とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

神戸街歩き:後半

2018-03-13 21:13:23 | 観光
カワサキワールドは、東京と神戸に本社を置く川崎重工グループが運営する企業ミュージアムだ。歴代のバイクや0系新幹線などが展示され、乗り物好きにはたまらない体感コーナーもいっぱいあって子どもから大人まで楽しめるアミューズメントさながらのミュージアムである。

まず、入り口から中に入って行くと、創業者・川崎 正蔵と初代社長・松方 幸次郎についての紹介コーナーがある。そして、その先には、豊富な写真と製品模型で、造船業から総合重工業へと発展した川崎重工グループの歴史が紹介されている。国産初の産業用ロボットやジェットスキー初期モデルなどの実物も展示されている。1世紀以上にわたる川崎重工グループが関わった事業は、どれもスケールが大きく、まさに物作り日本のリーダー的な会社であることが一目瞭然である。陸海空の全てに関わる乗り物が川崎重工で作られていたことを改めて知り、凄い企業である事に感動する。


モーターサイクルギャラリーでは、お馴染みのKawasakiの歴代マシン、レース車など、数多くの実車が展示されている。




また、実際に触ったりまたがったりできる体験コーナーに加えて、サーキットを模擬走行できるライディングシミュレーターがある。ライディングシミュレーターはNinja ZX-10Rに乗って模擬走行できる。コースはカワサキが大分県に所有する全長約1.4kmのサーキット「 SPA直入」で、このコースを最高時速200kmの設定で2周するという仕様である。面白そうだが、予約制で何人も付いていたので後ろから見るだけで我慢した。


こちらは、0系新幹線・先頭車両の実物だ。


客室や運転席にも入ることができる。


水上バイクのゲーム。


大型の川崎バートルKV-107II型ヘリコプターの実物。


ヘリコプターの客室内部に入ることもでき、操縦室も見る事が出来る。計器が一杯あって操縦するのは大変だなあと思った。


超人気なのが、パイロット気分で神戸空港での離発着を体験できるフライトシュミレータなのだが、こちらも予約が一杯入っていた。

鉄道模型コーナーでは、手作りジオラマの中を0系から700系まで4種類の新幹線やサンダーバード、サンライズエクスプレスなどの模型が走っていて、自分で発車や停車を操作できる。


工場で働く産業用ロボットたちが、動きながらその秘術や特徴を紹介するコーナー。


川崎重工業が研究開発している架線・蓄電池併用式超低床電車 (ハイブリッドLRV)のSWIMO(スイモ)。


カワサキワールドで十分楽しんだ後、神戸港震災メモリアルパーク内を歩いていく。ここは、阪神淡路大震災によって被災したメリケン波止場の一部(岸壁60m)をそのままの状態で保存し、見学できるように整備した公園だ。また、神戸港の被災の状況、復旧の過程などを記録した模型や映像、写真パネルなども展示されており、震災のすさまじさを間近に見て、肌で感じることができる。


神戸商工貿易センターを目指して歩いていく。


16時50分。神戸商工貿易センター入り口で、翌日のマラニック参加メンバーと合流する。これから前夜祭と称して24階 バイキングレストラン THE SKY BUFFETでディナーバイキングだ。24階のレストランからは、ポートアイランドが一望できる。


17:53。六甲の山並みに夕日が沈んでいく。


18:56。もうすっかり日が暮れて神戸の夜景が見える。


バイキング終了時間となり、清算をして帰り支度だ。


19:30。三宮のジャズバーに寄って二次会である。


ジャズを聴いて、みんなほろ酔い気分だ。


ジャズライブが一区切りついたところでお開きとして、この日の宿まで歩いて帰る。翌日は、神戸ええとこマラニックを走る予定だ。

参考.神戸街歩きのコースマップ(移動距離13.6キロ、内徒歩は10.3キロ)

神戸街歩き:前半

2018-03-12 22:19:54 | 観光
神戸ええとこマラニックに久しぶりに参加することにしたのだが、日帰りではもったいないので前日から泊りで神戸に行くことにした。マラニックは日曜日なので、土曜日はまだ行った事のない神戸の名所に行くことにした。土曜日の朝、早めに家を出て、新神戸駅に着いたのは10時過ぎだった。新神戸駅から歩いていける場所として、まず最初に向かったのが、横尾忠則現代美術館だ。


横尾忠則現代美術館は、兵庫県西脇市出身の美術家、横尾忠則からの寄贈・寄託作品を多くの人々に鑑賞してもらうために兵庫県立美術館王子分館の西館をリニューアルし、2012年11月に開館した美術館だ。この日は、「横尾忠則の冥土旅行」というテーマの作品が展示されていた。「死」を自らの重要なテーマと位置づけ、様々な死のイメージを作品に投影してきた横尾忠則の作品が展示されていた。写真撮影はできなかったが、横尾忠則らしい幻想的でシュールな世界が部屋いっぱいに展示されていた。


最新作である女性のポートレート・シリーズ(こちらは撮影OK)では、描かれた女性たちの顔の一部が石や蛙やキャベツといったオブジェによって唐突に覆い隠されている。実体を失った不可解な存在として私たちの前に現れるということらしい。こういう不可解な絵が彼の作品の特徴だが、やっぱり顔が見えないというのは残念だ。


こちらも同様に、女性の後ろ姿だけの絵が何十枚も描かれている。


3階には、横尾忠則の資料室があり、1960年代の革新的なポスターデザインや1970年代~1980年代を通じて数々のアルバムジャケットデザインも見る事が出来た。若かりし頃、ドキッとするようなポスターやジャケットにときめいた覚えがあり、懐かしかった。

横尾忠則現代美術館のすぐ前には、神戸文学館と神戸市立王子動物園が見える。


美術館を出ると、すぐ前の神戸市立王子動物園に入る事にした。


入り口から入るとすぐ目の前には、フラミンゴの群れがかたまっていて、白とピンクが目に鮮やかに飛び込んできた。


そして、その奥にはパンダ舎がある。現在、日本では、和歌山・アドベンチャーワールドと東京・上野動物園、そして神戸・王子動物園でしかパンダを見る事が出来ない。和歌山は、行くのにはちょっと遠いし、上野は人気がありすぎてゆっくり見られない。その点、神戸はほとんど待ち時間なしに、間近で見る事が出来るので超穴場なのだ。ハッキリ言って、本物のパンダを見るのは初めてだったので、それが目的で王子動物園に入ったようなものだ。ちょうど餌やりの時間になったとかで、パンダが屋内舎から出てきたところだ。


王子動物園にも、当初は2頭いたらしいが、オスのコウコウが死んでしまったので、現在は、メスのタンタン1頭だけだ。何とか、もう1頭増えるといいものだが。


一生懸命、笹を食べるタンタン。


こちらはコアラだが、お昼寝タイムなのか、まったく微動だりともしない。


レッサーパンダは、ちょこまかとせわしなげに動き回っている。


オスの象。キバがどうしたものか1本折れてしまっている。


動物園を出てから灘駅で食事をしてから、元町駅までJRで移動する。元町駅からは歩いてメリケンパークに向かう。神戸のシンボル、ポートタワーも見えてきた。


メリケンパークに来たのは、神戸海洋博物館とカワサキワールドに寄るためだ。


まずは、神戸海洋博物館の帆船の模型などを見て回る。




豪華客船の模型もある。


神戸海洋博物館のテラスからは、優雅な船旅を想わせる神戸メリケンパークオリエンタルホテルが見える。


そして、最後は神戸海洋博物館に併設されているカワサキワールドに入って行く。こちらは、子供や男性には特に興味を惹かれるものが数多く展示されている。

「神戸街歩き:後半」に続く。

2018静岡マラソン

2018-03-05 22:23:32 | マラソン
今年も地元県のフルの大会という事もあり、静岡マラソンを走ってきた。3回目までは雨に祟られ天候には恵まれない大会であったが、去年からは天気に恵まれ今年もいい天気になった。ただ、3月としては気温が高すぎて霞がかかったような天気で富士山の眺望には恵まれなかった。

早いタイムでは完走できそうもないので、最後尾のFブロックからスタートする。整列は、駿府公園のお堀のまわりだ。ぞろぞろと前の方に進んでいく。


8:20のスタートの号砲が鳴ってから10分かかって、スタートゲートに到着する。


来賓席の前を通って、やっとフルマラソンのスタートだ。


静岡市内のメインストリートにあるセノバ前を通過する。


9:54。安部川橋の手前を折り返す。まだ。14キロほどだ。


25キロ地点を過ぎると、海岸沿いに出る。久能のイチゴ街道だ。それまでは、1キロ6分少々のペースで走っていたが、このあたりから足裏にかかる衝撃がキツクなってくる。ランニングシューズの踵をはじめ先の方から全体的にへたってきていたのだ。もう替え時だと分かっていたが、もう少しもたせようと思ったのが失敗だった。


下り坂に来ると、衝撃が大きすぎてまともに走れなくなってきていた。後半は、一気にペースが落ちてラストスパートもままならずゴールに到着する。


結果は、ネットタイムで4時間50分だった。前半のペースで行けば、4時間半くらいで行けるかなと思ったが、やはりフルマラソンはそんなに甘くはない。思ったより疲れたが、今のところ膝痛などの大きなダメージはないので大丈夫だろう。早急に、新しいランニングシューズに変えなければ!

参考1.今回のコースマップ


参考2.今回の高低図