ひまわりのひとり言 2

お気に入りの画像にちょっとしたコメントをそえて・・・

日本のプチファーブル”熊田千佳慕”展

2009-09-11 23:23:55 | おでかけ
99歳(数え年)の細密画家「熊田千佳慕(くまだ ちかぼ)氏(1911年横浜生まれ)」が
世に知られるようになったのは何と70歳です!
1981年「ボローニャ国際絵本原画展」に入選してからのことです。
彼の昆虫は”まるで生きてるようだ”という賛辞をいただいたそうです。

(マウスオンで拡大しますよ。)
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1989年神奈川県立博物館で開催された「J.H.ファーブル展」に千佳慕氏の
原画が展示され、フランスからやってきた来賓の方が、

「ファーブル先生は虫の生活を文字で世界の人々に知らせたが、あなたは
虫たちの生活やファーブル先生の偉業を絵筆で多くの人々に知らせてくれた。
クマダはプチファーブルだ。」と。

(サムネイル画像をクリックしてくださいね。拡大しますよ。)
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★素晴らしい生物画家になることより、虫や花たちの言葉のわかる
 画家になりたかったのです。

★自然は美しいから美しいのではなく、愛するからこそ美しいのだ。

★見て 見つめて 見きわめて 私は心の目で、自然を描きたい。

★私は「雑草」という言葉はつかいません。どんな小さな花でも
 みんな名前を持っていますし、どの花もそれぞれの美しさを
 持っているからです。

(サムネイル画像をクリックしてみてくださいね。拡大しますよ。)
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ひたすら描く対象物を凝視続けて、イメージを焼きつけ帰宅して、イメージしたものを描いていたそうです。
細い筆一本で点描のように描かれてました。
一枚の作品を仕上げるのに妥協を許さず数か月から数年かけたそうです。

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心の綺麗な熊田千佳慕氏は今年の8月、98歳の生涯を全うされたそうです。

京都高島屋で今開催中の展覧会は追悼の展覧会となってしまいました。

是が非でも見ておきたいと独りで出かけ一点一点思う存分見せてもらいました、
そして記念に図録と上の二冊の本を買わせてもらいました。

8枚のサムネイル画像は図録をスキャンしたものです。


     ― 身のまわりにあるものに
     愛を感じ、美しさを感じ、
     たのしいひとときをもつこと。
     それが本当のゆとり。



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22 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます (みーばあ)
2009-09-12 06:38:47
みつばちマーヤの冒険
題名は知っています。
でもこんな素晴らしい絵本だったなんて知りませんでしたし、作者については全く知りませんでした。
素晴らしい絵本ですね~
花も虫も本当に生きていますね~
おはようございます (チーコ)
2009-09-12 07:55:53
magamikさん、
本当に、素直に、自然を愛された方ですね。
絵筆で描かれたようには思えないくらい正確に綺麗にお描きになっていてさぞ時間もかかったことでしょう。
プチファーブル、その通りですね。
プチファーブル (はたやん)
2009-09-12 09:31:49
おはようございます

まさに日本のプチファーブルですね~
確かな目で捉えた昆虫や蝶などの細密画の世界でしょうか。
カマキリ、フンコロガシ、ドングリを食べるリス、
ミツバチなど特徴を見事に捉えて表現されていますね。写真では表されない画の世界だと思います。

自然は美しいから美しいのではなく、愛するからこそ美しい
熊田千佳慕さん、さすがに素晴らしいお言葉に感動です。

ご紹介くださったmagamikさんにも感謝です。
本当のゆとり (夢追い人)
2009-09-12 09:52:02
magamikさん、1人でゆとりの時間を堪能されて
良かったですねぇ。
本当!身の回りで感じる美しさ・楽しさ・愛おしさ
全てがゆとりと、幸せな気持ちになるのですね。
画像を見せてもらっただけでも感動です!
友人が2~3日前に行ってきて、「素晴らしかった!」と一言・・・・
彼女は最近頚椎を痛め、痛みを押して行って良かったと言ってました。
とても美しいですね~ (花ぐるま)
2009-09-12 10:28:20
プチファーブルといわれた熊田千佳慕さん。
素晴らしい絵に本当に魅入ってしまいました。

細かいところまでリアルに描かれていて、どうしてこのような絵が描けるのかな~と感心しきり。
白寿記念に出版された妖精ブック花の旅は
magamikさんも購入されて~スキャンして
私達に見せてくださったんですね。

有難うございます。
昨日花ぐるまはキアゲハを写したばかりで
本当に生きているように皆描かれていますね。

今年の8月に永眠されたとか~残念ですね。
花ぐるまも実際にこの本を見てみようと思います。
有難うございました。
Unknown (かくべい)
2009-09-12 12:27:50
おはようございます。
一枚ずつの絵を見ていると、子どもの頃を思い出します。
秋の午後、積まれた藁束に寄りかかって日向ぼっこをしていると蜜蜂の羽音が聴こえる。
ふと見ると、花にとまったり、とんだり・・・。

― 身のまわりにあるものに
     愛を感じ、美しさを感じ、
     たのしいひとときをもつこと。
     それが本当のゆとり。 ―

まさしくそうですね。
忙しい時ほど、忘れています。
でも、熊田さんは忙しさを忘れさせてしまう絵を描かれていますね。
Unknown (satoyama)
2009-09-12 19:33:09
 貴方は常に外の世界にも心を大きく開いておられるのですね。
 常に学ぼうと言う気持ちをお持ちだから、出会ったものごとや、行った先々で感動をしておられる。
 ご存知でしょうが、松原泰道さんは、人生を歩むときの心の軸として、「感動する」ということを一番大切にされていますね。
綺麗! (magamik)
2009-09-12 19:33:28
こんばんわ~
「みつばちマーヤの冒険」は外国の
古い有名な童話ですので聞いたことが
あるかたは多いと思います。
そのお話に熊田氏が絵を付けられたのです。
25ページの絵本ですがその絵に5年を費やされたのですから、すごいです。
美しい絵を多くの子供たちに見せてあげたい
ですね。

ありがとうございました。
地面に這いつくばって (magamik)
2009-09-12 19:52:56
チーコさん!
こんばんわ~
虚弱で絵の好きな、お子さんが自然の中で
遊び元気になられたようですよ。
ビデオを見てましたら、習字の小筆くらいの筆
一本の先にほんの少し絵具をつけて点を描く
ような調子で描いておられましたから、膨大な
時間がかかると思います。
花も虫もイキイキしてますものね。

ありがとうございました。





絵だからこそ (magamik)
2009-09-12 20:04:41
はたやんさん!
こんばんわ~
熊田さんは今の横浜中区の山手の公園で
遊んでおられたようですよ。

花や虫を自由に組み合わせ、その隙間に見える
素晴らしい遠景!
写真では難しいですよね。
絵だからこそですね~。
偉大な方は考え方も秀でておられます。
私も感動しました!

ありがとうございました。

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