信州の小諸は、八ヶ岳と浅間連峰の中間にあり、緩やかな起伏が美しい丘が広がり、森と田園の風景を楽しみながらトレイルできるコースがいくつもある。最近は、いろいろなトレイルを歩くのが楽しくなり、今回は浅間・八ヶ岳パノラマトレイルを3日間で歩くことになった。
1日目は、小諸駅から少し移動して「茶房 読書の森」さんの駐車場に車を置かせてもらう。駐車場横のバス停前でスタート前の記念撮影。
まずは舗装路を進む。
分岐点や曲がり角には、「浅間・八ヶ岳パノラマトレイル」の道標が建っている。
田圃のなかの農道を進んで行く。
ソーラーパネルの横を進むと、北側には浅間連峰が見えてきた。
棚田の風景が広がる。
のどかな田園地帯が広がっている。南の方に見えるのは八ヶ岳連峰だ。御牧ケ原の周囲は、遮るものがないので、南に八ヶ岳、蓼科山、霧ヶ峰、美ヶ原、西に北アルプスの槍穂高から白馬三山、北には浅間連山、東には西上州や奥秩父の山々を、天気が良ければパノラマで見渡すことができるという。また、平安時代には朝廷の古代御牧(御料牧場)として、馬を育て献上するための牧場であったことが「御牧(みまき)」という地名の由来だ。
くるみの木があるところを左折する。
眺望の丘からは、再び浅間連峰の姿が良く見える。
ハスの池の横を通る。我々の足音で、水鳥が水面を波立てながら飛び立っていった。
県立農業大学の農場の中を進む。
落ち葉が積もっていてふかふかの道だ。
農業大学のトラクター教習場の横を通る。
ススキが道にせり出し、秋らしい風景だ。
浅間山がくっきり見えてきた。なんとなく噴煙も上がっているようにも見える。
2時間半ほどで御牧ケ原を一周してゴールの「読書の森」に到着する。1日目は、ここで宿泊するのだが、宿泊施設は、モンゴルのゲオという住居だ。
オーナーに案内され、ゲルの中に入っていく。外から見ると、狭そうに見えたが、中に入ってみると意外と広く、10人は宿泊できるそうだ。寝る時は、寝袋と毛布があり、炬燵も用意してくれたのでそれほど寒くはなかった。
ゲルは円形で、中心の2本の柱によって支えられた骨組みを持ち、屋根部分には中心から放射状に梁が渡される。これにヒツジの毛でつくったフェルトをかぶせ、屋根・壁に相当する覆いとする。壁の外周部分の骨格は木組みで、菱格子に組んであり接合部はピン構造になっているので蛇腹式に折り畳むことができるという。初めてゲルに宿泊するが、モンゴルに行ったような気分になった。
ゲルの中にはトイレはなく、屋外のトイレにも案内される。ここも、今時のトイレではなく、土壁に覆われた手作りっぽいトイレだ。
中に入ってみると、水洗ではなく、使用後に上から石灰を散布するというバイオトイレだ。近代的なトイレに慣れている人には、違和感があるかもしれないが、山小屋のトイレに慣れている我々にとっては、特に違和感はない。
敷地は広く、庭を歩き回ると面白い形の建物がいくつもある。棒が突き出したような建物は、「どうらくパイプオルガン」という名前。敷地内には手作りの施設やオブジェが点在していて、大人の秘密基地みたいな場所だ。
夕食は、オーナー夫婦の畑で取れた野菜をふんだんに使った料理だ。オーナー夫婦と一緒に歓談をしながらの楽しい夕食となった。
極め付きは、オーナーのギター弾き語りでジョン・レノンのイマジンを聞かせてもらう。初日から楽しい夜となった。
参考1.1日目の高低図&コースタイム
参考2.1日目のコースマップ
「2022浅間・八ヶ岳パノラマトレイル:2日目安藤百福センタートレイル」に続く。
1日目は、小諸駅から少し移動して「茶房 読書の森」さんの駐車場に車を置かせてもらう。駐車場横のバス停前でスタート前の記念撮影。
まずは舗装路を進む。
分岐点や曲がり角には、「浅間・八ヶ岳パノラマトレイル」の道標が建っている。
田圃のなかの農道を進んで行く。
ソーラーパネルの横を進むと、北側には浅間連峰が見えてきた。
棚田の風景が広がる。
のどかな田園地帯が広がっている。南の方に見えるのは八ヶ岳連峰だ。御牧ケ原の周囲は、遮るものがないので、南に八ヶ岳、蓼科山、霧ヶ峰、美ヶ原、西に北アルプスの槍穂高から白馬三山、北には浅間連山、東には西上州や奥秩父の山々を、天気が良ければパノラマで見渡すことができるという。また、平安時代には朝廷の古代御牧(御料牧場)として、馬を育て献上するための牧場であったことが「御牧(みまき)」という地名の由来だ。
くるみの木があるところを左折する。
眺望の丘からは、再び浅間連峰の姿が良く見える。
ハスの池の横を通る。我々の足音で、水鳥が水面を波立てながら飛び立っていった。
県立農業大学の農場の中を進む。
落ち葉が積もっていてふかふかの道だ。
農業大学のトラクター教習場の横を通る。
ススキが道にせり出し、秋らしい風景だ。
浅間山がくっきり見えてきた。なんとなく噴煙も上がっているようにも見える。
2時間半ほどで御牧ケ原を一周してゴールの「読書の森」に到着する。1日目は、ここで宿泊するのだが、宿泊施設は、モンゴルのゲオという住居だ。
オーナーに案内され、ゲルの中に入っていく。外から見ると、狭そうに見えたが、中に入ってみると意外と広く、10人は宿泊できるそうだ。寝る時は、寝袋と毛布があり、炬燵も用意してくれたのでそれほど寒くはなかった。
ゲルは円形で、中心の2本の柱によって支えられた骨組みを持ち、屋根部分には中心から放射状に梁が渡される。これにヒツジの毛でつくったフェルトをかぶせ、屋根・壁に相当する覆いとする。壁の外周部分の骨格は木組みで、菱格子に組んであり接合部はピン構造になっているので蛇腹式に折り畳むことができるという。初めてゲルに宿泊するが、モンゴルに行ったような気分になった。
ゲルの中にはトイレはなく、屋外のトイレにも案内される。ここも、今時のトイレではなく、土壁に覆われた手作りっぽいトイレだ。
中に入ってみると、水洗ではなく、使用後に上から石灰を散布するというバイオトイレだ。近代的なトイレに慣れている人には、違和感があるかもしれないが、山小屋のトイレに慣れている我々にとっては、特に違和感はない。
敷地は広く、庭を歩き回ると面白い形の建物がいくつもある。棒が突き出したような建物は、「どうらくパイプオルガン」という名前。敷地内には手作りの施設やオブジェが点在していて、大人の秘密基地みたいな場所だ。
夕食は、オーナー夫婦の畑で取れた野菜をふんだんに使った料理だ。オーナー夫婦と一緒に歓談をしながらの楽しい夕食となった。
極め付きは、オーナーのギター弾き語りでジョン・レノンのイマジンを聞かせてもらう。初日から楽しい夜となった。
参考1.1日目の高低図&コースタイム
参考2.1日目のコースマップ
「2022浅間・八ヶ岳パノラマトレイル:2日目安藤百福センタートレイル」に続く。