とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2018奈良倉山

2018-05-01 22:39:42 | 山登り
4月最後の30日に、山梨県大月市の奈良倉山に登ってきた。奈良倉山は山梨県大月市と北都留郡小菅村の境にある標高 1349m の山で、大菩薩連嶺から東に続く尾根、牛ノ寝通りのほぼ中央にある。牛ノ寝通りは奈良倉山付近までが、南側が相模川水系、北側が多摩川水系の分水嶺となっていて、秀麗富嶽十二景にも選定されている。

早朝家を出発して、8:30頃、小菅村の小菅の湯に到着する。小菅の湯からはバスで登山口に向かう予定だった。小菅の湯から登山口の鶴峠に向かうバスは、村営バスに乗らなければならないが、土曜日や休日は予約制(日曜日は運休)になっているという事で、数日前、電話で乗車時間と人数を連絡しておいたのだ。当初余裕を持って9:30にしておいたのだが、1時間も早く着いてしまったので、9時に来てもらえないかと電話をして乗車時間を変更した。8:55。村営バスの乗り場でバスを待つ。


9:00。時間通り村営バスがやってきて無事乗車する。乗ったのは、我々メンバー5人だけだ。完全に貸し切りで、タクシーに乗ったような感じである。運賃は、一人100円という事で、運転手さんには何だか申し訳ないくらいだ。


9:08。鶴峠に到着する。


鶴峠には、富士急山梨バスも乗り入れているようだが、小菅村からは唯一村営バスに乗るしかない。ここから登山開始だ。


鶴峠からは、いきなりの急登だったが、登山道から臨む新緑が目に眩しいくらい鮮やかだ。




10:34。奈良倉山山頂1349mに到着する。秀麗富嶽十二景の5番山頂になり、私にとっては11景目の山頂だ。


山頂からは、富士山は見えないが、山頂より少し南側に富士山天望所がある。春霞の空となっていたが、十分富士山の眺望は楽しめる。




11:20。松姫峠まで下りてくる。名称の由来は、戦国時代に武田信玄の娘である松姫が、織田信長の軍勢から逃れるためにこの峠を越えたとされることによるそうだ。


松姫峠にもバス停があり、ここから奈良倉山に登ることもできる。トイレも完備されている。


松姫峠から登りはじめて約40分。12時頃、鶴寝山に到着する。だいぶお腹が空いてきていたので、山頂写真を撮るのも後にして昼食の準備だ。今回は、少人数なのでホットサンドを焼くことにしていた。まずは、パンにバターを塗ってチーズやレタス、トマト、玉子等を挟む。




ホットサンドプレートで裏表ともこんがりと焼く。


焼き終わったホットサンドを人数分に切り分ける。




チーズが入っているので、結構腹持ちが良くホットサンドだけでお腹が一杯になる。その後は、デザートのバームクーヘンとコーヒーで締めである。食卓をかたづけた後、鶴寝山山頂1368mの集合写真を撮る。


鶴寝山からも富士山が見える。午後になって雲が多くなり、やや白っぽい。


13:32。大マテイ山山頂1409mに到着する。ここまで来ると大月市というより奥多摩のエリアになる。大マテイ山は奥多摩エリアでは最高峰の紅葉を見られる山らしい。今回の山行でも最高峰となる。


最高峰を極めた後は、ぐんぐん下って行く。14:27。モロクボ平まで下りてきた。


倒木が何本もある登山道。倒木を何度も跨いで進む。


15:04。登山道が終わり沢まで来た。


集落とレンゲツツジ。


フォレスト・アドベンチャー・こすげの横を通り過ぎる。ここは、日本で唯一の里山ジップスライドができる施設だ。専用のハーネスを使用し自然の森の樹木を使って、「登り」「渡り」「滑走」するスリル満点のコースがいろいろあるそうだ。山登りしなかったら、この施設で一日遊べそうな感じだったが、今回は横目で眺めながら通り過ぎる。


15:19。フォレスト・アドベンチャー・こすげの入り口を出ると、朝、車を止めた駐車場だ。


駐車場からは、すぐ隣にある小菅の湯に移動する。小菅の湯はアルカリ性で、肌がヌルヌルする美人の湯だ。お風呂でさっぱりしてから、無事帰宅する。今回のコースは、登山道が歩きやすく、道標が要所要所に立てられていて初心者にもやさしいコースだ。4月最後の休日は、気持ちよい登山日和の一日となり、楽しく山歩きをすることが出来た。秀麗富嶽十二景は、残りの3番山頂である大蔵高丸とハマイバだけとなった。

参考1.今回のコースマップ


参考2.今回の高低図

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