とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

ビールに関する雑学

2016-03-07 22:20:16 | いろいろ
知り合いでビールが好きで、それに関する雑学も大変詳しい人がいる。先日、そんな雑学をいろいろ教えてもらった。なかなか面白い話だったので、ブログネタになるのではと思い、いくつか紹介してみようと思う。

「ビールは、なぜ飲める」
暑い夏になると、ビアガーデンや居酒屋などでは、大ジョッキが次々と飲み干されて空になっている光景をよく見かける。しかも、あんな大きいジョッキを短時間で何杯も飲めるというのは考えてみれば不思議だ。水だったら、ジョッキ1杯だけでさえ飲み干すことはできない。ビールと水の違いは、胃の中に一時的にとどまった後、体内に吸収される時のスピードが違うそうだ。 水は腸壁からだけしか吸収されないが、ビール内のアルコールは胃や腸からも吸収され、炭酸ガスや糖分も含んでいるので早く吸収されやすいのだ。おまけにアルコールは利尿作用もあるため、ビールの方はドンドン小便として出てしまうので、いくらでも飲めてしまうという訳である。

「ビールに割り箸を入れると泡が出てくる」
ビールにはかなりの量の炭酸ガスが含まれている。この炭酸ガスに刺激が加わると、泡となって放出されることになる。割り箸の表面には視認できない程小さなデコボコが数多く存在しているので、このデコボコとビールが触れる事によって炭酸ガスに刺激が加えられ、泡となって放出されるという訳だ。

「飲みかけのビールや炭酸飲料にスプーンの柄を下にして入れておくと炭酸が抜けない」
スプーンは、温度調節を行う役割を持つ「ラジエーター」と同様の働きをすると考えられる。スプーンの柄の部分を差し込んだボトル内の温度は、差し込まれていない部分よりも早く冷える。冷たい空気は暖かい空気よりも密度が大きく重いので、下にたまっていく。一般的に気体の溶解度は温度が低い方が高い(よく溶ける)ため、炭酸ガスは温度が低いほど抜けにくくなるという訳だ。

「ビールや炭酸飲料を首に当てると泡が噴出しない」
ビールなどを落としたり振ったりすると泡が噴出してしまう。それを避けるため、落とした缶やペットボトルを首に当て、声を出すと泡が噴出しなくなるそうだ。ただ首に当てるだけではなく、30秒くらい声を出しているのがいいみたいだ。その理由は、炭酸ガスの泡には微弱な振動を与えると泡同士がぶつかり消えていく性質があることによる。つまり、その振動を起こしているのが喉という訳である。

教えてもらったのは、現象の事だけで理由ではない。現象だけでなく、その理由も知りたかったので、手持ちのスマホでググってみたら、でるわでるわで、あっという間に理由も判明した。それぞれ、「ビールは、なぜ飲める」、「ビールと割り箸」、「炭酸飲料とスプーン」、「ビール首に当てる」といった簡単な言葉を入れるだけで、目的のページに簡単にヒットした。雑学の内容も面白いが、スマホで簡単に疑問が解消されるというのも、便利で凄い時代になったものだ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。