前日の深夜から風が強くなり、山小屋の窓がガタガタと鳴り響いていた。さすがにいつまでも眠っている訳に行かず、この日の行程をどうするか考えあぐねていた。天気予報や小屋番からの情報では、前線が日本海から移動していて午後から大荒れになるので、午前中に早い行動をとの事だった。結局、当初予定していた立山三山縦走は取りやめ、そのまま室堂まで下山することにした。風は強かったが、幸い雨は降っていなかった。それでも、暗いうちから歩き出すのは危険なので、明るくなった午前6時過ぎに剱御前小屋を出発する。
6:50。雷鳥沢キャンプ場が見えてきた。
下山開始した頃は、強風だったが、下るにしたがって風が治まってきた。数百mの標高差でこんなにも気象条件が変わるなんて山の天気は、分からないものだ。
7:00。雷鳥沢キャンプ場を通過する。テントが吹き飛ばされる様子もない。
地獄谷からの火山性ガスの臭いが強くなってきた。
雷鳥沢キャンプ場からは、段差の大きい石段をずっと上ってきたので息が切れ一休みだ。
キャンプ場がこんなにも下に見えている。
ちょっと標高が上がると、またもや強風になった、吹き流しが、真横になっている。しかも地獄谷から火山性ガスが流れてきているので、刺激性の強いガスを吸いこんで、喉が痛く、眼も痛い。急いで、臭いの強い場所を通り過ぎる。
やっと落ち着いた場所に出ると、突然ライチョウが飛び出してきた。どこかでライチョウが見られるといいなと思っていたら、天気の悪いこの日にやっと会えることが出来た。
7:45。ミクリガ池前を通過する。
さらに上り階段が続く。
8:00。室堂に無事到着する。ほどなく下りのトロリーバスに乗車することが出来、大観峰でロープウェイを待つ。
立山黒部アルペンルートの案内図だ。
9:20。ロープウェイ、ケーブルカーを乗り継いで黒部ダムに再び戻る。
黒部ダム堰堤の近くに“黒部の物語”という黒部ダム建設の歴史を物語る資料館がある。
中に入り、黒部ダム建設に関わった人たちのビデオや資料などを見て回る。
その後、黒部ダムのマスコット“くろにょん”と記念撮影。
さすが黒部ダム。“黒部の太陽”の映画ポスターと、主演の石原裕次郎のサイン入り記念プレートがあった。
10:50。最後のトロリーバスで、無事扇沢駅に到着する。扇沢まで下りてくると、剱御前の天気が嘘だったかのように、穏やかな日和だった。晴れ間はないものの、低山だったら問題なく上れそうな天気だった。まったく山の天気は、変わりやすい。
その後、地元のそばやと温泉に立ち寄り、無事帰ってくることが出来た。今回の剱岳は、百名山の中では特に難易度の高い山だったので、山に慣れたメンバーだけで行くことにしたが、全員トラブルもなく下山できたことは本当に良かった。しかも、剱岳登頂の日だけ好天に恵まれたこともラッキーだった。日程が一日ずれたら剱岳山頂には行くことができなかっただろう。
6:50。雷鳥沢キャンプ場が見えてきた。
下山開始した頃は、強風だったが、下るにしたがって風が治まってきた。数百mの標高差でこんなにも気象条件が変わるなんて山の天気は、分からないものだ。
7:00。雷鳥沢キャンプ場を通過する。テントが吹き飛ばされる様子もない。
地獄谷からの火山性ガスの臭いが強くなってきた。
雷鳥沢キャンプ場からは、段差の大きい石段をずっと上ってきたので息が切れ一休みだ。
キャンプ場がこんなにも下に見えている。
ちょっと標高が上がると、またもや強風になった、吹き流しが、真横になっている。しかも地獄谷から火山性ガスが流れてきているので、刺激性の強いガスを吸いこんで、喉が痛く、眼も痛い。急いで、臭いの強い場所を通り過ぎる。
やっと落ち着いた場所に出ると、突然ライチョウが飛び出してきた。どこかでライチョウが見られるといいなと思っていたら、天気の悪いこの日にやっと会えることが出来た。
7:45。ミクリガ池前を通過する。
さらに上り階段が続く。
8:00。室堂に無事到着する。ほどなく下りのトロリーバスに乗車することが出来、大観峰でロープウェイを待つ。
立山黒部アルペンルートの案内図だ。
9:20。ロープウェイ、ケーブルカーを乗り継いで黒部ダムに再び戻る。
黒部ダム堰堤の近くに“黒部の物語”という黒部ダム建設の歴史を物語る資料館がある。
中に入り、黒部ダム建設に関わった人たちのビデオや資料などを見て回る。
その後、黒部ダムのマスコット“くろにょん”と記念撮影。
さすが黒部ダム。“黒部の太陽”の映画ポスターと、主演の石原裕次郎のサイン入り記念プレートがあった。
10:50。最後のトロリーバスで、無事扇沢駅に到着する。扇沢まで下りてくると、剱御前の天気が嘘だったかのように、穏やかな日和だった。晴れ間はないものの、低山だったら問題なく上れそうな天気だった。まったく山の天気は、変わりやすい。
その後、地元のそばやと温泉に立ち寄り、無事帰ってくることが出来た。今回の剱岳は、百名山の中では特に難易度の高い山だったので、山に慣れたメンバーだけで行くことにしたが、全員トラブルもなく下山できたことは本当に良かった。しかも、剱岳登頂の日だけ好天に恵まれたこともラッキーだった。日程が一日ずれたら剱岳山頂には行くことができなかっただろう。
よく こんな怖ろしい場所で写真がお撮りになれましたね。
見るだけでも足が震えますが そこで写真を撮るって怖い!
お天気がよくて本当に良かったです、
晴れ男のとっちーさんの実力が発揮されましたね、
ベテランぞろいだったとはいえ 皆様 事故もなくご無事にお帰りになれて 本当に良かったです。
雷鳥さん 頑張った皆様へのご褒美ですね、
あらためて 雷鳥さんは 保護色だなと 動画を見て思いました。
たしかに、足場が不安定でカメラを構えるのも大変な場所もありましたが、自分自身ではそれほど怖いとは思っていませんでしたよ。
むしろ、リアルな写真が撮れてうれしかったですね。
ライチョウは、冬になると真っ白い毛に変わるんですよ。
夏でも冬でも保護色に守られ、天敵から身を守っているのですね。