、最善を尽くし最良の教育を施したとしても、知恵を教え込むことはできません。箴言2:6には「知恵を授けるのは主」とあります。前段に父の諭しとして「わが子よ/わたしの言葉を受け入れ、戒めを大切にして/知恵に耳を傾け、英知に心を向けるなら‥‥あなたは主を畏れることを悟り/神を知ることに到達するであろう」(2:1-5)とあるように、施すことができる教育(子育て)とは、知恵(真実なもの/神)を求める道を選ぶようにと方向づけして、励ますことだけとも言えるのです。人生が一度きりであるように、子育ての機会も一度きりです。やり直せないからこそ、一瞬一瞬を大切にする必要を思います。そこに自戒も生まれ、その上で子のために祈り続けるのが親の最後までの務めであろうと思わされます。
■祈り
教えことの難しさを感じます。子育ての大切さを教えられます。愛と忍耐をわたしに与えて下さい。子のために最後まで祈り続けます。

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