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鬼平犯科帳と池波正太郎_その4、その他登場人物編

2012年09月13日 | Weblog
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その他登場人物編(文春文庫「鬼平犯科帳の世界」より)

久栄(ひさえ)

 平蔵の妻。十八歳で平蔵の妻になる。二男二女の母親。さばけた人柄で奉公人が心服する威厳がある。
 平蔵の世話は侍女まかせず自らする。また、与力、同心、密偵などに自ら酒やお茶をだす。

 (三巻)むかしの男より

   平蔵と結婚る前に久栄は、男にもてあそばれ、捨てられる。それを久栄の父親が平蔵の前で「もう嫁にいけぬ」とこぼしぬく
   -中略-

   「ああ、もう、実にまったく、とんでもない男にだまされた・・・・・・・・・」
   「なげいたところではじまりませんよ」
   「だからと申して・・・・・」
   「よろしければ、私がいただきましょう」
   「え・・・・・?」
   「久栄さんを嫁に・・・・・・」
   「なんと・・・・・・・」

   「道楽ものの私では不足かな」
   「そりゃ、まことか?」
   「ああ、左様です」
   「まことに、まことか?」
   「まことにまことですよ」
   「むすめは、傷ものだぞ」
   「私だって、傷もの点ではひけをとらない。おたがいさまですよ」 -中略-

   翌年・・・・・・
   久栄が平蔵の妻となったとき、
   「このような女にても、よろしいのでござますか・・・・・?」
   久栄が両手をつき、平蔵に問うた。
   「このような女とは、どのような女なのだ?」
   「あの、私のことを・・・・・・」
   「きいたが忘れた」-中略-

   右手を久栄のえりもとから差しこみ、ふくよかな乳房を
   ふわりと押さえつつ、
   「久栄」
   「はい・・・・」
   「お前は、いい女だ」
   「ま・・・・・・・」
   「前から、そうおもっていたのさ」
   「あれ、・・・・・・・・ああ・・・・・・・」

   と、これが二十数年前の平蔵夫婦の結婚初夜の情景であった。
   以来、ただの一度も、平蔵は妻の過去へふれたことはない。

長谷川辰蔵宣義(のぶのり)

 平蔵の嫡男。根は真面目。酒色に通じている。
 悪友の弥太郎と巧妙に遊び回っているが、平蔵は「若いうちだ、それもよかろう」と、見のがしている。
 剣術は、「坪井主水道場」で念流を学んでいるが、さぼることが多かったが近ごろはまじめになり、腕も上達している。

佐嶋忠介

 筆頭与力。温厚な性格。急変時の臨機応変の決断力あり。平蔵より四、五歳年上。
 平蔵は、佐嶋ほどに「おれの呼吸をのみこんでくれるものは、ほかにおらぬ」と、深く信頼している。大の酒好き、非番の時、三升飲むこともある。

酒井祐助

 筆頭同心。重厚な人柄。剣は柳剛流の免許皆伝の腕前。変装が得意で虚無僧姿は専門的。尺八の腕前はプロ級。

沢田小平次

 同心。小野派一刀流の免許皆伝の腕前。平蔵からも「まともに斬りあったら、おれもかなうまい」と、いわせるほどの剣客。

松永弥四郎

 同心。竹内流捕手術の名手。変装と尾行の名手。
 妻を野天で襲いかかる異常な性癖あったが、平蔵に諭され異常性癖がなくなる。

小柳安五郎

 同心。もとはおっとりした人柄であったが、初産で妻子を亡くしてから、人がかわり筋金入りの同心になる。

木村忠吾

 同心。色白でぽっちゃりしており、芝にある菓子屋の「うさぎ饅頭」に似ていることから「兎忠(うさちゅう)」と呼ばれている。
 酒と女に目がなく、度々失敗するが、愛される性格で、緊張感漂う盗賊改の雰囲気を和らげる貴重な存在。

三沢仙右衛門

 平蔵の従兄。大百姓。三沢家は平蔵の母の実家。平蔵と親しく、仙右衛門は、平蔵の酒の相手をつとめるのが「何よりのたのしみ」。

岸井左馬之助

 平蔵の親友。平蔵と同じ年令。高杉銀平道場で平蔵と一緒に剣の腕を磨く。平蔵とは互いの腕を切って血を飲みあう「兄弟分」の仲。
 平蔵を助けて、お上のご用に役立つことを無性の喜びと感じている。永らく独身だったが現在妻あり。

井関禄之助

 平蔵より四歳下。高杉銀平道場ぼ同門で平蔵は弟のように面倒をみてやる。
 乞食姿で平蔵と再会。「乞食坊主は三日もやったら、もうやめらなくなるもんですよ」が口癖。
 平蔵と再会してから、托鉢坊主に変装して平蔵の仕事を助ける。

お熊

 茶店「笹や」の女あるじ。凧の骨のように痩せた老婆。若い頃、勘当同然で家を飛び出した、平蔵に酒を飲ましたりして面倒を見てやった。
 与力・同心・密偵達との連絡場所。平蔵の仕事への協力をおしまない。

三次郎

 本所・二ツ目横の軍鶏(あやも)なべ屋「五鉄」の亭主。平蔵とは昔なじみで、先代からの行きつけの店。
 与力・同心・密偵達との連絡場所。平蔵の仕事への協力をおしまない。相模の彦十の寄宿している。

井上竜泉(りゅうせん)

 幕府の表御番医師。平蔵の亡父と親交が深く、今も平蔵との交誼をたやさない。親類同様のつきあい。
 毒薬鑑定や密偵・与力・同心たちの病の治療をしたり、平蔵の仕事への協力をおしまない。

石田竹仙

 絵師。昔、盗人時代に命を平蔵に助けられる。
 頼まれれば「いつでもかけつけます」と、犯人の人相書きで、平蔵の仕事への協力おしまない。

京極備前守高久

 平蔵の上司「若年寄」。平蔵が「よくできた御方じゃ」と漏らすほど、平蔵のよき理解者。平蔵へ手元金で援助することもある。

 以下、鬼平犯科帳と池波正太郎_その5、名場面編につづく

 
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