とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2014いわて銀河100kmチャレンジマラソン・前夜祭

2014-06-09 22:35:12 | 観光
ブログを2日ほど休んでしまったが、土日月と岩手に行ってきていた。初めての岩手県へのウルトラマラソン遠征である。今回は、岩手には何度も出場経験のあるgakuさん、Kさんの二人と、N山さん、私の4名での参加となった。

東北新幹線の北上駅を降り、歩いてすぐのところの北上勤労者体育センターで選手受付を行う。受付でもらった先着順の無料ラーメン券で、地元の名物ラーメンをさっそく頂く。


受付後、前夜祭会場に向かうと、立ち見もでるほど選手で埋まっていた。


前夜祭会場では、地元の民族芸能「鬼剣舞(おにけんばい)」が披露されていた。「鬼剣舞」は、威嚇的な鬼のような面(仏の化身)をつけ太刀や扇を使い、頭や腰を巧みに動かしながら勇壮に華麗に踊る芸能である。役の行者小角が念仏を広めるために、念仏を唱えながら踊ったのが始まりという説や、羽黒山の法印・善行院荒沢鬼渡大明神で悪霊退散・衆生済度の念仏踊りとして伝えられたのが始まりともいわれているそうだ。初めて見たが、勇壮で目まぐるしい動きに圧倒された。












「鬼剣舞」の後、この大会に5回以上完走した人に与えられる表彰式があり、同行のgakuさんが表彰を受けGMC(ギャラクシー・マスターズ・クラブ)の一員になった。ゼッケン番号も永久欠番で一般参加者とは別格の扱いとなる。かなりきついこのコースを5回も完走したというのは、凄い事である。


この大会には、毎年吉本興業の宮川大助・花子が監督を務める「吉本ナショナルDreams」が参加しているそうで、チームの挨拶があった。メンバーは、100kmを7区間に分けてタスキでつなぐ「100km駅伝の部」、1人で走る「100kmの部」「10kmの部」にエントリーしたようだ。




その後、近くにある駅前のホテルに戻った。翌日の午後4時のスタートに備えて早めに眠らなければならなかったが、ビールやら酎ハイなどをいつも以上に飲んでしまったので、なかなかベッドに入っても寝つけられなかった。

「2014いわて銀河100kmチャレンジマラソン・当日」に続く。

Outlook.com で Word、Excelを編集できる

2014-06-06 19:58:42 | インターネット
Outlook.com のOneDrive を写真の保存用に重宝して使っているが、単なる写真を保存するだけのクラウドサービスではないのがいい。いろいろ使い方を調べてみると、メールで受け取った写真、ワード、エクセル、パワーポイントなどのファイルをコンピューターにダウンロードして、保存したり、開いて印刷したりもできる。これまで、Officeのソフトは、パソコンにインストールして、オフラインで編集することしか頭になかったが、Outlook.comを利用することで、Officeのソフトがなくても、一般的な機能の利用だけなら十分使えるのだ。

例えば、メールに添付された Word および PDF ファイルは、Word Online で開かれ、Microsoft Word の印刷レイアウト表示と同じように表示される。PowerPoint ファイルは、PowerPoint Online で開かれ、スライドを進めたり、発表者のノートを表示したりでき、切り替えやスライド アニメーションなど、スライド ショーとしてプレゼンテーションを表示することもできる。Excel ファイルは、Excel Online で開かれ、データを表示したり、ブック内の別のワークシートに切り替えたりすることができる。つまり、ネットに繋がっている状態であれば、メールで送られてきたWordやExcelのファイルなどをOnlineで編集できるという訳である。

Outlook.com は、マイクロソフトが提供する無料の個人用 Web メール サービスであり、マイクロソフトのアカウントを取得することで、これらのサービスがすべて利用できるようになるのだ。無料だからといって、広告が表示されたり、メールを解析されることもない。最近、2台目のノートパソコンのOfficeが、何かの具合で利用できなくなってしまい、復元することが出来ず困っていたのだが、Outlook.comのWord OnlineでWordを編集できることがわかり一安心したところだ。作成したファイルは、OneDrive に自動的に保存されるので、削除してしまうことや、ハードディスクの容量を気にすることもない。今や、パソコンはオンラインで利用するのが当たり前の前提でいろんなサービスが考えられているわけだ.


昼寝の効果

2014-06-05 23:16:42 | いろいろ
新聞記事で、ちょっと面白い内容の記事があった。福岡のある有名な進学校では、毎日午後1時15~30分まで、生徒も教職員も机に伏せて寝る「午睡」の時間を設けているという。この高校が昼寝の時間を設けたのが2005年度からだというが、大学入試センター試験の結果は、導入前が全国平均より1.15~1.17倍程度高かった点数が、現在では1.18~1.25倍も高くなり、東京大などの合格者数も右肩上がりになった。さらに体育・文化系を含めた部活動も県大会ベスト16以上の延べ出場回数が27回から43回にアップしており、明らかに昼寝の効果が表れているというのだ。

このわずか15分の昼寝になぜ効果があるのかというと、人間の体内時計は日中なら昼食後の時間帯に眠気を最も強く感じるので、その直前のごく短時間の昼寝をすることで、その後に訪れる眠気を軽減し、効率的な活動を維持することができるという。人間は脳の体内時計の影響で、1日の眠気のピークが午後2~4時と午前2~4時の2回訪れるそうだ。つまり、その時間帯に眠らないでいると脳内に「睡眠物質」がたまって眠気を引き起こす原因になる。そこで、昼寝をごく短時間することで、脳内にたまった睡眠物質を減らして眠気を軽減させ、効率的な活動を維持できる可能性が高まるというわけだ。

人間の活動に効果があるといった事だけでなく、健康面でも有効とされ、昼寝をすることで心筋梗塞のリスクが低くなったり、高血圧や肥満の抑制につながるというデータもでているそうだ。また、習慣的に1時間以内の昼寝をする高齢者は、認知症になるリスクが5分の1程度にまで低下するというデータもあるという。ただ、あまり寝すぎるのはよくない。夜しっかり眠るため、午後3時以降の昼寝は禁物で、高校生や大学生なら10分程度の昼寝で十分。30歳代は10~20分、40~50歳代は20~30分以内がいいそうだ。

このところ、寝不足気味を感じている人には、昼食後の短時間の昼寝を是非お勧めしたい。そんな短時間では眠れないという人でも、目を閉じて頭を空っぽにするだけで脳はリフレッシュできるというから、昼寝の効果は十分あるといえるだろう。

ブログテンプレートを急遽変更

2014-06-04 22:06:54 | ブログ
gooブログには多彩なテンプレートがあり、毎月その月に合いそうなテンプレートに切り替えている。
それでも、何年もブログを続けていると、気にいったテンプレートが少なくなってきていた。
今月初めに、さっそく6月ぽぃテンプレートに替えて見たものの、見飽きたものしかなかった。
もっと洒落たデザインを追加して欲しいものだと、かねがね思っていた。

そんな矢先、今日から新しいジャンルのテンプレートが追加されたとの情報が入った。
「ワイドβ」と呼ばれる新しいジャンルのテンプレートはサイドメニューの幅や記事本文の文字が従来より大きくなっている。
その分行間も広く取っていて、文章量の多い方にもお試しいただきたいということで、試しに使って見る事にした。

確かに、文字が大きく見やすくなったようだ。
また、写真も梅雨時らしいイメージに合う。
しばらくは、このテンプレートを使ってみる事にしよう。

2014霧島山・開聞岳登山「開聞岳編」

2014-06-03 23:34:40 | 山登り
霧島山を登った後、指宿温泉に泊まる。指宿といえば、砂むし温泉が有名だ。ホテルにも、砂むし温泉があり、朝風呂の代わりに砂むしを初体験してみた。砂むしとは、浴衣を着て適度な温度になるように攪拌された砂に埋まって温まる入浴方法である。一人では無理なので、シャベルを持った係員に砂を盛ってもらう。頭部には、タオルを巻いて砂の付着を防ぐようになっている。


湿った熱い砂を体に盛られて、簡単に身動きできない状態になる。10分ほど砂に埋もれた状態を我慢した後、自力で何とか起き上がり、露天風呂で砂を洗い落して砂むし温泉体験が終わった。その後、普通の温泉以上にずっと体が火照って暑かった。


ホテルの部屋から、庭を見下ろした様子だ。ヤシの木が立ち並び、南国情緒たっぷりだった。


ホテル玄関前で写真を撮って、開聞岳へと向かう。


途中で、JR日本最南端の駅「西大山駅」に立ち寄る。


ホームからは、端正な形の開聞岳がバッチリ見える。


因みに最北端駅は「稚内駅」、最東端駅は「東根室駅」、JR最西端駅は「佐世保駅」になるそうだ。JRがついているのは、私鉄が含まれていないからである。「西大山駅」も、2003年沖縄にモノレール駅ができたので日本最南端の駅ではなくなってしまった。しかし、現存する普通鉄道(通常の軌条を用いた鉄道)の駅としては従来どおり日本最南端であることは間違いない。


西大山駅には、『幸せを届ける黄色いポスト』が設置されている。“JR本土最南端駅にある「黄色いポスト」から、友人・家族・恋人に、”愛”が沢山詰まった手紙を送ってみませんか!!ここからなら普段は言葉に出来ないことも伝えられる。“ありがとう”の感謝の気持ちや”想い”を届けてあなたの大切な人の絆を結びます”と書かれている。


かいもん山麓ふれあい公園から、開聞岳の登山ルートが始まる。開聞岳は、見事な円錐形の山容から別名薩摩富士とも言われている。


公園広場から、見事な薩摩富士を見上げる。


すぐに、本格的な登山道に入っていく。


雨水の流れで、深くえぐられた登山道を進む。


3合目を通過。この山も1合目毎に表示が出ているので、歩く目安になる。


展望がいい場所からは、長崎鼻、佐多岬などが見える。


7合目を通過。あと1.1キロだ。


7.1合目からの展望もいいが、あいにく霞がかって遠くの島々が良く見えない。


空気が澄んでいれば、屋久島や種子島も見えるらしい。


山伏たちの修行の場所に使われた「仙人洞」という洞窟。




だんだん、大きな岩が増え歩きにくくなってきた。


急斜面にかけられたハシゴとロープ。


登山口から約2時間半で、開聞岳頂上924mに到着する。日本百名山の中では、筑波山に次ぐ低い山ではあるが、登山口からの標高差は740mもあり、かなり体力を要する山であることは間違いない。


登頂後、西大山駅で買ってきたスイカに早速かぶりつく。今年初のスイカは、開聞岳山頂からの素晴らしい展望を見ながらなので、味も一際美味しい。


正面には、池田湖が見える。


元来た道を戻りながら下山する。


下りは、2時間ほどかかった。登るときから下山まで、地元の知覧小学校の生徒たちと前後しながらの登山だった。開聞岳は、小学生の集団登山によく使われるようだ。なかなか険しい登山道だが、一本道なので迷う事は少なく子供たちは楽しそうに歩いていた。

参考:開聞岳コースマップ


山の後は、もちろん温泉である。事前に調べてあった「ヘルシーランド露天風呂」に入る。世界最大級の旅行クチコミサイトの「行ってよかった日帰りスパ&温泉施設」で、2014 日帰り温泉&スパ部門で全国1位 に選ばれたというだけあって、海に面して開聞岳を眺めながら入浴できる露天風呂は、素晴らしかった。

(写真は、ヘルシーランド露天風呂のHPより)

温泉から出たあとは、ひたすら鹿児島空港にむけて車を走らせた。時間があれば知覧などを観光したかったのだが、そんな余裕はなかった。鹿児島から中部国際空港に着いたのは、午後10時に近く、自宅に着いたのは、午後12時前だった。当初から、ハードな山行になると思っていたが、それにもまして充実した二日間ではあった。

2014霧島山・開聞岳登山「霧島山編」

2014-06-02 22:52:58 | 山登り
土日と、1泊2日で九州の百名山である霧島山と開聞岳に登ってきた。初日は、中部国際空港から朝一の鹿児島行きの便に乗り、帰りは最終の中部国際空港行きの便に乗るというハードなスケジュールだったので、さすがにいささか疲れたが、二日とも天気に恵まれ素晴らしい登山となった。

初日は、鹿児島空港でレンタカーを借りえびの高原まで車を走らせた。さすが九州は火山の国だ。えびの高原に向かう道路沿いには、いたるところで水蒸気が上がり噴気が見られた。朝一の便で鹿児島に着いたとはいえ、霧島山の登山口であるえびの高原に着いたのは、11時過ぎだった。空は、雲一つない快晴の天気となり絶好の登山日和である。もう辺りには、この時期の名物であるミヤマキリシマのピンクの花がいたるところで見られた。目指す霧島山の韓国岳(からくにだけ)もくっきり見える。


身支度を整え、韓国岳の登山口に向かう。霧島山は、韓国岳、新燃岳、高千穂峰などの火山群の総称である。現在でも、新燃岳周辺は活発な火山活動があり入山規制がかかっているためすべてを歩くことはできない。今回は、霧島山の最高峰である韓国岳を登ることで良しとした。


しばらくは、観光客用の遊歩道を歩き、ミヤマキリシマを愛でながら歩く。


ミヤマキリシマは、火山活動により生態系が乱された山肌で優占種として生存できる花だ。名前の由来は、「深い山に咲くツツジ」という意味で「ミヤマキリシマ」と命名された。溶岩だらけの山肌に、ピンクの色で一面に染まっているのが素晴らしい。




硫黄山と韓国岳の分岐に着く。


時間的にお昼になったので、ミヤマキリシマを真正面に眺めながら昼食とする。


昼食を済ませ、樹林帯の中に進んでいく。ここから登山道となる。


1合目に到着する。以後、1合ごとに標識が立っていたので目印になって助かった。


見晴がいい場所から下を振り返ると、硫黄山の白い山肌が見えた。


さらに上がっていくと、えびの高原の全体が見える。


5合目からは、背が高い樹木はなくなり低木の中を歩くことになる。すでに下山してくる人も多い。


韓国岳の南西にある大浪池の周りにも、ミヤマキリシマの群落が良く見える。


溶岩だらけの韓国岳山頂が見えてきた。


2時間ほどで、韓国岳1700mの山頂に到着する。


山頂直下には、巨大な噴火口跡が見える。


南東側には、今も噴火活動を続ける新燃岳と、その奥には鋭くとがった高千穂峰が見えた。


山頂周辺のミヤマキリシマの開花は遅く、つぼみの状態が多かったが、山頂周辺にもたくさんの群落があり、そのうち山頂周辺もピンク一色に染まる事だろう。咲き始めたミヤマキリシマと大浪池を一緒に撮ってみた。


山頂でしばらく休憩した後、同じ道を下山する。この辺りの山でもシカが多く、登山道に平然とシカが歩き回っていた。


韓国岳と硫黄山の分岐から、硫黄山を登ってみる事にした。


硫黄山は、霧島の中では最も新しい火山体だ。山というよりは、丘に登るような感じである。山頂部には直径約100mの浅い火口があるが、火口というより採石現場跡みたいだ。


溶岩だらけの、荒々しい風景だ。


硫黄山の北側から不動池に向かって降りていく。


徳利を持っているかのように見える珍しいお地蔵さんがあった。


溶岩とミヤマキリシマで囲われた場所に、お地蔵さんが立ち並んでいる。


不動池は、道路のすぐわきにあり、観光客も簡単に見に行ける場所にある。見事なエメラルドグリーンである。


道路脇から、ビジターセンター方向に戻る。相変わらずハイカーが多い。


オレンジぽいのは、キリシマツツジだ。


ビジターセンターに無事到着し、この日の御褒美にマンゴーのシャーベットなどを食べる。気温が上がり暑い日となったので、マンゴーアイスやシャーベットの売り場は列となり飛ぶように売れていた。この日は、本当にマンゴーシャーベットが最高に美味しかった。


参考:霧島山のコースマップ


これで、日本百名山・霧島山の登頂達成だ。72座目である。えびの高原から、120キロのドライブで指宿温泉まで向かった。
2014霧島山・開聞岳登山「開聞岳編」に続く。